【就活で就職目指すのは負け組】 普通の学生の為の正しい“就活”作法の話

その後の話→ http://togetter.com/li/484919 補足の話→ (予定地) 現在の“就活”は戦後の高度経済成長期からの比較的新しいもので、これ自体イレギュラーなシステム。 そして、そんなイレギュラーなルールに自分を合わせて、結果として傷を負う学生多数。 続きを読む
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青木文鷹 @FumiHawk

[16]もしESを15社以上送っても面接に辿り着けないなら、根本的に希望企業の選定条件間違っているか、通常と違う路線で就活をした方がいいタイプの可能性が高い。また面接を5社以上受けても採用に辿り着けない場合も同様。もちろん運がなかった可能性もあるが、就活と同時に別√も検討すべき。

2013-04-07 23:50:37
青木文鷹 @FumiHawk

[17]企業選びでは、大企業や上場企業は労働人口の一握りなので、ここには拘らない。上場企業を狙いでも、自分が知っている企業は狙わない。有名企業でブラックなんて無数にある。良い企業は「BtoB企業」「完成品メーカー以外」「業界紙に出てくる企業」…みたいな視点で見ると見つかりやすい。

2013-04-07 23:51:28
青木文鷹 @FumiHawk

[18]就活本は基本的に読まない。だってみんな読んでるなら差別化にならないから。就活本の代わりはビジネスマナー本でOK。服装も同様。わざわざ“普段通りの服装で”とか“私服で”云々と会社側が言ってるなら、リクルートスーツでは無く失礼のない普段着で。会社はその服装を見たい場合がある。

2013-04-07 23:52:38
青木文鷹 @FumiHawk

[19]上手に受け答えしようと思わない、正解はないから自分の考えで回答する。ポイントは「自分ならこう考えます」と言うところを見せる事。サークル云々って話など、ビジネスベースで大規模にやってた以外にはマイナスにしか成らない。失点減らすより得点する事を考える事が就活の面接では重要。

2013-04-07 23:53:19
青木文鷹 @FumiHawk

[20]就活自体を「企業を見に行く」位の娯楽感覚にしてしまうべき。でないと落ちるたびにSAN値が削られて行って最後には「…窓に!窓にっ!」orz 就活なんかで人生棒に振るこたぁない。そして別√の就活はコネと茶飲みで行う。はっきり言ってこっちの方が成功率高いし、ミスマッチも少ない。

2013-04-07 23:55:04
青木文鷹 @FumiHawk

[21]さてコネと茶飲みのうちで“コネ”というと、すぐに親や知人のコネを思い出すかもしれないが、ここで言うコネとは「自分で作ったコネ」自分が就職したい業種や関連企業にアルバイト等で入り込み、そこで人間関係=コネ作る。こっちは内部が分かるし、向こうも知らない人雇うより話しやすい。

2013-04-07 23:56:17
青木文鷹 @FumiHawk

[22]実際に、バイトやパート、企業のお手伝い等から入った人って結構多い。特に、あまり表立って正社員なんかを募集していない企業や業界だと、こういう自力で作ったラインが有効。そういう意味ではなんも考えず家庭教師やコンビニ等でアルバイトしているのは金にはなるだろうけど就活的には無策。

2013-04-07 23:56:57
青木文鷹 @FumiHawk

[23]お茶飲みはもっとシンプル。自分が進みたい業界の中小企業…というか小企業への就職や表立って募集していない会社なら、経営者に手紙を送って会社を見学させて貰う。実際に現場を見せてくれたら、何度も通って茶飲み友達になる。現場の人達と仲良くなれば、自然と就職に関する話も出てくる。

2013-04-07 23:57:17
青木文鷹 @FumiHawk

[24]小さな企業でも意識が高い経営者なら、自分の仕事に誇りを持っているし、自分の仕事に関心を持っている若者に語りたい事が沢山ある。こう言う人を見つけ出して色々吸収するといい。就職する為じゃなく、その世界を肌で感じる為に。それで親しくなっていけば、きっと色々相談に乗ってくれる。

