masano to sebata

masanoatuko→hajime_sebataへのメッセージ。 公文書管理委員会に関する話。
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まさのあつこ @masanoatsuko

お待たせ、公文書問題、時間の固まりとスペースがないと書ききれない。ブログはダムに頼らない治水シリーズで固めたい。これも待ったなしだからこちらで性根をいれて今朝書きます。@hajime_sebata公文書管理法や委員会を「歴史研究者の視点が強い」という言い方はステレオタイプ

2010-07-26 05:59:41
まさのあつこ @masanoatsuko

現在の文書(=現用文書という)はやがて歴史文書になっていくわけですが、現用文書モードで話しをするなら簡単だけど、歴史文書モードに翻訳する必要があるんではないだろうかと構えてしまう@hajime_sebata現在の文書を求めている人たちと歴史文書を求める人たちとの間の相互理解の無さ

2010-07-26 06:01:47
まさのあつこ @masanoatsuko

ここはあえて構えずに自分本位な現用文書モードで書きます。とはいえ、せっかく公文書管理委員会の資料がようやく公開されたのでそれを使って書くと・・・@hajime_sebata現在の文書を求めている人たちと歴史文書を求める人たち

2010-07-26 06:03:28
まさのあつこ @masanoatsuko

瀬畑さんブログhttp://h-sebata.blog.so-net.ne.jp/2010-07-26 もリンクを張った「資料4 別表1 行政文書の保存期間基準」http://bit.ly/bVpXmZ についてどう見るかです@hajime_sebata 

2010-07-26 06:05:29
まさのあつこ @masanoatsuko

これでいいのかなと思います。現用文書(=り官僚の仕事のやり方)と向き合い取材をすると、全現用文書は、せいぜい3年、担当部署で保管した後は、どんどん中間書庫(成立した公文書管理法では曖昧にされましたが)に入れ、保存期限または永久保存を決めるべきだろうと@hajime_sebata

2010-07-26 06:21:18
まさのあつこ @masanoatsuko

つい先日もありました。アセス法改正案を巡る防衛省と環境省の協議。協議の結果は「個人メモ」だと担当者が言い張った。hajime_sebata

2010-07-26 06:23:50
まさのあつこ @masanoatsuko

そんなはずはない、そんなことはありえない。その官僚が異動したらその協議結果は組織としてなかったことになるのか?政令を巡る省庁同士の協議の結果が組織で共有されていないはんてありえない。ところが情報公開法で開示請求をしても協議結果は出てこない。@hajime_sebata

2010-07-26 06:26:40
まさのあつこ @masanoatsuko

協議中の文書は十分にきちんと出てきたから(結果も知っているので)それで記事は書いて、事実を明るみに出したが、この場合、問題は公文書管理の問題。つまり「公文書」のうち「行政文書」とは何か?@hajime_sebata

2010-07-26 06:28:38
まさのあつこ @masanoatsuko

私文書でない場合、公務員が業務時間内に公務として書いた記録はすべて行政文書であるべき@hajime_sebata

2010-07-26 06:31:01
まさのあつこ @masanoatsuko

ところが開示したくない文書は「個人メモ」ですと言い張って出してこない。組織で共有している情報であっても「口頭で報告したかもしれない」などと言えば、「行政文書ではない」という解釈を勝手にしてしまう。その官僚が未来永劫その担当者でない限りありえない@hajime_sebata

2010-07-26 06:33:23
まさのあつこ @masanoatsuko

つまり、この情報はこの省庁のこの部署と、あの省庁のあの部署とで密かに共有している情報(もっと言えば法律が成立してから時限爆弾のように「政令」で初めて姿を現す情報)だという意識でそれまでは存在していないことにする文書がある、そんな仕事の仕方をしている@hajime_sebata

2010-07-26 06:37:40
まさのあつこ @masanoatsuko

だから「行政文書の定義」とともに、「公文書管理法」ができたからには「行政文書の保存期間」にも細心の注意を払って、公文書管理委員会では議論をして欲しい。@hajime_sebata

2010-07-26 06:41:05
まさのあつこ @masanoatsuko

つまり、三木由希子さんもブログで書いたこととつながるが、公文書管理法というのは、行政組織の内部統制、官僚の仕事の仕方、国民への説明責任をどう果たすのかという問題と色濃くつながっているわけです@hajime_sebata

