「火の賜物」を読みながら

火の賜物  ヒトは料理で進化した  リチャード・ランガム 著 依田卓巳 訳(2010) を読んでツイートしたものをまとめました。 本の全体の紹介ではありません。参考に書評へのリンクも掲載しました。 続きを読む
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リンク NTT出版 火の賜物 ヒトは料理で進化した われわれは、いかにして人間となったのか? 人類の起源をめぐる壮大な文明史。火と料理こそがヒトの脳を大&
リンク t.co 火の賜物―ヒトは料理で進化した:Amazon.co.jp:本 Amazon.co.jp:火の賜物―ヒトは料理で進化した

「火の賜物」の書評
shorebird 進化心理学中心の書評など
http://d.hatena.ne.jp/shorebird/20100521
DESIGN IT! w/LOVE
http://gitanez.seesaa.net/article/149086827.html
お気らく活字生活
http://okirakukatuji.blog129.fc2.com/blog-entry-296.html
森山和道さん
http://moriyama.com/archives/558
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2011/12/post-8122.html
買って積んで、たまに読む。日記
http://kkkate.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
神は細部に宿り給う
http://tkido.com/blog/3426.html

ジョエーウ @joejoeu

「火の賜物」を読んでいると、どうもローフード(生食主義)という疑似科学との対決が裏テーマのように思える。食事に偏執的になるのは宗教に良くある話だが、古い宗教ミームが現代に適応する形で生存してるのかもしれない。菜食主義…仏教 放射能忌避…神道 みたいな。

2013-01-11 14:43:45
ジョエーウ @joejoeu

「♀が♂に食物を唯一提供するゼウスという豪州昆虫。♂は小さく、♀の背中に騎手状に乗っていて、背中からでるロウ状の分泌物を食べて生きる。♀としては獲物を奪いあういざこざより背中の分泌物で♂を養った方が効率が良い」という仮説。おお、これが妻→夫の手料理の真実なのかw -火の賜物-

2013-02-03 15:20:50
ジョエーウ @joejoeu

なぜ人間は肥満になるのか?“節約適応”説は飢餓に備えるため食い貯め、脂肪貯めが出来る体に、と説明。一方“料理適応”説は、ただ単に消化効率が抜群の食べ物を短いペースで喰らっているからだ、と。人間の定義とは?直立、言語(発音)、そして料理である、という感じで書き換えられちゃう書物だな

2013-02-03 15:33:41
ジョエーウ @joejoeu

火の使用は有史以前から行なわれており、料理が生まれると、素早く我々の体を作り替えた!という仮説は実に刺激的だしうなずける。人は穢れてるというが、石器の時代から「外部依存」つまり“地球を貪っている”罪深いな生物だということだ。うむ。だからといって、美味しんぼは絶許。

2013-02-03 15:43:42
阿部 慎祐 @abe_shinsuke

ヒトは、他の動物に比べて食事にかける時間が異常なほどに短い。チンパンジーは200gの生肉を食べ終わるのになんと『2時間』かかる!ヒトがヒトたりえるのは、固い食べ物を切り分ける道具と消化を早める火の賜物かもしれない。これらがなければ余暇は生まれなかっただろうから。

2013-01-27 18:30:15
s_matashiro @glasscatfish

このアボリジニの卵料理は面白い!→「エミュの卵を空中に放って、殻を壊さずに中身を混ぜる。それを熱い砂か灰に埋め、二十分ほど均等に熱が伝わるよう回す」(「火の賜物」 リチャード・ランガム著 依田卓巳訳)東京農大のエミュのサイト http://t.co/dTC37Wky

2012-12-20 09:08:03
リンク t.co What's エミュー?|東京農大バイオインダストリー 株式会社東京農大バイオインダストリーは、エミューをはじめとする畜産や農業、オホーツク海に近い土地柄を活用した漁業の3分野の商品を研究・開発し販売しております。
s_matashiro @glasscatfish

脂尾羊なんてのがいるのか。中央アジアやアラビアの遊牧民族は、この尻尾の脂が大好き。尾を乗せる車まで作って連れて歩く。脂だけ抜いて生で食べたり。ヘロドトスや本草綱目も記述 http://t.co/9FLYEkR0 http://t.co/4bMtCjeE

