国の借金と政府通貨の発行の意味とデフレ下での増税が経済にとって最悪な理由

呟き主は経済の専門家ではありません。 以前呟いた自分なりに考えたものをまとめたものです。 マクロ的にみて根本的におかしなところがあれば指摘して頂けると。
政府通貨 経済 デフレ 政府紙幣 消費税
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zetumu @zetumu
提案があります。貯蓄税が出ていますが口座にある金の形では無理。だがタンス預金まで含めて可能な方法がある。それはみんなの党でも出ていますが政府通貨です。インフレになれば現金・円建債権の価値は下がりますから実質貯蓄税になる。 @t_ish
zetumu @zetumu
しかし通貨価値を薄めて国家支出の穴埋をするというやり方は歴史上数多行われその度に国民は苦しんでいる。ではどうするか。政府通貨発行分をすべて一律国民に配る。このやり方だと流通通貨の増加分はすべて国民に渡るので物価の上昇分はカバーできます。 @t_ishin
zetumu @zetumu
例えば国民一人当たり2万円配ると2.4兆円。日本のGDPを500兆だとすると理論的には0.48%のインフレ率。無理はない。これにより現金・円建債権は実物資産・もしくは外国債券にシフトしますので市場の活性化・また通貨の希薄化と外国通貨へのシフトが起きるので円安に。 @t_ishin
zetumu @zetumu
ただ国債償還及び金利上昇に拠る利払増加を懸念する財務省は絶対に承知しないでしょう(日銀も)。だが過去の借金分は実質目減りするのでトータルではトントンになるはずです。直接国債償還に当てないのはそれでは国民は直接の恩恵もなく物価上昇分を被るので経済活動が縮小するから。@t_ishin
zetumu @zetumu
それでは経済が活性化しない。逆に一人2万程度では使い切るので経済は活性化する(BIに組込むことも可)。また小出しにして追加的に実施する可能性をアナウンスすれば実際の希薄化以上に円安に動くはず。それにより輸出が活性化する。では国の借金はどうするのか。@t_ishin
zetumu @zetumu
現金・円建債権から実物経済へのシフト、円安による輸出企業の活性化、それによる景気浮揚での税収効果もありますが。少し多めに発行して通貨供給量を少しダブつかせればそれを吸収する必要がある。それを増税により行う。@t_ishin
zetumu @zetumu
これを国債償還に当てていれば、インフレと増税のダブル負担で国民は苦しむが。発行された政府通貨の全額が国民に渡されているのでその負担分は吸収できる。かつて歴史上国家支出の穴埋めに通貨の希薄化が行われたことは数多あるが、通貨の希薄化分を全部国民に渡したことは無いはず。@t_ishin
zetumu @zetumu
またこの政策は預貯金が多い人からない人への実質的な資産の移転が行われる。ということは資産の再配分、とりわけ預貯金が多い年配者から若年層に再配分が行われる効果がある。@t_ishin
zetumu @zetumu
間接ではなく直接でのコントロール可能な通貨供給に拠るデフレの克服、希薄化での円安誘導、シフトによる市場の活性化、富の再配分を一挙に行うことができる。@t_ishin
zetumu @zetumu
実はもう少し考えると今消費税を上げることは最悪だということが分かるのだが。それについてはまた。
zetumu @zetumu
さて前に政府通貨発行して国民に一律に配ることを提案したが。 野田政権が行おうとしているデフレ下での消費税増税が最悪な理由を述べてみよう。 まず基本的な考え方を押さえてみよう。 まず経済とは何か。 経済とは信用によるサービス循環の規模である。 まず基本的な考え方から。
zetumu @zetumu
例えば、ここに100万円ある。 これをそのまま置いておけば経済規模は100万円分ということになる。 それを他の人に証書をとって100万円貸しつける。 そうすると貸した人はその証書で100万円分の資産を保有しているとみなし、また借りた人はその100万円を自由に使うことができる。
zetumu @zetumu
トータルで200万円の経済規模ということになる。 その100万円を更に他の事に使えば300万円の経済規模。 こうして経済規模は膨らんでいく。 そして経済規模の収縮とはその逆のことが起きることである。
zetumu @zetumu
その上で通貨とは何か考えてみる。 兌換紙幣の頃の通貨は単なる証書に過ぎなかった。 中央銀行は通貨発行分の資産を保有し、その分だけ通貨を発行する。 しかし不換紙幣になってからは意味が変わった。 通貨とはその通貨がどの程度の信用で通用するかのサービスそのものである。
zetumu @zetumu
そのサービスを裏付けるのは国家の様々な権限による信用力である。 そして物価はその通貨が流通する経済圏でどれぐらい通貨が発行されているかで決まる。 例えば100個同じものがあり、100枚の同額面の紙幣があれば、一個あたりの物価は紙幣1枚の値段付けになる。
zetumu @zetumu
200枚なら一個あたりの物価は紙幣2枚の値段付けになる(これが通貨価値が下がるということである)。 だから中央銀行は金利などで経済規模に応じて市中の通貨供給量を調整する。 経済規模が2倍になれば2倍の通貨が流通するようにすれば、全体的な物価は安定する。
zetumu @zetumu
