岩本康志先生の「クルーグマン教授が日銀擁護?」で激論!

マクロ経済学者の岩本康志先生によるblog記事 「クルーグマン教授が日銀擁護?」 http://ht.ly/2jkXH について私errorworldがロジックに不備があると反論。 二人の議論が続いています。
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岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 最初の方のツイートに戻りましょう。引用します。「「不確実」の分類ならばこの断定は可能になるはずです。何故ならば「やらないからできない」は不確実の未来を確実のものに自ら選択してる事に他ならないからです。」(続く)

2010-08-07 16:13:50
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld もともと,政策効果が不確実でも,デフレの原因が日銀にあるとの断定は可能,というご主張をされています。しかし,あなたが出した論理は成立しません。ここは因果関係の議論ですので,日銀の失政を除去すればデフレが終わるかどうかが吟味されます。(続く)

2010-08-07 16:15:27
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 現在の日銀の行動がデフレを確実にしているとしても,その他の選択肢すべてでデフレ脱却ができなければ,日銀が何をやってもデフレを脱却できない状態になります。「効果が不確実」というのは,このような状態が排除できない状態です。(続く)

2010-08-07 16:16:34
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 以上のことはブログでお答えしたことの繰り返しです。また,ご主張の趣旨を活かすべく,私の方で断定が可能になる付加的条件について考えたのがこれまでのやりとりでしたが,まったくご理解を頂けず,むしろ批判がエスカレートするばかりで逆効果でした。(続く)

2010-08-07 16:17:36
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 「かつての利上げをサムナーは勿論クルーグマンも決定的なデフレ要因と見なしていますよね?」 ですから,因果関係を論じる場合,利上げでデフレがひどくなるのは議論の構成要素の一部でしかありませんし,状況によってはまったく関係ないこともあります。(続く)

2010-08-07 16:18:49
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 「「仮に偽であろうと他人の論は他人のものなのだから結論を勝手に変えたら捏造」という事を暗に認めているからでしょうか?態度を表明してください。」 条件Bが偽であって私の論理構成に入っていないことは説明しました。(続く)

2010-08-07 16:19:38
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 私が捏造したということを言いたいのでしたら,まず条件Bを使った議論がどうクルーグマンに入っているかどうかを先に見ないといけないでしょう。私がブログで参照したクルーグマンの文章からは,デフレの原因が日銀,という主張は読み取れません。(続く)

2010-08-07 16:20:40
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld もし私の目の届かないところの文章で,クルーグマンがそういう趣旨のことを買いているのをご存じであれば,ご教示ください。

2010-08-07 16:21:31
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 今日いただいたツイートにういて,大筋において全く同意できないことを表明しておきます。「インフレからデフレに転落云々は筋違いですから」などは,まったく考え違いをしておられます。

2010-08-07 17:09:34
えろワ @errorworld

.@iwmtyss 先生の原因断定不可論の論理構成は理解しています。【「日銀が何をやってもデフレを脱却できない状態」を可能性として認めるなら、断定はできなくなる】これが先生の主張ですよね?クルーグマン的な立場はそれに当てはまるのだと…。この理解に不備はありますか?

2010-08-07 18:22:24
えろワ @errorworld

.@iwmtyss ここで質問です。1.「デフレに対する原因としては要因αとβだけ疑われるとする。まずαを完全に除いたがデフレは持続した。続いてβを除くとデフレ脱却した。原因がβにあることは明らかなので、βを除きさえすればαを残してもデフレ脱却できる…これは必ず真といえますか?」

2010-08-07 18:23:49
えろワ @errorworld

.@iwmtyss 「日銀が何をやってもデフレ脱却できないなら、日銀にデフレの原因は無い」という論理はさっきの論理と同じ構成でしょう。違うなら「違う」と、そして説明をして頂きたい。質問の答えがまさかの「真だ」というならば、それはそれで話は進みます。ですから是非質問にお答え下さい。

2010-08-07 18:24:23
えろワ @errorworld

.@iwmtyss さて次は捏造云々についてです。『条件Bが偽であって私の論理構成に入っていないことは説明しました』これも理解しております。ですから私は「先生が完全に正しく、偽だった」という仮定でも話を進めていますよね?先生が引用された私の発言の中にすら「仮に偽」と入っています。

2010-08-07 18:24:48
えろワ @errorworld

.@iwmtyss ここでまた質問です。2.「他人の論が間違った論拠に拠っていて、間違った結論を導いている時。彼の論を紹介する際には、彼自身の間違った結論ではなく正しく導いた私の結論を彼自身も主張しているとして良い。」と考えていますか?

