#福祉対話 (対話第五弾)『福祉といえば北欧』的な日本人の感覚:“自己決定できる社会づくりとは?”を元デンマーク外交官に訊いてみました。

前回まとめから引き続き、元デンマーク外交官の“キムさん”ことペーダセン氏に、北欧デンマークと日本の福祉の違いを生み出している「マインドセット」の違いは何なのかを問いかけるシリーズ第五弾。前回の対話では、「楽しく働きがいのある労働環境」のつくり方(いわゆる“ディーセント・ワーク”)について、皆さんと対話しました。今回は日弁連主催のイベントに参加して得た洞察から、「自己決定できる社会づくり」についてキムさんのお話を伺ってみます。 対話第一弾 http://togetter.com/li/428711 (社会保障制度の違いの概説) 対話第二弾 http://togetter.com/li/429646 (労働環境の違いと改善案) 対話第三弾 http://togetter.com/li/435180 (労組の意義と課題) 続きを読む
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東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne 労働組合が上手く機能していないのは、労働組合が共産党系で労働とは直接関係の無い政治活動にまで手を出していて、支持者以外から忌避されているせいではないかと。少なくともそういう偏見を持たれているんですよね。

2013-01-31 23:34:46
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 なるほど。参考までにデンマークは労働組合と政治が完全に別れて発展した事で有名ですね。当然ながら労働者が指示する政治の党との関係はあったのですが、組織としては完全に別れてましたね。

2013-01-31 23:53:01
東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne 駅前で労働組合ののぼりを掲げながら憲法九条について語っているというのは、違和感を感じるわけです。で、そういう違和感のある団体には近づきたがらないから上手く機能しないのではないかと。

2013-01-31 23:36:01
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 それは良く良く分かります。私も違和感を覚えますね。労働組合は労働者の労働環境の改善にまず力を入れる事が大事ですよね。政治は政治家…労働組合は労働者運動。別れていないとおかしいと思います。

2013-01-31 23:54:46
東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne そういった状況を見て、サービス残業や過労を押し付けてくる企業が、大手や有名企業にも少なからず存在しますね。まあ、業績が振るわなくて残業代払えません、という企業もあるのですが…。業績が振るわないのはデフレが大きい要因でしょう。

2013-01-31 23:41:59

労使のwin-winの関係など、構築できるのか?

東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne おはようございます。丁寧なご回答本当にありがとうございます。ツイッター、闇の組織に狙われましたかね(笑)。さて、仰る事は分かります。社員が会社に貢献する、会社がそれに応える所謂win-winの関係を、ということですね?

2013-02-01 08:26:04
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 今日はツイッター大丈夫かな?昨日はタイミングの非常に悪い時に丁度第5弾をアップし終えた時にダウンしていて皆さんからの質問事項が見えたり見えなかったりで対応の使用が無かったです。すいませんね。はい、その通りです。WinWinの事です。

2013-02-01 17:56:30

労働者に、業務改善を考える余裕などない?

東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne 正しいと思うのですがサービス残業や過剰労働に喘ぐ労働者に業務改善を考える余裕があるのか?とい疑問が湧きます。無償奉仕、過剰労働という形で労働者は会社に貢献しているのです。勿論間違った形ですがこれに追われて業務改善をする余裕が無いのです。

2013-02-01 08:31:35
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 分かります。余裕が全くないという事は。私も日本企業の最悪の労働環境パターン経験者なので。ただ、当時思ったのは効率が非常に悪かったという事ですね。多くの場合会社に居る理由は上司が帰らないと自分も帰られない、若しくどこかからの電話を待ってるとか。続く

2013-02-01 17:58:46

「いいえ、ありますよ。」と、キムさん

外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 それを考えると改善の余地はいくらでもあります。ひとつは仕事内容をしっかりと決める事。仕事内容を決める事で区切りが付けられるのです。今日の分は終わったと。そこで帰れる。単純?と思うかも知れませんが、単純なのです。続く

2013-02-01 18:01:36
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 私の知り合いの社長がデンマークを参考にして労働時間を6時までと決めた事があったと聞きました。社員からは猛反発。お客さんは夜遅くに注文を入れて来るからと。しかし社員の懸念を押しのけて実行してみたところ「6時までに注文を入れないと翌日届かない」続く

2013-02-01 18:03:00
東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne #福祉対話 6時までに発注しないと~の会社さんの話は大変参考になります。日本では過剰サービスが当たり前になっているんですよね。『Noと言えない日本人』と言いますか、つい顧客の要望に応えてしまうんです。顧客に対する仲間意識みたいなものでしょうか。

2013-02-01 19:57:30
東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne  #福祉対話 もちろんクレームを恐れたりパワハラ上司による場合も多いんですが、『〇〇さんにはいつも世話になっているから』『お客さんのおかげで食えるんだから』と請け負ってしまうというのが原点だと思います。人がいいといえばいいのですが…。

2013-02-01 20:00:02
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 という事がお客さん企業の社員に知れ渡りそれ以降注文は6時前に必ず入るようになったそうです。今の日本人はパターンにはまってしまっているのです。効率が非常に悪い場合が多いのです。換えれば良いのです。しかし何故か換えようとしない…

2013-02-01 18:04:33
東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne  #福祉対話 仰る通り仕事は非効率になりますが、競合他社まで同じ事を始めると後に引きづらくなります。経営者に悪意が無くとも売上が下がればブラック企業に『なってしまう』と思うのですね。経営者が悪意や根性論に染まっていると目も当てられないです。

2013-02-01 20:05:08
東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne  #福祉対話 本当はちゃんとした商品やサービスさえ提供すれば顧客はそうそう逃げないと思うのですが、過剰サービスを提供することに慣れてしまったり、一部の声の大きな人の主張を顧客全体の主張と思ってしまうとなかなか抜け出せないのだと思います。

2013-02-01 20:09:44
東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne #福祉対話 しかし、その社長さんのようにちゃんとしたサービスを提供しつつ労働環境も整えて成功した会社の存在は、労働環境を改善したいと思いつつどうしたらいいか悩んでいる方々への大きな助けになると思います。貴重な話をありがとうございました。

2013-02-01 20:17:15

労働環境の通信簿」を活かしたブラック企業対策

東堂幸樹 @toudou1

@gaijin_no_honne 仮に改善策を出しても労働者の仲間意識や真面目さに甘えている、あるいは悪意を持って利用している所謂ブラック企業の経営者はこれを無視します。悪意はなくとも経営者自身も余裕が無くて、それどころじゃない、と目を反らしてしまいがちだと思います。

2013-02-01 08:35:07
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 ブラック企業が無視し出来ない労働環境改善の方法があるのです。それは何度か説明していますが日本人の皆さんの「労働環境の通信簿」http://t.co/6IiuTFxT への協力です。時間は掛りますが、労働環境の悪い企業には良い人材が行かなくなります。続

2013-02-01 18:07:10
外人の本音 @gaijin_no_honne

@toudou1 #福祉対話 「労働環境の通信簿」程日本人に手間が掛らず改善の影響が高いものはないと思います。海外では血と汗を流して闘いながら労働環境を改善して来たのですが、今は優れたIT時代になり労働者の新しい武器が出来たのです。血と汗を流さずに済む武器が。

2013-02-01 18:08:37

まず、経営者の側に余裕が必要?

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