精神主義の起源と変貌

未だ日本に蔓延る精神主義。 精神主義で例に出されることの多い第二次大戦の日本軍。 しかし、本来は第一次大戦の列強の総力戦を見た日本が、これに追随することは出来ないという現実を認識し、窮余の策として非物量的側面へ注目した事がその起源。 それが、大正・昭和と時代を経て、第二次大戦での過度な精神主義へと変貌・傾倒していったのは何故だろうか。 続きを読む
190
名無し整備兵 @seibihei

@rudel101 @tsukasafumio 部隊に出てから接する相手にも偏りがあった、というのも226事件関連で言われますね。

2013-06-16 00:25:10
万世六兵太 @roppeita_mansei

@seibihei @tsukasafumio 日露戦争後の勝因の分析で既に『精神力の優越』を挙げておりましたので、その頃から昭和の悲劇の芽生えはあって、大正の二度の軍縮で質の優越を確保出来ないことが決定要素となったのではないでしょうか?

2013-06-16 00:26:38
名無し整備兵 @seibihei

@roppeita_mansei @tsukasafumio 日露戦争の教訓は「○○が出来てなかったから、これからは力入れよう」という部分もあったのですが、それが伝わってなかったようでw 

2013-06-16 00:28:18
司史生@減量中 @tsukasafumio

@seibihei @rudel101 郷土部隊制ですから、配属された地域での経験の違いもあったのでしょうね。

2013-06-16 00:29:00
名無し整備兵 @seibihei

@roppeita_mansei @tsukasafumio 大正の軍縮は、それが持つ軍事的な意味よりも、政治的・社会的な意味の方で「孤立した軍隊社会」へのインパクトが強かったのではないかと思います。

2013-06-16 00:29:03
万世六兵太 @roppeita_mansei

@seibihei 統制派が後にあげる合理的に総力戦体制にするというのは、『何を言っても無駄だから法律で文句言えないようにしよう』と考えると一理ありますね。

2013-06-16 00:29:34
るーでる@柏葉(※パロディです) @rudel101

@seibihei @tsukasafumio 配属後の人間関係によっても、そういったのが強くなっていってしまうのでしょうね。

2013-06-16 00:29:49
名無し整備兵 @seibihei

@tsukasafumio @rudel101 選抜徴兵制で兵隊が「農家の二男・三男優先」だったため、そちらの感情に引きずられたのはあったと思います。

2013-06-16 00:31:19
万世六兵太 @roppeita_mansei

まさにそれですねRT @seibihei @roppeita_mansei @tsukasafumio 日露戦争の教訓は「○○が出来てなかったから、これからは力入れよう」という部分もあったのですが、それが伝わってなかったようでw 

2013-06-16 00:31:37
司史生@減量中 @tsukasafumio

@seibihei @roppeita_mansei 本来なら配属将校や在郷軍人会は、その辺への対応も含んでいた施策だったのでしょうけれど。> 孤立した軍隊社会

2013-06-16 00:34:08
司史生@減量中 @tsukasafumio

たしかに現役兵士を預かる現場ではないので、気分も腐ったでしょうねえ。 RT @seibihei @roppeita_mansei 配属将校は、かえって疎外感を高めた人も多かったんじゃないかと…

2013-06-16 00:37:53
名無し整備兵 @seibihei

「孤立した軍隊社会」の悪影響についてちらっと観察してみたものの、では「一体どこの誰に責任が?」となると何とも言いようがないw 「分かりやすい悪役」がどこにもいない

2013-06-16 00:38:31
万世六兵太 @roppeita_mansei

@seibihei @tsukasafumio 日露戦争前後で士官学校の募集人数増やし過ぎて将校が過剰になって、役職などが足りなくなったから、学校などに配属将校として赴任したと自分は推測しておりますが。

2013-06-16 00:39:04
司史生@減量中 @tsukasafumio

@seibihei 民間商工業の成長とか初等教育の普及とか、明治末年からの社会全般の変化の一環ですからね。

2013-06-16 00:41:29
名無し整備兵 @seibihei

@tsukasafumio @roppeita_mansei 高等教育機関ではまだ反軍感情あったろうから疎外感強まったろうし、逆に軍に協力的な学校だと疎外感の裏返しでビシバシ指導してそうな

2013-06-16 00:41:34
名無し整備兵 @seibihei

そんでまあ、どこぞの軍隊モドキはどうなのか、というと、何とか孤立しないように努力はしているんじゃないかと。ただ中の人の温度差は大きそう

2013-06-16 00:45:30
司史生@減量中 @tsukasafumio

@seibihei 大正時代に関して言うと、二度の軍縮もありますが、シベリア出兵が軍に及ぼした影響も無視できないのではないかなと。

2013-06-16 00:44:41
名無し整備兵 @seibihei

@tsukasafumio なるほど、確かに不正規戦の環境は士気に影響しますね

2013-06-16 00:46:57
名無し整備兵 @seibihei

取り巻く人たちの温度差も大きいかな。このバランスがどうなることやら

2013-06-16 00:50:32
司史生@減量中 @tsukasafumio

@seibihei 社会主義思想への対応や謀略工作、対ゲリラ戦など、昭和期陸軍に見られるパターンの原型を作ったのではないかとも思われます。

2013-06-16 00:57:55
名無し整備兵 @seibihei

@tsukasafumio 「社会から孤立した軍隊」がそういうのを身に着けてしまったら…

2013-06-16 00:59:04
司史生@減量中 @tsukasafumio

@seibihei 大正デモクラシー時代の軍人蔑視は語られますが、シベリア出兵が当時から「無名の師」と評され、顛末も含め評価されない鬱憤もあったのではないかなと。出兵の経緯も内閣主導だったし、陸軍省や参本は相当な不満があったでしょう。金塊問題も起きるし。

2013-06-16 01:05:11
お菓子っ子 @sweets_street

@seibihei @tsukasafumio 国家の中の国家の誕生ですね。それも国家の中の全体主義国家という最悪のパターン

2013-06-16 01:04:56
名無し整備兵 @seibihei

@tsukasafumio クレマンソーの下で労働争議弾圧に狩り出されたフランス陸軍のような…(クレマンソーはもともと反軍主義で頭角を現しました)

2013-06-16 01:07:32
司史生@減量中 @tsukasafumio

@sweets_street @seibihei シベリア出兵での田中や宇垣の動きは中堅幕僚には洩れてたでしょうから、ああいうことを軍部がやっていいのだという倫理的リミッターを外してしまったのかもしれないです。

2013-06-16 01:08:20