- hallucinyan
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読書会「現代思想を殺す会」第一回「ニーチェ『道徳の系譜』」大成功でした! 「レジュメがめっちゃ解りやすい」と好評で議論もたいへん盛り上がりました!
2012-10-13 17:47:57ニーチェの強者と弱者の区別。奴隷道徳はソクラテスとキリストの享楽的死というスペクタクルによって強固に固定された。しかしであると同時に社会システムはその維持のために利他性=民主性を必要とする。『道徳の系譜』の第一論文は心理学的であり第二論文は社会学的である。 #現殺会
2012-10-14 00:40:03ニーチェと健康の問題はけっこうアレで、ニーチェ自身病弱だったし病から見えるものを重視していたりもするし、「生は傷によって生気を増す」みたいな話もしている
2012-10-12 22:12:13古代ギリシア人は偉大なる「子ども」であり、疚しい良心から自らを遠ざけるための大いなる遊びのために神々を利用した。この神々は現代において回帰する。 #現殺会
2012-10-14 00:42:07宇野って普通にニーチェ主義なんじゃないですかね。彼の場合「死への意識と肯定」は共同体やコミュニケーションのテンポラリティというかエフェメラリティの肯定に換喩されている気がする。
2012-10-10 00:42:33ニーチェの強者は民主政に敗北する。『道徳の系譜』において歴史上奴隷道徳のほうが強かったかのように読める。しかし狩猟採集時代のほうが人類の歴史は長かったのであり、そこにおいては貴族道徳が支配していたと言える。 #現殺会
2012-10-14 00:44:49狩猟採集民族を超人として考えることは、分裂病質者がその時代において優位なスペックであったという中井久夫の見解と関係している #現殺会
2012-10-14 01:12:50ローティがニーチェに対して「アイロニーが徹底していない」と批判していたな。つまりパースペクティヴィズムを唱えておきながら自分にはそれを適用しないというか。
2012-10-27 17:20:09プラトンの『国家』を読んでいたんだけど、ニーチェはこの著作に対してけっこう肯定的に扱いそうな気がするし、逆にバタイユは非難するだろうなーとか思った。
2012-11-03 00:34:48ニーチェのファシズム的解釈に抗して。過去に呪縛されるモノセファルの共同体ではなく、死と無用性の悲劇を媒介にして、脱自=恍惚におけるディオニュソス信仰的なアセファルの共同性を立ち上げること。
2012-11-02 23:40:58プラトンの『国家』における文学観、つまり人々を道徳的に訓育する機能を持つ文学しか認めないという狭隘さに対して、「文学の目的とは悪の極限形態を描出することだ」と言ったバタイユ。
2012-11-05 22:19:49プラトン的理想国家はたしかに理想的であるしおそらくその国民はそこそこ幸せだろうが、それはあまりにアポロン的なのであり、ディオニュソス性が欠けている。
2012-11-05 22:21:54