シンポジウム「making up people:イアン・ハッキングの歴史的存在論」拾遺(2013年9月10日)
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@yanoz 第二報告者涙目ですね。<ことさらハッキングが議論した文脈がどのようなものだったか、あのシンポでは十分明らかに共有されていなかった
2013-09-10 19:22:57@contractio 前提の確認はしっかりなされてたと思うんですけどね…。第二報告と第三報告をつなぐだけでも、まだまだ時間が足りなかったというか…、ハッキングの力技はすごいなあと逆に思いました。
2013-09-10 21:19:03@contractio 細かい議論は思い出せないですが、鈴木先生のコメントの他では、重田さんのコメントですかね。動的唯名論というあたりの話とあまりしっくりこない感が残りました。
2013-09-10 22:07:22@contractio ご報告だと、流行という話題を出されてましたが、思いついて話題にしただけ感があって、もうちょっと踏み込んでハッキングの議論と関連付けられそうだと思いました。
2013-09-11 12:55:30@contractio 質問への回答だと、「存在論」という言葉を使いたくないと重田さんはおっしゃっていたと思いますが、議論にはならなかったのが残念というか、ハッキングがあえて存在論と銘打つゆえんというのは、つっこんでいいポイントだったかも、と後で思いました。
2013-09-11 12:57:21@yanoz ハッキングが扱った題材の中には、「ある時歴史の中に登場し、のちに消えてしまう」という例(多重人格、遁走症)が すでに結構あるので、そこと結びつけていただけると良かったんですけどね。 ※ご参考:http://t.co/MinTL0lUKl
2013-09-11 13:01:02@yanoz というか、黒板にはその辺りの例を たくさん書いてはおいたんだけど、時間がないので そこを膨らませるのは諦めた、というのが司会の事情でありました。#gojo07
2013-09-11 13:02:39@yanoz そうですね。でも他の二報告は「存在論」の含意を明らかにする方向のものであることを知っていたので、そこはスルーし次第。
2013-09-11 13:04:11@contractio 重田さんたしか「『記憶を書きかえる』は読んだけど面白くない」とかおっしゃってましたよね。「流行」という言葉も「そんなことに興味もてない」というニュアンスで使われていたような・・・時代を貫く変わらないものを見るフーコー(目線低い)の方が好きですよ、というか。
2013-09-11 17:52:43@contractio ある病名について「そんなのは流行にすぎない」と語るとしたら、どういうループ効果を持つか、みたいなことをハッキングをふまえて論じるとか、いろいろ展開しようはあるのかなと思いました。そのあたり、進行中の出来事に立ち入るハッキングはかなり慎重ですよね。
2013-09-11 17:58:12@yanoz そういうメタな話をする前に、まずは 消え去ったり消え去らなかったりする個々の kinds について吟味すべきでしょうね。<ある病名について「そんなのは流行にすぎない」と語るとしたら、どういうループ効果を持つか、みたいなことをハッキングをふまえて論じるとか
2013-09-11 18:01:51@contractio なるほど。「そんなのただの流行だろ」といってスルーされそうなことに介入するハッキングのやりかたがいかにガチかというのが、ご指摘受け手、良くわかったような気がします。
2013-09-11 18:16:392013年9月12日
2013年10月07日
その後『記憶を書きかえる』を読んでたら、ハッキング自身「流行」(と訳されてる)について言及して議論してました(邦訳292頁~)。それはただの「人まね」ではない、と。その流れで「意味論的伝染」という言.. http://t.co/MI5CxK3vHQ
2013-10-07 17:26:36