【耳で聞く】 麻生発言~情報を耳目のどちらで処理したかで解釈が変わるのはなぜか 【目で読む】
目で読む場合、途中でわかんなくなったら進行中のものを一時停止して前に戻って確認することができる。そのへんの違いというのが、今回の麻生発言における「誤解の発生プロセス」に大きく関わってる気がするので、コメントを取りに行くべきは川島教授ではないだろうかw
2013-08-07 05:26:31小説なんかでも、「盛り上がり所の決め台詞」や、「散々色々あったけど、最後の最後の〆の言葉」とかの善し悪しで、なんとなく評価が定まってくる部分ってあるじゃないw まあ、小説は何度も読み返せるけど、「わかんなくなってもう一度読み返しにいくわかりにくい小説」はあまり褒められないw
2013-08-07 05:27:57「夢中になって没入して、一気に読み終わってしまいました!」という小説はいい小説だけど、それだけ没入して(前に戻らずに)一気に読んでいるときは、やはり耳で聞くのと同じで「最初の頃に読んだこと」はやはり一部忘れている。情報の上書きが起きるんだと思う。
2013-08-07 05:28:42麻生発言の検証では、一部を抽出し要約したものが最初に出て、それの解釈に基づいて全文書きおこしが出て、「結論ありき」で前のほうの文章を理解しようとするから、 http://t.co/sipefRDjho の(1)(2)にあるような錯誤が出てきたのだと思う。
2013-08-07 05:29:45所以、講演はブロックセンテンスのみ記憶に残る様に話すわけです。“@azukiglg: 耳で聞いた内容を脳で処理するとなると、聞いている内容はどんどん刷新されて蓄積されていくから、前に聞いた内容は古いものから順にどんどん上書きされていく。だから最初の頃の話は覚えてない。
2013-08-07 05:30:12人は、最初のほうは忘れて、最後のほうの感想で全体の評価を決めます(・ω・)
ちなみに、「超」怖い話、「弩」怖い話、「極」怖い話、恐怖箱などで、僕が書いているか監修として全体構成に関わってるものについては、「まずドカンと殴って、アップダウンや息抜きなどを挟み、後半に向かって重い話が増えていって、最後は凄く後味の悪い大ネタで終わる」というものが多いはず。
2013-08-07 05:31:55人間の脳は似たような情報を繰り返し入れているとだんだん疲弊してきて、麻痺してしまう。怖い話も同様で、「その程度じゃ怖くないよ」という意識が知らず知らず蓄積されていくから、後半に向けて少しずつ重く強くしていく構成にしないと、読み続けるうちに飽きてしまう。
2013-08-07 05:33:30で、最後に読んだ話の評価で、本全体の評価が決まる。多少怖くなかった話、気に入らなかった話があっても、最後に読んだ話の評価で上書きされてしまう。これも、「短期的な記憶の上書きの繰り返しで、最初のほうで読んだ話のことが忘れられている」からだろうなと思う。
2013-08-07 05:34:40麻生発言を巡る「耳で聞いた」「目で読んだ」の解釈の差違なんかも、それらと重ねて理解できる話であるような気はするな。一応、我田引水な理解にすぎないことは承知の上で言うけど、そんなとこ。
2013-08-07 05:35:29