HEAT2009さんのTPP国際シンポジウムの内容をまとめました。

@HEAT2009 さんのTPP国際シンポジウムの内容のツイートをまとめさせてもらいました。他にもまとめがあるようですが、自分で一気に読んで保存しておきたかったので。大事な内容だと思います。
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HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「このパラレレルな話し合いは二国間の米国の日本のFTAについても使おうということにもなるし、TPPにおいてもパラレルな協議をしているということは、結局は最終的には米国が決定権をもつということにしたいからやっているということです」。

2013-05-29 23:31:29
HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「2つ重要な疑問を呈さないとならないと思います。日米の間で合意したということはその他の参加国に対してもこれを有効なものとせざるをえないのかということがまず一つ。これについての答えはノーだと思います。あくまで日本と米国との間のその脇で行なわれた協議だということになる」

2013-05-29 23:32:22
HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「しかしTPPのメカニズムを使うことによって実行は要請することはできるということにされると思います。そして今までに出てきているさまざまな問題点については全ての変更が実施されてからということになるんですね、TPPの合意がされるというのは」。 

2013-05-29 23:32:45
HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「2つ目の疑問は、TPP交渉参加国は、全てのTPPの合意ができるというのは、米国が日本に対して要求している条件が成立したときになるということが解っているのかという疑問。解ってないと私は思います。しかしいい報せがあります。つまり、これはもう永遠に続くということです」。

2013-05-29 23:33:16
HEAT @HEAT2009

会場からの質問「ケルシーさんに。日米の平行協議に関して、これは米国が望む形での解決をしない限りは米国はTPP交渉の合意を拒否するとありますが、そうすると、逆に言えば平行協議で日本がその結果、法制化とかを含めて決定を延ばせばTPP合意自体がずっと遅れるということを意味しているのか」

2013-05-29 23:34:03
HEAT @HEAT2009

ケルシー「私がご質問に答える一番いいやり方というのは、米国の通商代表代行(マランティス)が日本と米国の通商交渉に関して語った言葉を引用することだと思います。で、このTPP交渉を行なうがそれと平行して自動車協議、また非関税の協議も行なうものとすると」。 

2013-05-29 23:34:31
HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「これは同じタイミング、スケジュールでもって行なわれていくものとする。つまり、全て、自動車協議についても非関税措置についての協議も、このTPPの協議が終わらない限りそれを全て終えるということにはしないということです。全てタイミングを合わせるとはそういう意味です」。

2013-05-29 23:34:46
HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「ということで、あるジャーナリストが質問しました。TPPの交渉というのはいわばブロック、封鎖された常態か、日本がこれに合意しなければ、と訊きました。答えは、まだまだ日本とやらなければならないことがたくさん残っているというのが答えでした」。 

2013-05-29 23:35:32
HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「つまり自動車分野、非関税措置の分野、農産物を含む市場アクセスの問題についてもまだやらねばならないことがたくさんあるというのが答えでした。そしてこれを全て終えるというのは同じ時期にクローズということにすると」。 

2013-05-29 23:35:39
HEAT @HEAT2009

続き。ケルシー「つまり、日本が頑張ってこれに妥協しないと言い続ければ、みながTPPからは救われるんです」。※ここまで。 

2013-05-29 23:35:52
HEAT @HEAT2009

本日のTPP国際シンポ。ジェーン・ケルシー、ロリ・ワラック、金鐘佑の講演はこちらで視聴できる⇒http://t.co/X0RSehrjFo 後半のディスカッションはこちら⇒http://t.co/oxi2ZlxS0Y その後の記者会見⇒http://t.co/qklyC3VRmb

2013-05-29 23:37:00
HEAT @HEAT2009

昨日のTPP国際シンポジウム。昨夜ツイートしたジェーン・ケルシーの講演(発言)内容に続き、以下にロリ・ワラックと金鐘佑の講演内容を連投。昨日の講演者はこの3名。 

2013-05-30 05:52:08
HEAT @HEAT2009

ロリ・ワラック「TPPにおいて米国は日本から何を得ようとしているのかということで語るように言われました。ただ、質問になりますと、どの米国を言ってるのかしらと。アメリカ国民という米国ですか」。 