2010-08-07 18:25:08
えろワ @errorworld

.@iwmtyss 『私がブログで参照したクルーグマンの文章からは,デフレの原因が日銀,という主張は読み取れません。』 まず私は英語ができませんので、有志による翻訳を参照します。 http://econdays.net/?p=388 次のツイートで引用しますね。

2010-08-07 18:25:21
えろワ @errorworld

.@iwmtyss クルーグマン『デフレーションが生じたのは、伝統的な金融政策が有効性を失ったからであり、また、日銀がもっと大胆に(adventurous)振る舞おうとする意志を持たないからなんだ。』 デフレーションの要因を二つ挙げ、一方を日銀に求めていますね。

2010-08-07 18:25:29
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld お答えする前に,質問の意図を確認させてください。質問1と,クルーグマンの挙げたデフレ要因2つは対応していますか? つまり,要因α「伝統的な金融政策が有効性を失った」,要因β「日銀がもっと大胆に振る舞おうとする意志を持たない」と対応させてよいですか?

2010-08-07 19:20:00
えろワ @errorworld

.@iwmtyss 『質問1と,クルーグマンの挙げたデフレ要因2つは対応していますか?』いえ、その意図はありません。別の話です。要因αは「日銀が関与できる要因」でβは「日銀が関与できない要因」とも考えられます。その分け方で考えてもそれはおそらく不適切です。

2010-08-07 20:51:26
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 「「日銀が何をやってもデフレ脱却できないなら、日銀にデフレの原因は無い」という論理はさっきの論理と同じ構成でしょう。」 私の論理構成からかけ離れているので,逆になぜ同じか説明していただきたい。まず大きなところを3つ。(続く)

2010-08-08 08:45:13
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 1)私の議論の趣旨は,現下のデフレを脱出できない原因を考えるものなので,金融政策の変化を考えるが,他の条件は現下の日本経済の状況で一定,と考えています。要因βはもともと考慮していません。なぜ,要因βを考慮しないといけないのでしょうか。(続く)

2010-08-08 08:45:48
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 2)要因βが加わったとき,要因αが原因である,要因αが原因でない,をどう定義されていますか。 3)要因αが金融政策関係だとして,要因αがある場合,αがない場合,というのは具体的に私の議論のどれと対応していますか。

2010-08-08 08:47:11
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 「デフレーションの要因を二つ挙げ、一方を日銀に求めていますね。」 これまでの議論から,「原因」と「要因」は使い分けているように受け取っていました。私は「原因」への言及があるかとたずねましたが,「要因」の言及があるとのご返事でした。(続く)

2010-08-08 08:53:59
岩本康志 @iwmtyss

@errorworld 「デフレーションの要因を二つ挙げ、一方を日銀に求めていますね。」 ここは因果関係としての「原因」の意味でお使いでしょうか?

2010-08-08 08:54:52
えろワ @errorworld

.@iwmtyss 岩本先生。先生は前回『お答えする前に,質問の意図を確認させてください。』と言いましたよね。私はその確認に応えました。ですから先生も予告通り質問にお答えください。1.2.と提示した物です。 参照: http://togetter.com/li/40045

2010-08-08 22:02:52
えろワ @errorworld

.@iwmtyss 質問にお答えします。まず順序が逆になりますが「原因と要因」の意図の違いについて。…これは特に意識して使い分けてはいませんでしたが、「原因」は因果関係が確定的「要因」は不確定的というようなニュアンスで使っている節はありましたね。混乱させてしまい申し訳ありません。

2010-08-08 22:03:46
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