2012.12.2 日本学術会議主催学術フォーラム「高レベル放射性廃棄物の処分を巡って」

らいあ @Sucha_Para

(総量管理についての説明は略)

らいあ @Sucha_Para

…(暫定保管)原子力委の言い方は、この件を通して回収可能性をもった地層処分(～閉鎖？)にすりかえているという印象。むしろ学術会議が明確に提案したのは、そう間違われないように。最終処分ではなく暫定的な保管である。そうでなければ立地は同じように難しい。(121202学術フォーラム)

らいあ @Sucha_Para

…数十年から数百年、地上か地下かという技術的な項目をはっきりさせていないから、そう誤解が生じたのかと。暫定保管はあくまで「保管」であって、回収可能な処分ではないのは、はっきりさせておきたい。中間貯蔵とは違うということも書いてある。(121202学術フォーラム)

らいあ @Sucha_Para

…六ヶ所やむつRFSの『中間貯蔵』は、原発と再処理の間にあるという意味で『中間』。暫定保管は『モラトリアム』。保管後何をするというのを決めているのではなく、保管期間中に何をするのか(技術開発を待つなど)決める。(121202学術フォーラム)

らいあ @Sucha_Para

…底流にあるのは地層処分の安全性。絶対安全はないと言ってはいるが、科学的に決められるといえばそうではなく、社会が受け入れるかどうか。実証を巡る議論。「科学で実証できないものはやってはいけないのか？」と聞かれたから、やってはいけないと答えた。(121202学術フォーラム)

らいあ @Sucha_Para

…厳密に言えば自然科学といえども最終的に実証できたとは言えない。科学と実証にはフィードバックがある。ましてや、社会や人間の扱うものと科学はフィードバックはあって当然。現実の問題がある。そこと学術がどう付き合うか。(121202学術フォーラム)

らいあ @Sucha_Para

…科学のための科学。社会のための科学。…面倒な高レベル廃棄物に関わらなくてもサイエンスとしては生きていける。ポリシーはサイエンスに裏付けられなければギャンブルになる。高レベル廃棄物政策をギャンブルにしてはいけない。我々一同この問題を真剣に考えて協力しなくてはいけない。

らいあ @Sucha_Para

でも、最後の山地さんの挨拶は、この高レベル放射性廃棄物について、ものすごく真剣に取り組んでいる事が伺えた。「やりたくない。だけどやらなくてはいけない」今田さん、舩橋さんも、その種の本音をもらしていた。それに引き換え、NUMOと原子力委員会は…orz @Sucha_Para

らいあ @Sucha_Para

2012月12月3日「高レベル放射性廃棄物の扱い 原子力委が意見募集」：サイエンスポータルレビュー http://t.co/tc1YSTovSt

らいあ @Sucha_Para

第53回原子力委定例。議題本分については、もういいかな…最後に、12/2の学術会議のシンポについての報告が鈴木委員長代理からあった。鈴木「大きくいえば噛み合った所もあった。処分懇まで戻って真摯に検討したというのは、重なった部分はあった」…どの部分が噛み合ったのか、私にはさっぱり。

らいあ @Sucha_Para

…その他については、学術会議の主旨とは違うということで引き続き議論を行うということになったらしい。ただ、今後どう進めていくかがはっきりしない。「暫定保管」「総量管理」という新しい概念が出てきたが、その事について話し合う場の設定・枠組みが不明であること。

らいあ @Sucha_Para

…そのあたりが、ふわふわしていてとても困る、と近藤委員長は言っていた。現原子力委員会委員の任期中には、この問題は片付きそうにない。でも、このまま消えてしまっては、更に更に困る。パブコメださなくちゃ。

らいあ @Sucha_Para

【原子力委員会】2012.12.4　第53回 定例会議　議題：(1)今後の原子力研究開発の在り方について（案）の検討と意見募集について 他　資料▸http://t.co/jPptXAEn　音声▸http://t.co/ngMGPDn0