2012-12-22 09:33:14
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リンク t.co 脂尾羊の写真: ひつじnews 中東やアフリカを中心に尾に多くの脂肪を貯めたヒツジの家畜化が行われた。その地方ではラクダと同様に重要な脂肪源である。 「週刊朝日百科 動物たちの地球122 人間界の動物たち2 ウシ・ヒツジ・ヤギほか」 以前ご紹介した台車つきひつじの写真がありました。ほんとにいるんだ・・・・。
s_matashiro @glasscatfish

人間とコミュニケーションできるゴリラのココは、生野菜より料理した野菜が好きだった。心理学者のペニー・パターソンが理由を聞いたら答えは「生より美味しいから」また、野生のチンパンジーもニンジン・ジャガイモ・肉は料理した方を好む(火の賜物 リチャード・ランガム p92)

2012-12-27 09:06:35
s_matashiro @glasscatfish

ヒトとジェスチャーで会話できるゴリラ「ココ」と野生のゴリラ保護のための財団 The Gorilla Foundation の HP http://t.co/eT6vc5lN ココに関する映画→ http://t.co/K8MXdKtX

2013-01-02 00:29:47
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リンク t.co The Gorilla Foundation / Koko.org The Gorilla Foundation, home of Koko the gorilla famous for her sign language skills, is bringing interspecies communication to the public. Help save Koko and other endangered great apes.
リンク YouTube Koko: A Talking Gorilla [1/8] A documentary about Koko the talking gorilla from 1978. Shows Koko working with Dr Francine 'Penny' Patterson, her sign language ability and understanding. M...
s_matashiro @glasscatfish

人間が脳で使うエネルギーは基礎代謝の20%と言われるけど、エレファントノーズフイッシュでは60%も脳で使っているらしい。その分胃腸が小さいとか。そんな風には見えないけどなぁ。 http://t.co/HlsKa7tF http://t.co/JOM5NKjk

2012-12-27 19:21:27
s_matashiro @glasscatfish

"ダーウィンは料理を「言語を除き、人類が生み出した最大の発明」と呼んだ。彼は恐らく食料事情の改善を意識してたが、消化の負担を軽減した人類が、脳を発達させていく進化の原動力が料理だった"「リチャード・ランガム 火の賜物 五章 要旨」

2012-12-28 09:00:15
s_matashiro @glasscatfish

「他の霊長類と異なり、ヒトはオスメスで食物採取の傾向が大きく異なる。例えば狩猟と採取。しかし、採取した食物を成体が恒常的に共有するのは人だけ。料理が消化時間を短縮させたので、この分業が可能になった。」(火の賜物6章 料理はいかに人を解放するか)

2012-12-31 09:17:51
s_matashiro @glasscatfish

.@agroecotech この本です。「加熱調理したものは消化が良い。」という事実が、ヒトの生物としての進化や社会の成立にどう関わってきたかを、科学論文を引用しながら面白く論じてます http://t.co/u5METfKR http://t.co/jTiU5pvO

2012-12-31 09:54:13
s_matashiro @glasscatfish

「狩猟採集民の世界でも料理には時間と手間がかり無防備。食べ物を守るため、男女間の役割分担と結婚の制度ができたのかもしれない。摂取カロリーの大部分を女性の採取労働に依存するアボリジニ社会でも、男性が性的パートナーを得るのは容易だが、料理を作ってもらうのは簡単ではない」火の賜物 7章

2012-12-31 19:26:16
s_matashiro @glasscatfish

カラパイア : 薪を集めライターで火をつけ焚き火をしマシュマロを焼く。驚くべき知能を持つボノボ・カンジ http://t.co/aX9mwsoa http://t.co/tEOgqoTf

2013-01-01 10:47:40
リンク Mail Online Now that's a chim-PAN-zee: Meet the monkey who can fry his own burgers Like all red-blooded males, Kanzi loves messing around with a barbecue. But then, as these extraordinary pictures show, Kanzi is no man. He is a bonobo pygmy chimpanzee.
リンク カラパイア 薪を集めライターで火をつけ焚き火をしマシュマロを焼く。驚くべき知能を持つチンパンジー(ボノボ) : カラパイア ボノボは、チンパンジー属に分類されるサルで以前はピグミーチンパンジーと呼ばれていた。その知性は一般的なチンパンジーより高いとされているが、現在では絶滅の危機に瀕しており、開発や内戦による生息地の破壊、食用の狩猟などにより生息数は減少しアフリカ、コンゴで