黄金町バザール:カモメサウンドシステム追放劇の波紋-つづき

黄金町バザール:カモメサウンドシステム追放劇の波紋 http://togetter.com/li/463932
2
前へ 1 ・・ 3 4

大岡川の対岸のラブホテルのいくつかは隣町の住人がオーナーですが、ラブホだけでなく、相当数のちょんの間を今も所有していると聞いています。

地元も一枚岩じゃない。

ちょんの間が流行っていた頃、恩恵を受けていた地元の商売人も少なくなかったわけで。
黄金町駅前でタクシーを拾うと「あの頃は東京まで乗せていくことが結構あって儲かったなぁ」などという話をしてくれます。
飲食店しかり。

「昔話になったから」という部分もあるのでしょうけど、「あの頃は酷かった」という人ばかりじゃない。

ちょんの間が当たり前の世界で育ってきた人たちだもの。
ノスタルジーは感じるでしょう、地元住民だって。

「以前は外国人娼婦がたくさんいてね」と嬉しそうに話す地元の年配者も見たことがありますよ。
まるで武勇伝を語るかのように。

港の歴史と結びつけて「ここは歴史的に国際的な町なんだよ」と。

「抵抗勢力」とか「ちょんの間復活を目論む悪」とかそういう話をしているわけではなく、地元の人のメンタリティーの話をしています。

みんながみんな清廉潔白なわけではない。
かといって住民の全員が関わってきたわけでもない。
でも仲間や知人はそこに関わっていた。
察するに「こういうことになったから、そこは水に流しましょう」というのが、今の流れなのでしょうか?

阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

「まちづくり」とか「再開発」という言葉のイメージから「賑やかな町」を思い浮かべてしまうと、黄金町のまちづくりは進んでいないように見えると思う。

2013-03-05 20:33:57
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

負のイメージだった黄金町の周辺に「黄金町xx」という名を付けた分譲マンションが出来、短い期間で完売した。それ以外にも周辺の人口が増え、数千万円単位で税収が増えているという。ふつうに人が住みたいと思う町になってきている。「ふつうの町」への歩みはゆっくりと進んでいる。

2013-03-05 20:41:05

 ▲
これは評価できます。
画期的だと思います。

阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

どこにでもあるふつうの町は、外の人には何も面白くない町だ。売春だらけのヤバイ町の方が面白いに決まってる。でも中の人には「どこにでもある\ふつうの町」になることが悲願なのだ。

2013-03-05 20:44:23

 ▲
これって、現在の観光の流れを把握していない人の物言いです。
観光業界のトレンドは非日常の世界から「着地型観光」などとよばれる、普通の町に何度も訪れる形へとシフトしてきています。
世間の人々は馬鹿じゃない。

違法飲食店街からアートの町への転生。
そこを見たくて通ってくる人たちもいます。

でもいまここで話しているのは、もっと別のこと。

sp @nurarinop

「アートで街おこし」に潜む後ろめたさ――黄金町バザールについて http://t.co/SWH85OBDaL

2013-03-02 01:08:09

ここ数日、黄金町エリアにレジデンスしている「中の人」とメールをやりとりしました。
一般に AIR(アーチスト・イン・レジデンス)事務局はレジデント・パーソンをサポートすべき存在。それが仕事。しかし

>私は、ここは、NPOに何かしてもらう場所ではないと思っています。

つまり事務局は「まちおこし」事務所であって、AIR の場所としては不充分と言うことらしいですね。
(不充分という言い方が適切でないならば、AIR機能を充実させる段階まで来ていない、ということですね)
現実問題として、人的・物理的な限界があるので優先順位を付けざるを得ない。
(実際資金が足りないらしく、某クラウドファンディングで80万円の支援を募っていました)
黄金町の場合はアートよりもそれ以外の部分が優先されているんでしょうね。
それで「アートで町を再生」という宣伝とのギャップが生まれている。

檀原照和【新著絶賛取材中】 @yanvalou

黄金町バザール/マネージメントセンター、ロードマップ公開してくれないかな。

2013-03-04 22:00:48
前へ 1 ・・ 3 4