2012.12.2 日本学術会議主催学術フォーラム「高レベル放射性廃棄物の処分を巡って」

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らいあ @Sucha_Para

12.2 学術フォーラム「高レベル放射性廃棄物の処分を巡って」原子力情報室 山口幸夫さん。学術会議の回答への指摘。6つの提言①について。転倒した手続きであるのは同意だが、「エネルギーに関する大局的政策」の前に、国のありかたについての民主的な議論が必要である。

2012-12-05 01:09:27
らいあ @Sucha_Para

…国のあり方について、議論がなされてはじめてエネルギー政策の話しになる。/学術会議の回答でも、高レベル放射性廃棄物をどうするか以前に、原子力政策についての合意形成が出来ていないとあった。しかし、ここではもっと前の国のあり方自体が問題であると指摘されている。

2012-12-05 01:19:35
らいあ @Sucha_Para

今まで使用済み核燃料の処分が進まなかった原因は、原子力関連の学者のせいだった。にも係わらず、その自覚も無く、まわりが解決方法を提示しても否定してばかり。原子力関連の学者を排除しなくては、核のゴミ問題は先にすすまない/原子力委員会の案の問題点も指摘してる。素晴しい。でも鈴木さんが…

2012-12-05 08:54:09
らいあ @Sucha_Para

@Sucha_Para 全然学術会議の人の意見の解釈を楽観的にとらえ、解決する気があるとは、とても思えなかった。(NUMOは問題外。地層処分において、一度収めた高レベル放射性廃棄物を、今の技術でも十分に取り出せるとか言ってたけど、やったことないのにどうしてそんなこと言えるのか?)

2012-12-05 21:42:52

第3部 パネルディスカッション
テーマ①総量管理②暫定保管③多段階の意思決定
コーディネーター
 柴田徳思(日本学術会議連携会員)
パネリスト 
 鈴木達治郎(原子力委員会委員長代理)、武田精悦(原子力発電環境整備機構NUMO)
 石橋克彦(神戸大学名誉教授)、山口幸夫(原子力資料情報室共同代表)
 舩橋晴俊(日本学術会議連携会員)、千木良雅弘(日本学術会議連携会員)

舩橋晴俊氏プチプレゼン

らいあ @Sucha_Para

《自圏域内対処》各電力供給圏を単位ににした場合の「受苦圏と受益圏の重なり」により、受益と受苦の分配についての公平さを高める。・どの電力供給圏地域にとっても、他所の地域の発電のための放射性廃棄物は、持ち込まれてこないことになる。 #HLW

2013-02-14 23:05:04
らいあ @Sucha_Para

《負担の自己回帰》今までの原子力政策の大きな欠陥は、負担を外部転換してきたこと=負担の自己回帰を切断していた。それにより、合理性と道理性を備えた選択が出来なくなっていた。負担の自己回帰を実現してこそ、合理的かつ道理性のある選択が可能になる。 #HLW

2013-02-14 23:24:40
らいあ @Sucha_Para

12.2 学術フォーラム「高レベル放射性廃棄物の処分を巡って/パネルディスカッション」舩橋晴俊先生。議論の枠組み・取組の場をどう作るか?狭く見れば高レベル放射性廃棄物をどうするかだが、今日の話しだと、高レベル~は、原子力政策全体と絡み合っていて、総合的に議論しないとだめだとなる。

2012-12-05 22:50:21
らいあ @Sucha_Para

…エネルギー政策を議論する場を作ってその中で高レベル~の議論をしていく。ただ、今までの日本の原子力政策のあり方を見ると、原子力政策について、総合的な検証がなかった。エネルギー政策全体の政策的選択の場があって、それを支える科学者集団の場がある-それが本来のあり方だと思う。

2012-12-05 22:50:33
らいあ @Sucha_Para

…科学的知見を検討する場に対して、一般市民は批判能力・評価能力を持っている。自ら学説を作ることは出来なくても、どの学説に説得性があるか、勉強をした人は相当な見識ある域が出てくる。科学的知見・総合的知見の場を、公共圏が取り囲む形になればいい。