インフレ時には中央銀行ができることは大きい。 金利は無限に上げることが出来るからだ。 だがデフレ下では中央銀行が出来る事は少ない。 金利はゼロ以下には下げられないからだ。 では直接の資産の買入はどうか。
zetumu @zetumu
中央銀行が市場から資産を買い入れる場合主に購入するのは国債などの債権中心である。 それにより通貨が供給され通貨価値が下がれば通貨及びその通貨建ての債権価値は下がる。 つまり自ら行った事により自らの資産を劣化させる。 その場合最終的にはその劣化分は国家が穴埋めするしか無い。
zetumu @zetumu
そのような政策的リスクは中央銀行はとれない。 そのリスクが取れるのは政権だけである。 だから中央銀行に市中の資産を購入させてそれでデフレを克服しようというのは政権の逃げでしか無い。 それもいずれツケが政権に回ってくるから無意味な逃げである。 それならば直接政権がやった方が良い。
zetumu @zetumu
そのやり方は二つ。 国債を発行して市中の資産(サービス)を購入する(所謂政府支出をする)。 もしくは政府通貨を発行する。 国債はいずれ返さなくてはならないので問題の先送り(時間のシフト、信用の先取)でしか無い。 ならば政府通貨を発行して市中に強制的に流通させる。
zetumu @zetumu
この場合ダメなのは政府通貨発行分を直接国債償還に充てることである。 単に借金を返すというのは上記にある経済収縮の方向性である。 国家の財政収支は一時的に解消するが、国の借金で支えていた経済循環の規模が縮小する。
zetumu @zetumu
その上で償還分の通貨は市中に出回る訳だから経済規模に比べて通貨がダブついてインフレになる。 (また数字上の操作なので歯止めが効きにくい。) 実は国の借金が膨らんだことの根本原因は民間での信用収縮を国家の信用で補って経済規模を維持したことにある。
zetumu @zetumu
実は国の借金が膨らんだことの根本原因は民間での信用収縮を国家の信用で補って経済規模を維持したことにある。 経済規模を維持しようとすれば国家が手を引いた分民間で信用拡大が起こる必要がある。 経済を支える信用が国家から民間に移る必要があるのだ。
zetumu @zetumu
それ無しだと単なる信用収縮が起きるのでダメなのである。 またデフレ下での増税がダメなのも同じ理由である。 単に増税して国債の償還に当てると国の借金で支えていた経済循環の規模が縮小する。
zetumu @zetumu
この場合通貨は国家が吸収するのでインフレにはならないが(償還はされるので通貨量は同じ)経済循環は収縮する。
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コメント

zetumu @zetumu 2012年11月27日
補足しておきますと、丹羽春喜氏のように造幣益を目的としているわけではありません。あくまでも通貨の希薄化に拠るデフレの脱却が目的です。
zetumu @zetumu 2012年11月27日
通貨そのものは富の増加そのものとは無関係ですから。だから政府がそのままそれを使用すると実質的にはサービスの収奪となり、インフレ分は全て国民の負担となります。
zetumu @zetumu 2012年11月27日
また、もし国民に一律に配られた通貨が全てタンス預金になった場合はこの政策ではデフレ脱却はできません(まあ一人数万円程度ですから殆ど消費に回ると思いますが)。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
あと、配られた通貨が民間金融機関に還流した場合、これが一番難しいかも。それについてはここが参考になるかも。「インフレとともに消える造幣益」 http://bit.ly/i4BphS
zetumu @zetumu 2012年11月28日
あと「フリードマンヘリコプターマネー」「スティグリッツ 政府紙幣」などで検索すると今回の思索についての参考になるかも。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
また最近の記事では「ハイパーインフレは起きないが、リフレは経済を破綻させる」http://bit.ly/Ucizgaなどの意見もある。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
ただその場合、安倍氏の言う国債を発行して公共事業に当てるというのは財政を巻き込む点で余計に悪手ということになる。まだ政府通貨の方が財政を悪化させない点で良いだろうな。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
そして「問政府紙幣についての疑問」http://bit.ly/bQJJZjにあるように、問題は発行した分の通貨が日銀に還流してきた場合。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
その場合日銀は戻って来た分の資産を渡さなくてはならない。実際に政府通貨を発行する場合はその分を政府から小切手のような形で受け取りその分日銀券を渡す形になるだろうから、そこから渡すことになる。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
