GUN SLINGER GIRLと法治の敗北

現場猫教授 @Dr_crowfake

ガンスリ、中道左派政権が子ども兵使ってる段階でなんかこう大嘘ついてる、ってことは誰か指摘していいんですかね。それ普通に内戦だし友＝敵論理に根ざした思想だろうという。中道でそれがなされるとかどんだけ表を繕いたいんだよ的な。

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「子ども兵という存在は基本的に内部矛盾と対立の先鋭化でしか発生しない。にも関わらず、例外状態の倫理が、我々――中道を行き、社会の安定を目指す勢力において具現化してしまった。これは、法治の敗北だ。だからこそ、闇に葬られなければならない」とか、法務大臣あたりがいうと説得力が。

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「例外状態の倫理が具現化した世界では、我々は自動的に敗者だ。現実が、理念を屈服させたのだ。この国は、いずれ分裂するようになっている。それを食い止めつための、時間稼ぎでしかない。彼女らを運用する連中は、どう思っているかは知らんが」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「我々が未曾有の戦争犯罪に直面していると、キミたちは認識すべきだ。自己判断能力もない子供を、洗脳して戦場に送り出し、殺させ、殺させるように仕向ける。それが例え本人の意志であろうとも、意思自体が未熟であれば強要と変わらん。国家は国民を、子供たちをそのように扱うべきではない」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「ここまでならば、そこらの紛争勢力が仕立ててる「子ども兵の戦争」の範疇だ。だが、その段階ですでに自由主義国家としてはアウトだ。さらにいえば、それを武装し訓練し運用するシステムを、極めて高度に創りあげてしまったことは、弁解のしようもない犯罪だ」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「一度そんなシステムを作り上げれば、際限なく子供たちの自由と尊厳を奪い取るシステムが稼働しだす。そんな想像力も、彼らにはなかったのか、それとも自由と尊厳より、子供たちに与えられるその場限りの愛を言い訳にして自己性愛の充足に走ったのか、これは分析に値するな」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「社会福祉公社は「社会」「福祉」「公社」の3文節に分けられる。「社会」が重点だ。社会のために貢献する人間を「福祉」の美名のもとに量産する。それを「公社」として国家が運営する。全体主義以外の何物でもない。だが、目を背けてはならない。社会国家の歪が、そこに厳然としてあるのだから」

現場猫教授 @Dr_crowfake

「19世紀末より1世紀続いた社会国家というシステム、社会の安全保障を国家が担保するシステムはもう限界なのかもしれない。国家は社会の部分集合に過ぎないのだと、国家は自覚すべきかもしれない。その上で、より公正に「国家」はその機能を果たすべきだ。社会福祉公社のような鬼子は、滅ぶべきだ」

現場猫教授 @Dr_crowfake

ガンスリの「社会福祉公社」を立ち上げたのが中道左派政権ってのは、責任の所在を誰かになすりつけず「彼ら」の物語にするための必然性だったんだろうなあ、と、相田裕のさじ加減に感心する。極右とか極左だとかなら「政権が悪い」で済む話をやってるわけで。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「人間を犬畜生扱いした挙句、必要なくなったら野犬扱いか！　飼い主を失った犬は、死ねばいいのか！　今更人間に戻れなんて手遅れだ！　なぜ最初にそれに気づかなかったんだ！　俺にはこいつしかいないんだ！　だからこいつと運命を共にするんだ！」とかいうキチガイがいてもよかった＞ガンスリ。

現場猫教授 @Dr_crowfake

ああそうそう、ガンスリの話は「彼ら」の話にするだけでなく「俺ら」の話にするためにもああいう背景を置く必要がありました。という。