生活保護基準を引き下げたいがために、国が用いた『トリック』とは!? （4/25集会まとめ）

徳武聡子 @Satoko_Tokutake

（最低賃金訴訟・原告の方）現在860円の時給で働いている。原告は102名が時給1000円以上を求めて戦っている。（弁護団）厚労省は最低賃金の決め方についての計算はデタラメ。今の神奈川県では1400円以上になるべきというのが当方の計算。→

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→同じように計算すると、全国のどこも最低賃金は生活保護基準を下回っているのではないか。最低賃金が引き上げられるよう頑張っていきたい。以上

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首都圏青年ユニオン：最初は労働相談が入口でも生活相談になることが多い。交渉を申し入れたら賃金を払わない会社もある、そうなると生活保護になる。仕事がなくなったら生きていける方法が生活保護しかない。基準が下がれば労働者も生きにくくなる。

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プレアリアートユニオン：若い世代の労働者の組合員が多い。住居支援もしており。労働と生活のワンストップ支援をしている。根拠のない生活保護基準引き下げにより最低賃金や労働者の条件が下がるのは困る。時給900円でフルで働いても手取りは生活保護基準ギリギリになる。→

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→最低賃金が下がって労働者の賃金自体が下がったらどうすればいいのか。正社員の賃金にも影響がある。たとえばトラック業界では基本給をギリギリ低くして、それに手当をプラスし残業代を払わない会社。そんな会社でも最低賃金が上がったので基本給をあげた。→

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→安倍首相は雇用の流動化として解雇しやすくしようとしている。正社員のクビを切った会社が若者を雇い直すことはない。貧困を増やしてきた政治家がどの口がそんなことを言うか。雇用の規制緩和、生活保護基準の引き下げには反対していきたい、以上。

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DPI日本会議より当事者：何を買うにもお金が少ないのに、これ以上お金が少なくなったらどうしたらいいか。みんなで訴えていかないといけない。生活保護は弱い立場の人なのに、どうして攻撃されるのか。一人暮らしをしているが、生活保護が引き下げられたら生きている気持ちがなくなる。→

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→お金を大事にして生きてきたのに、これ以上、電気代も上がったり、保護が下がれば、大事な身の回りの物がだんだんなくなっていく。困っている仲間をどう支えていったらいいか。生活保護を本当に困った人に利用できるようにして欲しい。→

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支援者の方：生活保護を利用して障害者は一人暮らしをして自立して生活してきた。生活保護基準の引き下げは、障害者を家庭に押し込め、自立を阻害するもの。扶養義務を強化するのも親との関係を悪くする。基準引き下げに反対していきたい。

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きょうされん：障害者福祉は1割の応益負担が原則となっている。非課税世帯に対しては、ＤＰＩ等とも運動して０円になった。しかし、生活保護基準が下がって非課税世帯が課税されるようになれば、無償化されていたのに負担しなければならなくなる。障害児のいる家庭でも負担が増える。→

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→一昨年、障害福祉施設などの協力を得て１万人の所得調査を行った。５６％が相対的貧困以下（年収100万以下）。障害基礎年金２級の人たち。年収200万未満を含めると全体の99％。そんな人たちが、基準見直しによる負担を強いられることになることが想定される。→

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→障害のある人のうち生活保護利用率が高い。障害のない人の6倍の割合。生活保護が障害のある方の地域での暮らしや生活を支える上での所得保障のベースになっている。そういう点からも一緒に運動に取り組んでいきたい。以上

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元生活保護利用者Ｔさん：生活保護を利用していたが、生活自体も世間の目も厳しかった。当事者の会でアンケート。もうこれ以上、切れるものがない。引き下げられたら飛び込むしかない。従うしかないが自分の命がいつまで保つか。自分は消えるしかない、等の訴えが多かった。→

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→当事者にとっては、生と死の境が近づいて、死に近づいているということを、これを決めた議員は知ってほしい。1ヶ月でもいいから生活保護基準で生活を。先月、仲間がバッシングを苦にして自死。こんなことがあってはならない。みんなで声をあげる準備をしている。これからも声をあげていきたい。以上

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当事者Ｍさん：4年前精神疾患が悪化し、退職したが仕事が見つからず生活保護に。「仕事があるから頑張って」といわれて申請書ももらえなかった。支援者に同行してもらって申請した。一番困っていること。正月に14年使っていた洗濯機が水漏れ。買い換えたいけどできない。→

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→最近ではドライヤーも壊れた。突然このようなことが起きたときに、対応できない。家電も高い。いつ何が壊れるか不安で仕方がない。20～40代の単身者は7000円下がる。食費を削る、友人や仲間と会うための必要な交通費も出せなくなる。居場所を見つけて、いろんな人との繋がりもできたのに→

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→その繋がりもたたれてしまうのではないかと不安で仕方がない。私はこの制度を利用して生きる力を取り戻した。恥ずかしいのではなくて私たちの命を支えてくれる温かい制度。本当の生活保護の意味を伝え続けていきたい。以上

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これからワークショップ。これはちょっと中継できない…。すみません。しばし中継中断。

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みんなでメッセージカード①　http://t.co/GJxOirYecP

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メッセージカード②　http://t.co/dPf3xTTRP8

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集会参加者200名でした！　お疲れ様です。

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院内集会では公開質問状の形で集会宣言を採択し、政府・厚労省に対して以下の3点を要望しました。→①なぜ、社会保障審議会や生活保護基準部会などで検討を一切行わずに、ナショナル・ミニマムである生活保護基準算定方式の根本に変更を加えることが許されるのか、理由を明らかにして欲しい。続

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→②直ちに「社会保障生計調査」のデータを活用して生活保護世帯での品目別の支出割合を明らかにし、生活保護世帯に特有の物価動向を分析して欲しい。なぜ、税金を使用した厚労省調査を「精緻な調査といえない」(注：田村厚労相答弁)ちして有用なデータを隠そうとするのか、明らかにして欲しい。続

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→③生活保護基準引き下げで影響を受けるとされる1000万人以上の当事者と支援者の声を聴き、質問に答えて欲しい。以上。

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今日(25日)の院内集会にはマスコミも多数参加していた。国会議員本人は少なかったが、秘書さんは自民党議員の秘書も参加していた。厚労省が尤もらしい名称をつけて作り上げた「生活扶助相当CPI」の胡散臭さに気づき始めている人も多い。マスコミはもっとこの問題を取り上げて欲しい。