映画『ドコニモイケナイ』鑑賞後の感想②
- dokonimo_ikenai
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ユーロスペースで『ドコニモイケナイ』。観ていてこんなにツライ映画もなかった。下衆で下品な映画だと思ったが、それを「楽しんで」いるような自分にもムカつくような不快感があって、それでもしかし作り手は誠実だったんだろうと思って納得しようと思ったら、内輪ノリのトークショーが始まって・・・
2012-12-06 23:39:34映画『ドコニモイケナイ』一言でいえば痛い。19才の淡い夢と挫折、大人になり切らない彼女は路上で一瞬きらめきを放ち、渋谷から姿を消す。繊細な心は精神障害という結末を迎える。後半は9年後の彼女を撮り続ける、その瞳に輝きはない。だがそれらを肯定し支える島田監督の意思がこの映画にはある。
2012-12-06 21:17:05『ドコニモイケナイ』2回目は、少し落ち着いて観れた。それでも、思い出したくなかった過去を突き付けられたようで、胸が苦しかった。パンフレット、吉村さんのコメントと前川さんの文章に救われる。映画ご覧になったら、パンフは絶対買ったほうが良いと思います。
2012-12-06 18:12:40昨夜『ドコニモイケナイ』トーク、無事に終わりました!『サンタ〜』岩淵監督と『ドコニモ〜』島田監督から客席にいた両作品カメラマン山内に声がかかり急遽3人によるトークとなりました。日常を切り取ることの難しさをお話させて頂きました! http://t.co/L6VwzQ9g
2012-12-06 10:47:04『ドコニモイケナイ』観ながらすごく拒絶したくなる 撮り方であり、接し方であり、自分をさらけだす方法の未熟さが観ていて突き刺さってくる。むしゃくしゃした気持ちになって、なぜだか時間が経って、不思議とまた、向き合いたくなるのはなんでだろう。
2012-12-06 04:26:31ドコニモイケナイにおいて、主人公の容姿は決して渋谷の水準には達していなかった。しまむら以下のペラペラ白タートルネックインナーにげじげしまゆげ。2001年のヒッチハイカー、ハイティーンの金髪少女としてはあり得ない。渋谷の通行許可権とその人がもって生まれた目鼻立ちはいかなる関係もない
2012-12-06 00:38:35『ドコニモイケナイ』佐賀に住まう10年後の彼女が、博多で独唱。十代の彼女が放っていたキラキラ感の喪失、残酷なまでに浮き彫りに。 映像は刃だな。傷付けることを恐れていては、観客にも切り込めない。しかし、被写体に致命傷を負わせる訳にも…。葛藤を抱えつつ、踏み出すしかないのでしょうね。
2012-12-06 00:28:13映画『ドコニモイケナイ』鑑賞。 歌手を志し上京した十代の女の子。夢には届かず過ぎ行く日常の中、統合失調症発症。そして10年の月日が流れ…。故郷佐賀で、実家と作業所・病院を往復する日々。統合失調症、罹病率は人口の約1%と言われている。彼女の中に、そうであったかもしれない自分を見る。
2012-12-06 00:24:55『ドコニモイケナイ』何人もの友人の顔が次々と浮かんでくるような映画だった。中でも、自ら命を絶った友人の姿が、画面の隅に映っているような……そんな錯覚にとらわれた。全く、一言では感想を述べにくい。主人公、吉村妃里の瞳がまっすぐ過ぎて、痛かった。私が痛がる必要なんて、ないはずなのに。
2012-12-06 00:07:53渋谷のユーロスペースで『ドコニモイケナイ』っていうドキュメンタリー映画を観てきた。これほど見終わった後に考えさせられる映画は久しぶり。理想と現実のギャップ、価値観の違い…。監督がトークショーで映画館に来ていて帰りに少し話せた。島田隆一監督、次作も楽しみにしてます。
2012-12-05 23:55:38「ドコニモイケナイ」鑑賞@ユーロスペース。前半はよかったけど、後半は・・・。NONFIXとかでやればよい。映画館でかけるレベルではない。
2012-12-05 23:38:14こんな短期間に何本も映画を観に行ったのは初めてかも。『あの子が海辺で踊ってる』『ドコニモイケナイ』『愛のゆくえ(仮)』どれも強烈な体験。
