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R.A.ラファティの翻訳『昔には帰れない』で気になるのは、伊藤典夫・浅倉久志の「漢字の使いかた」の、というか、使われなさの統一は十分にできてるか、ということなんだけど、浅倉久志さんの訳って、「こんなに漢字使わなくてもいいんだ!」と思うぐらいひらがなにしてるよね?
2012-12-15 02:01:11R.A.ラファティの翻訳『昔には帰れない』伊藤典夫のあとがき、「わたしがいままでに書いた二つか三つの大傑作のうちの一つ」、「一つ」が漢字で出てくるのはこれだけ?
2012-12-15 02:01:24きほん的に、ひらがなにできるものはひらがなにしてかまわない(とくに動詞)、というのがたぶん浅倉久志さんの、あるいは早川書房のさいきんの方針なんだろうとおもう。『どろぼう熊の惑星』とか『つぎの岩につづく』とか、さりげなく評価したいね。(←だいたいひらがなになおすとこんなかんじ)
2012-12-15 02:12:07.@nzm はじめまして、ご多忙のところおそれいります。素人のSF読みですが、R.A.ラファティ『昔には帰れない』あとがきを読んで、気になったので@しました。浅倉久志・伊藤典夫の翻訳は、普通の人より「ひらがな」の量が多いような気がするのですが、それは早川書房の癖なのでしょうか。
2012-12-16 01:12:46.@nzm 早川書房では「ひらがなにしてください」と言われて、河出書房新社ではそういうことはなかった、とか、早川書房以外の出版社からも本を出されている人に聞いてみたくなりました。たとえば、浅倉久志・伊藤典夫訳では、必ず(チェック漏れがないかぎりは)×「一つ」○「ひとつ」ですよね?
2012-12-16 01:15:51書店でたち読みしてみたら、矢野徹訳『宇宙の戦士』その他では「彼」「彼ら」じゃなくて「かれ」「かれら」だったのにびっくりする。早川書房の翻訳本で、ひらがながおおいのは、べつに浅倉久志さんだけではない気がしてきた。
2012-12-16 01:18:17R.A.ラファティ『昔には帰れない』あとがきp455「このなかではあまりこじれたところはなく、第一部にいれたほうがよかったかもしれない」ここまでひらがなにできるなんて、しろうとにはしんじられないぐらいすごいね。絶対どこかに漢字つかっちゃう。「この中では」とか。
2012-12-16 01:20:41基本的に、名詞以外はすべてひらがなにしてかまわない。動詞が2つつながっているもの(つらぬき通す、とかそんな感じのもの)は、ひとつどちらかを漢字にする。副詞・接続詞に漢字をつかうなんてとんでもない。浅倉久志さんの名タイトルとしては「たったひとつの冴えたやりかた」などがあります。
2012-12-16 01:24:18小説のタイトルとして「たったひとつの冴えたやりかた」のすばらしいところは、ぜったいふつうのひとだったら漢字にするとおもう「一」「方」までひらがなにしているところ。おれもまねしてみたけど、140字じゃ文章ながくなるのでたいへん。
2012-12-16 01:26:13漢字かなの表記は個々の訳者の判断なので、早川の癖ということはありません。黒丸尚氏とか漢字多めの人もいます。 RT @sandletter1: //浅倉久志・伊藤典夫の翻訳は、普通の人より「ひらがな」の量が多いような気がするのですが、それは早川書房の癖なのでしょうか。
2012-12-16 18:27:22どうもありがとうございます @nzm 漢字かなの表記は個々の訳者の判断なので、早川の癖ということはありません。黒丸尚氏とか漢字多めの人もいます。
2012-12-16 20:44:35