永瀬恭一氏による「育児」そして「アートと生殖/再生産」に関する発言

永瀬恭一氏 @nagasek の「育児」に関する連ツイ及びそこから発展したやりとりをまとめました。
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永瀬恭一(一人組立) @nagasek

言っちゃなんだが面白い。これじゃ待機児童ゼロなんて実現するわけがない!規制改革会議で見えた国民より社会福祉法人が大事な厚労官僚のホンネ http://t.co/OGZUFMK1JS

2013-05-24 11:21:12

永瀬氏による「育児」に関する連ツイ

永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 はじめまして。こんにちは。おっしゃる事は3つの問いが含まれますね。公共性のあるお話だと思うので公開でお返事させて頂きます。

2013-05-24 12:24:44
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 前提として、とりあえず今問題になっているのは「新生児の育児を皆外注」ではなく、【希望する世帯】の【労働時間帯のケア】が不十分なので改善を試行錯誤しているのだと思います。

2013-05-24 12:26:24
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 また出産後の女性の身体変化は個人差が大きい。母乳の出ない母体等はありふれています。故に議論の土台にできません。そもそも育児に専念できない環境、労働を放棄させられる環境を放置しては単なる母子遺棄政策になります。

2013-05-24 12:27:23
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 また子供及び養育世帯への補助は厚生福祉のみが目的でなく社会全体の存続-維持(再生産)も目的の一部であって、そこにどの程度の公金を支出するかは相対的な多寡ではなく「社会が生存できるか」で判断されましょう。以上です。

2013-05-24 12:29:26
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

そもそも論として子供には母親しかいないような話は間違っているので、父親が子供を「自分の子供」として世話し養育するという、当たり前の状況の整備は前提です>関心ある各位。

2013-05-24 12:37:00
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

@rinrin9192 はい、りりか様の育児に関するお考えは拝読しました。ただ元の問題との関連が理解できなかったので確認させて下さい。自宅で育児をしている家庭と保育園を利用している家庭への補助が不平等だから、保育園利用如何に関わらず「平等に」公金を支出せよ、とのご意見でしょうか。

2013-05-24 13:30:33
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

またそもそも論だけど、誰がどのような理由で子を持ち養育するかは個別例で、誰も社会を維持するために子供を持ったりしないし働いたりもしない。個別の幸福追求があるだけだけど、それだとルソーの言う自然状態しか現出しないので、一定の公共の了解と福祉が必要だと。

2013-05-24 14:00:43
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 成る程。りりかさんの提案はいわば「問題提起」としては了解できます。実際に「平等に」配ればりりかさんの想定する理想的な状態の家庭は上手く行き、そうでないところは困窮するので、困窮する家庭を「理想的な状態」にすべく制度設計しろ、という理解でいいでしょうか。

2013-05-24 16:44:07
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 そしてりりかさんの想定される理想的な家庭は、1.男性が正規雇用され安定した一定の収入が得られる状態であり、2.女性は家庭で育児に専念している、という理解で大丈夫ですかね。

2013-05-24 16:47:47
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

りりかさんのツイート続いてますので静観しますが、ポイントはここですかね。QT @rinrin9192 それに今は家庭を守りたい子供を手元で育てたい母親が逆に蔑ろになってる感が強い

2013-05-24 17:11:20
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 応答ありがとうございます。まず同意点を申せば「家庭を守りたい子供を手元で育てたい母親が逆に蔑ろに なってる感」が広く一般にあるのだとすれば解消されるべきで、専業主婦層の育児の困難で公共の介入が必要なものは、これは手当が必要だと思います。

2013-05-24 20:50:08
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 子供と家にいるストレスは驚く程共有されない。しかし、その問題は保育園の課題とは切り離されて考えられないと危険ではないでしょうか。働く親、家庭の親の二者択一は不毛で、それぞれの問題は個別に解決されるべきで、保育園を必要とする世帯は多く、現実に足りていない。

2013-05-24 20:52:35
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 何度も確認して恐縮ですが、今問題なのは「育児の皆外注」ではなく【必要とする層】の【労働時間のケア】です。現実に不要な人は保育園審査が厳しく入れない。育てたくない、なんて理由で保育園を使えてる人が果たしているのか想像もできません。

2013-05-24 20:53:37
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 そして運良く保育園に預けられても、かろうじて預けることのできる時間に併せて残業もできず、職場の圧力に耐えながらぎりぎりの調整をして登園・お迎えをしているのが現状でしょう。

2013-05-24 20:54:01
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 りりかさんのおっしゃる「親世代」であっても家庭福祉を負担できた企業は一部の大企業で、多数の中小企業ではケアされていません。中小企業勤務あるいは自営の家庭は同居親族のフォローがあったか、単に親子にしわ寄せがあってそれが無視されていたと思います。

2013-05-24 20:54:32
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 企業負担を増やすのであれば中小企業、自営へのフォローは結局行政がせざるを得ないので、最終的に行政の負担は避けられない。

2013-05-24 20:54:52
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 混同されがちですが育児世帯への厚生福祉の目的は第一には子供の保護です。だとすれば、むしろ優先順位として「幼児性が抜けていない」世帯は子供が比較的不利なので、そこにリソースを多く割くのは合理的ですらある。現実には幸か不幸かそうなっていませんが。

2013-05-24 20:55:45
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 子供を持った責任というのは現実に不可避ですが、無責任な親の子供は公的補助が受けられない、というのは端的に本末転倒です。親の見解・能力・経済状態とは無関係に子供は等しく保護されるべき、というのが厚生行政の本義ではないでしょうか。

2013-05-24 20:56:19
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 無論負担の公平感は現実に重要です。くり返しですが専業主婦層の育児の負担もケアはされてしかるべきでしょう。しかしそもそも育児世帯同士での相互分断は全く無意味かと思います。育て方のスタイルの如何に関わらず必要なケアを必要なだけ受けられるのが本義だと思います。

2013-05-24 20:57:01
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

ちなみに何をもって「幼児性が抜けていない」とジャッジするかの議論は棚上げ。

2013-05-24 21:19:15
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 ご丁寧に恐縮です。しかし保育所が最初に救っているのは、そもそも生存権がかかっている層です。あるいは人生の選択権はかかっている。保育園利用層への補助を今より薄くすることで直撃を受けるのはそういう層です。

2013-05-24 23:23:15
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 以下リンク先を一読して頂ければ幸いです。NHK視点・論点 「子どもの貧困 日本の現状は」一年前の記事ですがおよそ状況が好転してはいないことは了解されましょう。http://t.co/CpknSPRmWG

2013-05-24 23:23:31
永瀬恭一(一人組立) @nagasek

.@rinrin9192 ここで問題とされている育児貧困層はそもそも働かないと生存権がすぐさま脅かされ、そして保育園に入所できないと働けない。そして現実にそのような現状にある人がいて、保育園政策を厚くすることは間違いなくここを救います。

2013-05-24 23:24:01
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