イアン・ハッキングしてみた/ 「私は特定の事例についての哲学者なのです」(イアン・ハッキングインタビュー, 2009年)
イアン・ハッキングのインタビュー「私は特定の事例の哲学者なのです」を読んだ記録です。
【書誌情報】
Madesen, O.J., Servan, J. and Oyen, S.A. (2009)‘I am a philosopher of the particular case’: An interview with the 2009 Holberg prizewinner Ian Hacking, History of the Human Sciences, vol.26-2, pp.1-20.
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岡澤康浩
@okazawa_y
「ほとんどの歴史家は哲学的感受性をまったくもっていません。幾人かの人はそうした感受性をもちます。たとえばダストンや、彼女の共同研究者ピーター・ギャリソンがそうです。それでも彼らは科学史家であって哲学者ではありません。私は歴史的感受性をもつ哲学者です、ですが歴史家ではありません。」
2013-07-01 21:31:03
岡澤康浩
@okazawa_y
(by Ian Hacking, in "I am a philosopher of the particular case’"p17)
2013-07-01 21:31:07
岡澤康浩
@okazawa_y
「フーコーの素晴らしいスタイルはフランス語のもので、私のスタイルは英語の、イギリス英語のものです。私は密かに自分の文章を誇りに思っているのですが、フーコーのものとは全く異なります。」イアン・ハッキング
2013-07-05 22:16:49
岡澤康浩
@okazawa_y
私は今回のインタビューで一番おもしろかったのはこれでしたね。ハッキングが自分の文章の書き方を誇りに思ってるのはみんな知ってると思っていましたが。これが公然の秘密というものなのでしょうか。
2013-07-05 22:17:59
岡澤康浩
@okazawa_y
原文は以下の通りhis[Foucault's] wonderful style is French and mine is English, British English. (1/2)
2013-07-05 22:32:01
岡澤康浩
@okazawa_y
I'm secretly proud of the way I write, but he and I write in totally different ways.(2/2)
2013-07-05 22:32:08