2013-05-30 05:53:01
HEAT @HEAT2009

続き。ロリ・ワラック「民主党も共和党も独立系の無党派層も、基本的に米国のやっている貿易協定を20年間みていても、どの政党がやっていることに関しても支持率は低いわけです。TPPのベースとなっているNAFTAはノーモアということが唯一米国人が合意しお互いに共有しているものです」。 

2013-05-30 05:53:19
HEAT @HEAT2009

続き。ロリ・ワラック「こういった貿易協定のモデルによって日常的に痛みを被っているからこそ、政治的に分断されている国においてもノーモアというとこではコンセンサスを得てます。TPPは明らかに国民の願いではないんです。米国の大手企業のやろうとしている思惑です」。 

2013-05-30 05:53:48
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「米国の大企業がしようとしていることは米国の国民にとっても良くないし、日本の国民にとっても良くないし、マレーシア・チリ・ペルーの国民、どの国民にとってもいいことではありません。なぜ私みたいな人間がここに来て米国の企業に問題があると言ってるのかしら」。

2013-05-30 05:54:12
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「2つの環境団体の代表、労働組合からは15人、米国企業の600社から交渉に当たる人々に対して様々なアドバイスを提供しているという環境です。フロマンUSTR代表は、元シティグループの人間で、それにプラス、大企業から与えられている顧問が600人います」。 

2013-05-30 05:54:56
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「遺伝子組み換えのGMOをやっている大企業から農業担当の交渉人は来ています。IP(知的財産権)に関する交渉人は製薬業界の出身です。ですから、貿易交渉・貿易協定という場を借りて、米国の大企業が交渉という形で、ネオリベラル的なアジェンダをもってやっているといえます」。

2013-05-30 05:55:19
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「大企業の侵略といってもいいわけで、トロイの木馬と考えていただければ、名目は貿易協定だが本質は違うことがお分かりいただけると思います。TPPのなかには29のチャプターがあるが、貿易に関するのは5ということになります。その他は違います」。

2013-05-30 05:55:44
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「いま安倍総理が国民の皆さんに言っている公約は、クリントン大統領が20年前、当時われわれにNAFTAについて言っていたことと全く同じで、そっくりそのものを言ってます。希望が持てる未来のために効率をあげて雇用を促進し、そして成長を促すものであると定義をしています」。

2013-05-30 05:56:47
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「米国をみていただければ解りますが、私たちもたいへん苦い経験、悪い思い、そして痛い教訓というものを経験してきました。500万人の製造業に従事していた人間が19年間でいなくなってしまった。ということは、4人に1人分の仕事が製造業では無くなっていったことになるし、」

2013-05-30 05:57:37
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「工場の数にすると4万2千の工場が閉鎖されたという状況があります。最低賃金においても良い結果はなく、格差はどんどん拡がってます」。

2013-05-30 05:57:50
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「大卒の仕事までオフショアに行ってしまって、大学にいってエンジニアになっても仕事がないということでブーメラン現象と米国では言ってますが、ようやく高校を卒業して大学に入って家を離れた子供たちが大学が終わると仕事がなくてまた家に戻ってくるという現象が続いています」。

2013-05-30 05:58:10
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「そして食品安全のほうに行きますと、食品の輸入はNAFTAが締結されてから65%増えて、輸出もしているが、米国の食品安全基準に合わないものが入ってきているゆえのトラブルが頻発しています。小規模の農業従事者20万人の人たちが仕事がなくなっている」。

2013-05-30 05:59:01
HEAT @HEAT2009

続き。ワラック「農産品価格の乱高下、そして輸入が増えていることで仕事がなくなっています。ただし大企業間の中で食品を実際に消費している部分とサービスセクターの部分という所での大企業のグループ内のやりとりで、巧く数字を操作してあたかも伸びてるかのような操作もできます」。

2013-05-30 05:59:36