2012-12-05 22:58:04
らいあ @Sucha_Para

(この話しを聴いて、基本問題委員会のことが思い浮かんだのだけど、場はあっても枠組みが きちんとしていなければ、生産的な議論にはならないという、悪い見本のように思えた)

2012-12-05 23:03:09

ディスカッション開始

Miya____ Toy___ @Miya_Toy

今田:科学者の自立性の確保。(舩橋プレゼンで)科学のレベルと、利害関係が出てきたときの政治的判断は区別すべき、と話された。そのとき、科学者は、エビデンスに基づいてのみ発言をする。科学者が自立性を保つためには、自分のオピニオンではなくエビデンスに基づいた議論をするのが最低重要条件。

2013-06-09 17:53:15
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

今田:エビデンスが対立することがある。エビデンスの対立する所は論争すればいい。それをベースに色々な化学の分野の科学者が集まって議論をするというのがよろしいのではないか。

2013-06-09 17:55:40
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

千木良:(今田氏に同意)昨今、原子力発電所の断層の活動性について、調査・議論されているが、外から見ていて、本当にエビデンスに基づいた議論が冷静にされているか疑問。まして放射性廃棄物問題は非常に長期で、グレーな部分が広くなる。エビデンスに基づく議論、エビデンスそのものが大事。

2013-06-09 18:01:44
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

舩橋:水俣病認定問題をずっと見てきたが、先ほど出した図のようなことが典型的に起こっている。行政の利害関心が、科学の検討の場を縛ってしまって、結論によって、何千何億という財政支出が必要になるのか、プレッシャーが絶えずかかる。科学的検討の場が、利害関心から離れるといのがすごく重要。

2013-06-09 18:07:32
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

舩橋:もう1つは、充分な時間の確保。水俣病問題の教訓~オフィシャルな審議会で、時間で議論を打ち切ることが繰り返された。「一致している部分・分からない部分・意見が分かれている部分」その3つを区別して、意見が分かれている部分と分からない部分を丁寧に議論する。そういう時間的自立が必要。

2013-06-09 18:14:28
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

鈴木:ここからは原子力委員会ではなく、個人の意見で。この問題は大変難しくて、原子力委員会の定例会でも有識者の方から話しを聞き、実現するためには、どこに・どういう制度で場を設定するのがよいか考えたが、中々難しい。

2013-07-07 20:24:44
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

鈴木:3つくらいあげると、1つは海外の例を見て、行政や推進機関から独立している機関をつくる。テクノロジーアセスメントというような機関。行政府の中には、なかなかできなくて、海外をみると国会や学術会議のようなアカデミックのようなとこに置く。国会は十分にありえるのではないか。

2013-07-07 20:30:19
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

鈴木:2つめは、行政府でも、原子力委員会や経産省など、推進してきたところではなく別のところにつくる。3つめは、政府の外につくる。今回、提案にいれようと思ったが、原子力委員会が提案してしまうと、その時点で自立性が失われるという自己矛盾にもなるので、学術会議や学会で検討してほしい。

2013-07-07 20:35:17
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

石橋:こういう場では、建設的な意見を言わなければいけないのは重々承知しているが、研究者として、今まで地震コミュニティーをずっと見てきて、且つ今も見ている立場からいうと、理想的なことは色々言えるけれど、現実問題それに取り組む人がいるか?ということ。私は残念ながら非常に悲観的。

2013-07-07 20:39:30
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

石橋:十分時間をかけてエビデンスに基づき徹底的に議論をする…それには、ものすごい情熱がいる。そういう情熱を、地震学という狭い分野で、研究をしようと研究者になった人がそれをやるか?はっきり言ってそんな人いないと思う。私も好きでやってるわけじゃない。

2013-07-07 20:43:46
Miya____ Toy___ @Miya_Toy

石橋:原子力発電所や地層処分…少し首を突っ込んでみたら、あまりにもおかしいことをしていて、地下のナマズの立場になってみて、「俺の顔に泥をぬる気か?」という気がして、ナマズの代弁者としてそこそこやってきたが、大変しんどいこと。

2013-07-07 20:53:28