早野・坪倉・宮崎論文「福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果」とその紹介記事への反応と考察

2013年4月11日に公開された論文「福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果」(早野龍五氏、坪倉正治氏ら執筆)とその紹介記事(ダイヤモンドオンライン4月12日記事http://diamond.jp/articles/-/34646)への反応と考察をピックアップしてまとめました。 関連リンク 「早野龍五・坪倉正治氏のWBC論文に関する英語記者会見概要」 http://togetter.com/li/498476
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ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

@morecleanenergy FASTSCANは体型補正がないので子どもがちゃんと測れているかはまだ分かりません。あれはアメリカの成人男性を測定するようになっているのでそもそも子どもを想定していません。ただ、厳密なBq/Bodyではなく1mSvで線引きすれば問題ないでしょう。

2013-04-12 01:24:45
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

@crms_fukushima そういった細かい突っ込みがどんどん出てくるのを期待しています。私はWBCについてはほとんど勉強しておりませんので…。

2013-04-12 01:27:26

福島での内部被曝で留意すべきこと

ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

@morecleanenergy 早野さん、うちでデータ解析をしていた時「これは内部被曝はないよ」と言っていました。私はWBCの測定の数値=内部被曝の有無とは考えていないので違和感があり、その時は検出限界ギリギリの数値で細胞へのダメージが少ないという事で言っていると捉えました。

2013-04-12 15:04:31
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

@crms_fukushima 早野・坪倉論文はある方法であるWBCを使って内部被曝測定をした統計を発表したものであり、それ自体は特に疑義を挟む余地はなさそうですが、その結果をもって「内部被曝は大丈夫」とするのは早計ですよね。

2013-04-12 15:14:18
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

@morecleanenergy 今回の事故はうちもですが初期被曝について分かっていないのが怖いです。10月に開始しても大人で2半減期を過ぎているので、これを考慮せずに大丈夫とは言えません。やはり、現在は低く抑えられているが初期は分からないので安心とは言えないが正直なところです。

2013-04-12 15:19:35
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

@crms_fukushima あと、報じた記事なので気になるのが、福島の農産物の汚染度が少ないと証明されたとしている点ですね。チェルノより低くなったのは、他県産の食べ物が多く流通していることも大きいと思うのですが、福島のスーパーなどの状況はどうなのでしょうか?

2013-04-12 15:24:39
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

@morecleanenergy スーパーでは結構他県の物が置いてあります。事故前にはなかった地産地消コーナーと他県産コーナーです。割合は他県産の方が多い位です。個人商店の八百屋さんは地元の物です。また日本の土が粘土質なのと耕起をして拡散させたので野菜のCs含有量は低いです。

2013-04-12 15:38:19
クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

@crms_fukushima なるほど、スーパーと個人商店では差があるのですね。ありがとうございます。粘土質はたしかに移行係数の低さに貢献している模様ですが、二本松?かどこかの米が粘土質で汚染が低いと予想されたのに地形効果でCsが集まってしまい、高い汚染度だった例もあったかと。

2013-04-12 15:43:59

参考:WBCについて

ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて1 ・内部被ばくを評価する手段の一つ ホールボディカウンターは、体内に蓄積する放射能(単位:ベクレル、Bq )を測定します。内部被曝量を評価する手段の一つで、現在どのくらいの放射性物質(セシウム137、セシウム134)が体内に蓄積しているかを測定するための機器です。

2013-04-12 21:48:41
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて2 原発事故の初期から現在までの被曝総量(単位:ミリシーベルト、mSv)を測定するものではありません。 ・定期的に測定し結果を残す 現在体内に蓄積する放射能を測定し記録を残しておく事が大切です。その後は3カ月、半年から1年おいて再測定し値が上昇していないか確認します

2013-04-12 21:51:53
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて3 上昇していれば、食品からあるいは呼吸によって継続的に摂取していると考えられます。体内蓄積量によって今後どういう健康影響があるかは現在十分解明されているわけではありませんが、今後次のように監視を続けることが重要です。

2013-04-12 21:54:20
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて4 また、国の基準は必ずしも安全基準では ありません。空間線量の高い地区に住んでいる人は、低い地区の人より追加被曝を避けるための注意が必要です。 また、線量の低い地域にしばらく保養に行くことで、追加被曝量をおさえることができます。

2013-04-12 21:55:40
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて5 さらに、できるだけ測定した安全な飲食物を選んで摂取し、定期的な測定を心がけてください。

2013-04-12 21:57:28
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて6 ・セシウム137.134の値が出た方 再測定の目安:1~3ヶ月後 セシウムの生物学的半減期は、大人は 80~140日、子どもで約45日、赤ちゃん であれば9 日といわれており、年齢や 個人差があります。

2013-04-12 21:58:14
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて7 1ヶ月から3ヶ月後に再測定を受け、体内にあるセシウムの量が減っていることを確認することが重要です。

2013-04-12 21:58:41
ふくしま30年プロジェクト @info_fukushima

WBCについて8 ・Not detected( ND/不検出)の方 再測定の目安:6ヶ月~ 1 年後 基礎データとして持っていて下さい。 6ヶ月から1年後を目安に定期的に測定し、1回目のデータと比較します。 今後、外部被曝や内部被曝の心配が 出た時にも再測定して比較します。

2013-04-12 21:59:45

論文の掲載方法について

ryugo hayano @hayano

御意.日本から発信される事の意味,オープンアクセスである事,熟慮の上です.インパクトファクターは僕にとっては重要でない. @kikumaco: その点では、媒体としてPJAを選んだのもすごいと思いました。本文全文無料公開というのは大きい

2013-04-12 10:47:30
ryugo hayano @hayano

あと,PJAはPubMedにも掲載されるというのもポイントです. @kikumaco: はい、あの雑誌の選びかたに早野さんの本気を見た思いがしました

2013-04-12 10:55:46
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

ええ、それもPJAと知ってすぐに確認しました。PubMedに出るなら、関心のある人の目には触れます “@hayano: あと,PJAはPubMedにも掲載されるというのもポイントです. @kikumaco: はい、あの雑誌の選びかたに早野さんの本気を見た思いがしました”

2013-04-12 11:01:54

掲載紙と編集者に関して

Masato Ida, PhD @miakiza20100906

投稿先が Proceedings of the Japan Academy, Ser. B というのは確かに不思議。インパクトファクター(IF)がどうのというつまらぬ話ではなく、被ばく問題に対する実績の点で。 @miakiza20100906

2013-04-11 19:29:01
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