そうすると勘定上はマイナスにはならない。まあ数字上のことだけど。つまり「政府紙幣と国債の日銀引き受け」http://bit.ly/91Hh0vにあるようにフリーランチの問題に行き着く。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
つまり形式的には造幣益を以てそれに当てる様に見える。だが造幣益なんてものは実際はないと気付くべき。通貨自体が富を増やすことはない。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
ここが兌換紙幣と不換紙幣の決定的な違い。不換通貨というのはその流通させるだけのシステムで回っているだけであり、その通貨自体に価値はない。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
だから造幣益はあくまでの見かけ上のものであり、実際にはない。では日銀が戻って来た通貨を受け取る時に渡す資産の正体とは何なのか。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
これが政府通貨の額面が入った小切手ではなく、国債ならばその国債を渡し最終的には国の財政の中からまあ解りやすく言えば徴収した税金を渡すことになる。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
では政府通貨の場合はどうか。小切手を渡すわけにはいかないのでその分の日銀券を発行し勘定上で相殺し、その発行した日銀券で市中から資産を買入、それを返ってきた日銀券と引換に渡すこととなる。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
つまり政府通貨を発行後、政府がそれを使って市中からサービスを買うか、日銀が資産を買うかの話である。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
(勿論これは発行した分だけの通貨が丸々日銀に戻って来た場合の話であり、市中で上手く通貨が回れば日銀には戻ってこないのでこうはならないが。)
zetumu @zetumu 2012年11月28日
では政府通貨を裏付けとして日銀が資産を買うとはどういうことか。まず先に押さえておくべきことは、政府通貨はそっくりそのまま一旦国民に渡されているということである。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
で、その分だけ日銀に通貨を資産に替えてくれと来ると。そこでその分だけ資産を受け取ると。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
で、その資産は日銀が市中から通貨と引換に購入したものである。つまり国民全体で見ると完全にプラマイゼロであり、ここが政府が政府通貨を以て市中からサービスを買った場合との違いになる。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
つまり国家から国民への収奪は起こらない。つまりたとえ市中に通貨需要が全くなく政府通貨発行分が丸々日銀に返ってきても国民全体の負担はゼロである。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
つまり国民全体で考えると、リスクはゼロであり民間金融機関に丸々貯金されても問題はない(まあこの場合はデフレは抜けられないが)。勿論その分が消費に回ればデフレを脱する。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
勿論フリードマンのヘリコプターマネーのように実際はそのお金が全体にどう回っていくのかということはあるので、そう単純ではないが極めてシンプルに考えるとそうなるのでは。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
(3つ上の>市中に通貨需要が全くなく<とは「貸し出しとしての」通貨の需要でないことに注意。それは既にないから(流動性の罠)金融政策が効かなくなっているのは周知の通り。
zetumu @zetumu 2012年11月28日
この程度では余り考えにくいが、個々人に数万程度の金額が手に入っても消費の需要がない場合の事を言う。皆がその通貨分を余計に消費に回せばそれはあるといえる。)
zetumu @zetumu 2012年11月29日
(また>政府通貨を裏付けとして日銀が資産を買う<(買いオペ)事によっても通貨は市場に供給される。だから通貨が日銀に戻って来たとしても通貨は市場に供給される。だから>(まあこの場合はデフレは抜けられないが)<ということもないか。
zetumu @zetumu 2012年11月29日
ただそういった金融市場での資金需要と市中に流通するお金(マネーストック)は違うからなあ。「安倍晋三氏のためのインフレ入門」http://bit.ly/TtZAih)
zetumu @zetumu 2012年11月29日
(こちらも追加「マネタリーベースと物価」http://bit.ly/ThP9MB
zetumu @zetumu 2012年11月29日
>もし国民に一律に配られた通貨が全てタンス預金になった場合はこの政策ではデフレ脱却はできません<但し市中に通貨が埋蔵されるので潜在的なインフレリスクにはなります。
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