2012-12-05 23:00:41ブログを更新しました。 『映画『ドコニモイケナイ』トークショー 開催報告』http://t.co/TNwMpKTa
2012-12-05 22:47:41『ドコニモイケナイ』。90年代終わり00年代はじめに溢れていた自称・クリエイターたち。その醜態と末路を描く残酷な映画だと思うが、なぜか優しさに溢れている。そのバランスが素晴らしい。傑作。 http://t.co/1ueIc44E
2012-12-05 16:08:13昨夜は島田隆一監督「ドコニモイケナイ」を。タイトルとビジュアルの雰囲気から勝手に昔良くあった渋谷のホストに騙されて転落する難病の女の子の映画と思ってたら約10年の歳月を紡ぐ肝の座ったドキュメンタリーで胸をえぐられ今年指折りの忘れ得ぬ映画体験となった。ユーロスペースで14日まで。
2012-12-05 09:22:11『ドコニモイケナイ』という映画1本をネタに、かなりの連続ツイートをしているが、それほど色々な意味で興味深く、何かを考えずにはいられない映画なのである。大傑作ではないとしても、見れば確実に何か得るものがあるオススメ作品。 http://t.co/hrUwXkFm
2012-12-05 02:22:44『ドコニモイケナイ』何日か前につぶやいた奇形の話と同じで、どんな時代であれ一定の割合で生ずるものなのに、闇に隠されているのだとしたら、ちょっと怖い気はする。肉体・精神、どちらであれ、障害のある人を受け入れ、共存していける社会こそ真に豊かな社会だろうに。
2012-12-05 02:18:27『ドコニモイケナイ』鬱病やパニック障害は、ここ10年ほどで、昔とは比べものにならないほど市民権を得て、皆普通にカミングアウトしている。しかし統合失調症だけは、その範疇に入らない、重い「精神病」とみなされ、今も極力隠されているのだろうか? それで私の耳に入らないだけなのだろうか?
2012-12-05 02:12:13『ドコニモイケナイ』それは昔ながらのいわゆる「精神病院」というものを思い出させた(もっともあそこは病院ではないのだから、叫び声も実は病人のものではない可能性もある)。また妃里は、東京の病院も「まるで牢屋のようで、自分が獣になったみたいだった」と語っている。全て21世紀の話である。
2012-12-05 02:08:16『ドコニモイケナイ』しかし私の周りには、鬱病、パニック障害、双極性障害などは普通にいるが、統合失調症の人だけは聞いたことがない。何故だろう? 実はこの映画で特に印象に残ったシーンの一つに、佐賀で妃里が作業しているとき、どこかから明らかに異常な叫び声が聞こえてくるシーンがある。
2012-12-05 02:04:19『ドコニモイケナイ』ただそれはそれとして、統合失調症についてあらためて調べてみると、「発病率は全人口の約1%程度」という意外な数字に驚かされた。だって1%って100人に1人…それって凄く多くないか?
2012-12-05 02:00:52『ドコニモイケナイ』ところで妃里は統合失調症にかかって佐賀に帰郷するわけだが、映画の中では統合失調症と言う言葉は一度も出てこない。「チラシなどには書かれていますが…」と監督がチラリと不本意であることを漏らしていたが、それは正しい。統合失調症という病名は、作品の主題と直接関係ない。
2012-12-05 01:55:59「ドコニモイケナイ」。作品も、山戸監督が参加したアフタートークもとても良かった。パンフレットが充実してるのがいいですね。読み応えがある。 http://t.co/7jw6N8DR
2012-12-05 01:48:51『ドコニモイケナイ』上映後トークショーの質疑応答で博多駅のシーンについて「あれは撮影のためにわざわざ行ったのか」と質問があって、僕は「鹿島からふらっと博多駅へ行くのは不自然だから訊くまでもなく撮影のためだろ」と思っていたら質問者は博多駅が工事中だったことを気にしていて驚いた。
2012-12-05 01:43:25