2010-07-26 06:42:38
まさのあつこ @masanoatsuko

たとえば、さきほど私が出した例は、アセス法改正案の政令の問題ですが、政令は国会での法案審議が終わって、いわば、ほとぼりが冷めた頃に、官僚が国会の審議にはかけずに決めていきます。@hajime_sebata

2010-07-26 06:44:43
まさのあつこ @masanoatsuko

同様に、2009年国会で審議、成立した公文書管理法は2011年までの施行を目指して、今政令が決められようとして、この公文書管理委員会で、その中身を審議しているわけですね。@hajime_sebata

2010-07-26 06:45:53
まさのあつこ @masanoatsuko

つまり、「行政組織の中で官僚がどのような仕事の仕方をするのかを決定しようとしている」という意識が公文書管理委員会の委員にあることがとても重要で、歴史学者と言われる方々が、どこまでそれを理解し、審議をしてくれるのかなというのが、個人的には関心、懸念あり@hajime_sebata

2010-07-26 06:48:36
まさのあつこ @masanoatsuko

瀬畑さんの言うように、だったら話しにいけばいいじゃん、というのはゴモットモ。でも人の時間を無駄にせず説得力ある話しをするには準備が必要。その準備を考えるととても今はムリ。hajime_sebata

2010-07-26 06:51:56
まさのあつこ @masanoatsuko

しかし事は重要でどうしよう、というわけで、ちょっと待ってねと、先日来、フリーズして妙案がないか考えていました。妙案なし。願わくばこの話し(関心、懸念)がツイッター経由で、関係諸氏に広まりますように。と他力本願的なのは・・・@hajime_sebata

2010-07-26 06:58:18
まさのあつこ @masanoatsuko

ダム見直しの失敗シリーズの続きに集中しなければ、こちらもタイムリミットがあり。社説や個人個人が発信し始めているのでhttp://bit.ly/9dHCIe 一呼吸おいていますが@hajime_sebata

2010-07-26 07:05:04
まさのあつこ @masanoatsuko

不器用なので、ヘビーな原稿書きやその他の仕事の隙間をかいくぐっての課外活動は、絞らざるをえず、歴史学者、現用文書に関心持つ人々の公文書管理に向ける意識の溝埋め活動は、若い瀬畑博士のイニシアティブに大いに期待するところです!よろしく!@hajime_sebata

2010-07-26 07:10:28
まさのあつこ @masanoatsuko

ちなみに、私が唯一、「不存在」とされた情報公開を巡る訴訟を原告として司法に訴えたのも、結局のところ、行政の仕事のやり方を問うものでした。@hajime_sebata

2010-07-26 07:13:41
まさのあつこ @masanoatsuko

熊本の川辺川ダムを含む「球磨川水系」の河川整備基本方針を霞ヶ関の審議会で審議をしていた。関心ある熊本県民は高い飛行機代を払って審議を傍聴に来ていた。関心があっても時間やお金がある人は来られないから、議事録を読むことになる。@hajime_sebata

2010-07-26 07:15:25
まさのあつこ @masanoatsuko

これは単に発言者名入りの議事録があったかどうかという問題ではない。自分が住む流域に関し、どんな専門家が何を発言をしたのかを知って、流域住民として、今後どう関わっていくかの重要なヒントになる。審議会には利害関係者である天下りもウヨウヨいた。@hajime_sebata

2010-07-26 07:20:27
まさのあつこ @masanoatsuko

河川法で治水のやり方は二段階になっている。肝心の一段階目(河川整備基本方針)は霞ヶ関の審議会で決まる。ダムの有無はここで決まる。二段階目(河川整備計画)で、初めて住民が意見を言う場ができるが、それでは遅い場合がある。@hajime_sebata

2010-07-26 07:23:24
まさのあつこ @masanoatsuko

そこで、遠方の人でも議事録を読めば、せめて時間差があるにしても、得られる情報に格差がないようにするためには、できるだけ傍聴に近い形で議事録が公表される必要があると思った。瀬畑さんにめがけて書いているみたいですみませんね。もののついでで。@hajime_sebata

2010-07-26 07:28:37