2013-04-07 23:58:05
青木文鷹 @FumiHawk

[25]これら別√の方法で就職した人達は多い…というかそっちが王道で、現在のような“就活”が一般的になったのは高度経済成長からであって「現状の方がイレギュラー」なんだよね。だから、なにも自分を殺してまでその新しいトレンドに迎合する事はない。自分が自分で居られる就職を目指すべき。

2013-04-08 00:00:49
青木文鷹 @FumiHawk

[26]現在は公務員に人気があるけど、バブルの頃なんて“給料が低い公務員になるなんてバカか”と言われてた。けど、今となっては当時の低給料を相対的に安くなくなったし、むしろ公務員の安定性の方が魅力的に映る。たった20年で180度の価値観の変化。だからこそ、就活で摩滅しちゃいけない。

2013-04-08 00:01:12
青木文鷹 @FumiHawk

[27]そうそう、ここまで読んでくれた方なら察してくれると思うけど…就活本とか就活塾とか新しいリクルートスーツにお金使うの無駄だから、そのお金はお茶飲みに行く時の交通費やら雑費とか、自分の進みたい進路に関する勉強とか、そういう自分の身になる事に使うべき。これが本当の将来への投資。

2013-04-08 00:01:32
青木文鷹 @FumiHawk

[28]新大学4年生の皆さんには、どうか日本の為によい進路をつかみ取ってほしい。そして、学生時代と違って「社会に出たら道は一本じゃない」事、“就活”は既にその予行演習になっているんだという事を覚えていてほしい。社会は厳しい…けど社会では “諦めなければ勝機はある” んだよ。(終)

2013-04-08 00:02:29

就活最大の呪い『自己分析』について補足

青木文鷹 @FumiHawk

あー、大事な点をツイートするの忘れてた!就活で絶対やっちゃいけないアレについて何も言及してない・・・書かねば。

2013-04-08 00:56:37
青木文鷹 @FumiHawk

[30]就活というと「自己分析」というくらい猫も杓子も持ち上げ、内定取れず落ちれば落ちるほど自己分析に没頭し、OGやOBからは「自己分析が足りない」と言われるアレ。はっきり言って無駄です。呪いのかかった模造品の勇者の剣なので、装備しても攻撃力落ちます、持ってるだけでMP減ります。

2013-04-08 01:02:55
青木文鷹 @FumiHawk

[31]そして、この自己分析こそが、就活で落ちると人格否定されたという実感に最も大きな影響を持っている。だって「自分を分析して、それもと二面接したら落ちた」な訳で、精神的なダメージが無茶苦茶大きいのは当然。そして、この自己分析が重要だと多くの人が信じて疑わない…それチガウから。

2013-04-08 01:26:55
青木文鷹 @FumiHawk

[32]だいたい大学4年生だと21歳とか22歳位、なおかつ人生の大半が「学生」だ。つまりいくら自己分析したって、ほとんど何も出てくる訳がない。転職者の場合は自己分析は有効だし、それによって色々見えてくる物もある。でも学生は違う。彼らにあるのは過去ではなく未来という名の可能性。

2013-04-08 01:09:49
青木文鷹 @FumiHawk

[34]さらに困った事に、自己分析的な行為は洗脳や自己啓発等でよく使われる手法と酷似している面があり、分析した自己を否定される事を繰り返すと、本当に精神的におかしくなってしまう事が多々ある。自己分析はまさに「呪い」である。だから就活では絶対に通り一遍以上の自己分析をすべきでない

2013-04-08 01:15:15
青木文鷹 @FumiHawk

[35]就活本読み、就活のアドバイスで自己分析を一生懸命やり、それでも落ちまくって自殺したり壊れた人達…彼らが弱かったんじゃない。彼らが掛かったのは自己分析で否定され続ければ誰でも掛かる呪いだ。“就活”なんて命がけでやるものじゃない。仕事って「より良い人生を送る為の手段」だから。

2013-04-08 01:20:25
青木文鷹 @FumiHawk

・・・と、自己分析について書き損ねたのはここまで。

2013-04-08 01:20:46