- Thassa_block
- 9894
- 1
- 0
- 0
無口な性格の主人公が、延々語る一人称小説――とかある種、矛盾ですし。なので、「手始めに書いてみる」のに一人称を使うのは良いでしょうし、極めるとすんげえ奥深いんですが、意外に「縛り」が多い形式でもあるので、「それに頼らなければ小説が書けない」ようになるのは危険かもしんないな、と。
2013-08-11 22:50:47@ichiro_sakaki キリコ視点って、なんだか酷く淡々と進みそうな気が。バニラやゴウト視点とかだったら比較的いいかもしれませんが
2013-08-11 22:51:55三人称のメリットデメリットは、まあ、一人称の裏側です(笑)。結局、一人称、三人称というのもツールなので、「たった一本だけ書ければ良い」ってんならともかく、何本も作品を書いていく必要があるなら、どっちも使いこなせた方がいいですよという。
2013-08-11 22:52:39ああ、それからもう一つ。一人称のメリット、これは「主人公が現代日本とか読者に非常に知識や常識が近い」場合に限定されますが、「誰もが知ってるものは描写する必要が無い」という事。その分、内面のドラマに容量割ける。例えば郵便ポストとか、いちいち、色や形を描写せんでしょ?
2013-08-11 22:54:09@ichiro_sakaki ファンタジーの場合スレイヤーズ!におけるガウリィみたいな無知キャラがいないとわざわざ自分の居る世界の説明もできないですもんね一人称 難しい…
2013-08-11 22:54:48@PSYCHOPASSMASA 確かに戦闘シーンは、一人称では相当上手くやらんと、そもそも「集団戦」とか書けませんし、「そんな延々書いている暇あったら戦えよ」的なツッコミを読者にされちゃう訳で。 「ああ、窓の外に!」<書いてる間に逃げろ 的な。
2013-08-11 22:57:20@kawakamin 一人称で書いた方が良い場合というのも色々ありますが、例えば、異世界に跳ばされた女子高生が、その世界を旅して回る、というタイプだと、やはり読み手にはヒロインの一人称の方が親近感わきますし、異世界を描く上での情報提示のやり方が色々便利だったり。
2013-08-11 22:58:37@ichiro_sakaki 大学時代に文芸部に在籍してましたが、入部希望の一回生が書いてくる作品の9割が一人称でした。で、そういう子たちが三人称にチャレンジすると、大抵三人称と一人称がごっちゃになってましたね。まあ、そうやって回数こなすしか上手くなる方法ないですけど……
2013-08-11 22:58:51@takeblack ハードボイルド小説は、一人称視点のものも多いですが、大抵は、描写を豊かにする為に、比喩やアイロニーを多用しますしね。その意味でキリコはそういうのやらんでしょうし、おっしゃるように、比喩やアイロニー使うのは、バニラやゴウトでしょうな。そういう意味では
2013-08-11 22:59:39@takeblack シャーロック・ホームズ的な描写だとありですかね。<バニラやゴウトがワトソン役
2013-08-11 23:00:05@whisper789 ガウリイというキャラ類型は、ファンタジイものをやる上での一つの「発明」だと思いますw
2013-08-11 23:00:40@Tachie_10932 神様視点、というのを意識して動かすと、比較的、三人称とかも操り易いんですけどね。あるいは、個人的には練習として「漫画」のノベライズを推奨します。大抵の漫画は三人称で表現しないと無理っぽいのでw
2013-08-11 23:02:19@ichiro_sakaki タイトルで出すとなると、話の骨格としてはキノの旅とかになりますかね。世界との関係性を書く場合は三人称、世界の姿を書くなら一人称ってところでしょうか?
2013-08-11 23:02:55@ichiro_sakaki そのお話で思いつきましたが、すっごい頭の回転が速い主人公が、表面上口下手で、常に相手や自分にツッコミ入れながらのモノローグで進行して行く一人称小説はアリかも知れませんね。 難しいでしょうし、誰かもう挑戦してそうですがf^_^;)
2013-08-11 23:03:59@kawakamin ああ、キノは異世界ではなく「国」ですけどねw まあ同じか。良くも悪くも「主人公の肩に乗っかって、延々と見て回る」なら一人称、「主人公を上から俯瞰して右往左往を楽しむ」なら三人称、って感じですか。
2013-08-11 23:05:24@jibetaP 逆に、あれですな、手紙が存在しない未来からタイムスリップしてきたキャラの一人称小説だと、描写する必要が……<かなり無理矢理だな
2013-08-11 23:06:15@PSYCHOPASSMASA @kawakamin 憧憬型は、下手すると、自分で自画自賛しちゃう事になりますしねw<一人称は それを更に逆手にとってキャラ性にまで高めてるのが、実は菊地先生の「トレジャーハンター」だったりしますが。
2013-08-11 23:07:18@takivictory 面白いですが、主人公のキャラ立てを最初に読者に理解して貰うのが最大の難関でしょうね。それがクリアできれば、いけそう。
2013-08-11 23:08:22@takeblack ロッチナは意外にモノローグ多いですけどね。でもまあ、彼の視点だとやっぱ偏りますし、キリコの内面までは描写されないものなあ。バニラ辺りだと、苛立ちながらもキリコを理解しようとして、その内面を推し量る努力しそうですが。
2013-08-11 23:09:53@ichiro_sakaki 確かに、最初にそのキャラを理解して貰う大きなイベントがいりますね。 あと、頭が良いのを印象づけられるくらい自分の頭が良く無いと読者に馬鹿にされそうなw
2013-08-11 23:10:46@ichiro_sakaki 郵便事業が忘れ去られている世界からタイムスリップしてくる、というのは相当いびつな技術発展が起きていることになりますねぇ。
2013-08-11 23:10:52