大阪市の流通品検査はカリウムの多い食品をセシウム検出と判定
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発端
大阪市の流通品 → ★千葉県製造昆布つゆ 21 Bq/kg(8月2日厚労省 http://t.co/bMxGIYeCO7 ) #okfood #ngfood
2013-08-04 09:49:32こんなに出るのか??? RT @BqWatcher: 大阪市の流通品 → ★千葉県製造昆布つゆ 21 Bq/kg(8月2日厚労省 http://t.co/5dq2tx8GMT ) #okfood #ngfood
2013-08-05 21:58:20これ下限値に>つけ忘れかと。134・137に数値なし。rt @Tomynyo: こんなに出るのか??? RT @BqWatcher: 大阪市の流通品 → ★千葉県製造昆布つゆ 21 Bq/kg(8月2日厚労省 http://t.co/YU6T0KfGbm ) #okfood #n
2013-08-05 22:03:17@ref_nishiogi @Tomynyo @BqWatcher Nal&昆布&セシウム合算表示だから、誤検出かもと思ったけど、つゆは水分多いから記号忘れぽいですかね…。ヤマサがちょっとかわいそうです。
2013-08-05 22:54:29@_ponopono_ まぁいつもの騒ぎが出そうですけどねー。いっそメーカーが煮詰めて計測結果出せば売れるんじゃないw
2013-08-05 23:08:59気になったので測定装置の機種を調査
厚生労働省の平成25年8月2日付け日報第697報http://t.co/ZRKaXUvZfi 添付の結果まとめファイルhttp://t.co/N9xL9PegCQ 掲載の大阪市の流通品検査結果No.1403は千葉県製昆布つゆ、総セシウム量21 Bq/kg(検出限界16Bq/kg)
2013-08-06 09:42:55大阪市の流通品検査の使用機種はこれhttp://t.co/xEVM0lUDN0 EMF211です。この機種はサンプルチェンバーの底より下の遮蔽が手薄で、大きな窓のそばで使うと雨の日には天然放射性物質のBi214を拾ってCs134と誤検出http://t.co/OApNMhwf0x
2013-08-06 09:56:23測定が行われた大阪市の2013年8月1日の天気http://t.co/hz3HBbaPky を見ると、昼前から午後にかけて降水量の欄に「0.0」の表示が。降水量の「0.0」表示は0.5 mmに足りなかった場合をさすそうですhttp://t.co/cA5BSUpqep
2013-08-06 10:02:15またEMF211は、2013年3月にK40補正を大幅に強化したデータ解析ソフトVer.4が公表されるまでは、カリウムを多く含む試料を測るとCs134、Cs137を過大評価するケースが頻発していましたhttp://t.co/OApNMhwf0x
2013-08-06 10:09:14昆布つゆは醤油メーカーの製品でだし汁(昆布だしと鰹だしを混合)に醤油を合わせたものhttp://t.co/7dU2tUApDk 昆布はカリウムの多い食品として知られ、醤油もまたカリウムの多い調味料http://t.co/3AFHdqnIGH
2013-08-06 10:17:33大阪市が流通品検査に使っていたEMF211に最新版のデータ解析ソフトVer.4がちゃんと入っていたかどうか、またよもや温度補正機能が全く実装されていない2012年7月以前のハードウェアのままで使われていなかったか、非常に気になります。http://t.co/OApNMhwf0x
2013-08-06 10:22:01思えば帯広市の給食食材検査で1年近くにわたってヨウ素131を誤検出してきた装置もEMF211でしたhttp://t.co/trts1qDBNq この時は製造元の技術担当者が生データを検討し、換気の不十分な室内の空気中の天然放射性物質ラドン222から変化した鉛214の誤検出と結論
2013-08-06 10:33:59昆布つゆだけではなかったのか
「大阪市流通・千葉県製造昆布つゆから21ベクレル/kg」の件http://t.co/QZ1Bt4sck6、大阪市の測定は、以前も測定方法や、精度が問題になったことがあり→ http://t.co/ScsKh0QdSO 今回の昆布つゆも似たような状況ではと推測。
2013-08-05 22:20:28.@emanon_uk さんの「大阪市流通、福島県産きゅうりから24Bq/kgの謎」をお気に入りにしました。 http://t.co/tiO9i6bxeb
2013-08-06 11:21:59うーん、大阪市の流通品検査のEMF211の運用http://t.co/EAUgtUmn4Z ちょっといろいろ目にあまる。福島県産のキュウリを900 mL容器(平底)にたった334.1g(おそらく半分そこそこ)入れて900秒=15分測定で総セシウム量24 Bq/kgだなんて
2013-08-06 11:37:35[2013.8.8追記]
引用のまとめを読み直したところ、この測定に実際に使われていたのは900 mL平底容器ではなく、縁まで一杯入れれば900 mL入るEMF211専用の500 mL用マリネリビーカーでした(製品カタログhttp://bit.ly/UXi3WQ p.2の試料容器の写真をご覧下さい)。この容器は側面に水平線が2本入っており、下が350 mL、上が500 mLの位置の印です。大阪市はこの下の線のところまでキュウリを詰めて測定していたのです。
同じ15分測定でも、どうしてきちんと1 Lマリネリビーカーに満杯になるまでしっかり充填して測定しないのだ。試料容器に途中までしか入れずに測った場合、あるいは試料が少なく小さい試料容器を使わざるを得なかった場合、検出限界値が上がるうえに測定値自体も過大評価になりやすいのに。
2013-08-06 11:41:56[2013.8.8追記]
コメント欄でもふれましたが、EMF211が1 Lマリネリビーカーに対応したのは2012年4月の食品新基準値適用の際で、それ以前は900 mLと350 mLの2種類の平底容器と専用の500 mL用マリネリビーカー(縁まで一杯入れれば900 mLまで入る)の3種類しか付属していませんでした。EMF211用の1 Lマリネリビーカーは、実際には縁まで一杯入れると1800 mLまで入り、側面に2本水平線が入っていて下が500 mL、上が1 Lの位置の印です。この新しいマリネリビーカーはそれまで使われていた3種類の試料容器の倍近い深さがあるため、これを使って検出限界値を下げようとするとそれまでの浅いサンプルチェンバーは使えず、新モデルの深いサンプルチェバーに買い替える必要がありました。
もし、EMF211を食品新基準値適用前の2012年1月に導入した大阪市が、食品新基準値適用の際にもサンプルチェンバーを買い直さずそのまま使い続けているとすれば、1 Lマリネリビーカーを測定に使えないのもうなずけます。とはいってもEMF211用の500 mLマリネリビーカーは縁まで一杯試料を入れれば900 mLまで入るのですから、サンプルチェンバーを買い替えなくても試料の使用量を増やして検出限界を下げ、かつ過大評価にならないより正確な測定をすることは装置の性能上可能です。
まさか小売店の店頭で検査用の試料を買う費用をけちったわけでもないだろうに。どうしてちゃんと1 kg買って来ないのだ。そもそもキュウリのカリウム含有量は100 gあたり200 mgだから、決して少ないとは言えないhttp://t.co/3AFHdqnIGH
2013-08-06 11:50:01