- kyakkyauhuhuhu
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日本でこういう過程でできたカルデラもあります。
浅間・・浅間・・
箱根なんかは典型的な例です
こういうデカイ噴火。カルデラを含む噴火。
その中で
「高い山があって上が落ちるっていうのはおかしい」ていうのはあるんですけど
大きな噴火があったのは先ず間違いないですよね。
でその大きな噴火っていうのはどうゆう噴火なのか
というのがこのスライドですが
まあこんなのは教科書でも載ってるので後で見ておいて下さい。
霧島のジオパークでいろいろやる時に
噴火を復元する図を、イラストを描いてるひとに描いてもらいました。
これは姶良が噴火した時の様子を、描いてもらったんですけれども
ボクちょっと不満があってですね
姶良の噴火の頃、3万年前くらいですから
今より海岸が低いのでこういう海里区分になってないのですが
そこまでイラストレーターの方に伝えることが、なかなかボクには出来なくて
こういう図になってしまいました。
ただ、あるところで町田大先生がこの絵を使われたので
ちょっと溜飲を下げております。
で、こういう大きな噴火になります。
一面火砕流がワーと広がって、上の方には高い雲が広がって・・
ということが、たぶん起こるんだろうな
と思ってるんですが
これが起こるとですね
炭になります。
で、石黒先生の小説では
加久藤カルデラが噴火して鹿児島市がやられるまでに
時速100kmの火砕流がやってくると
加久藤カルデラから鹿児島市まで50kmくらいありますから
30分くらいかかるんですね
そのときにはまあいいかなと思ってたんですが
姶良カルデラが噴火するとたぶんその瞬間に死んでるんだと
思います
マグマが地上に出てほんとにばっと拡がる「インフレーション(?)というんですけど、瞬間的にぱあっと膨らむようなところに生きてますので
たぶん「炭化なう」もつぶやけないと思います。
いきなり切れると思いますから
その時には「ああ、井村が逝ったな」と
それで、ぱあーっと流れる訳ですよね
南九州一円、三万年前姶良カルデラから出たシラス
みなさん、お手元に「シラス」と書いたものがあると思いますが
それがぱあーっと流れて九州一円に積ってる
それが出てるのが火山灰じゃないのかと皆さん思うと思うんですが
これ全部そうです
これ国分の写真ですけど
下から上まで全部シラスです
だから三万年前の大噴火で、石黒さんの小説では一瞬で噴出は終わってしまうんですが
たぶんこれ全部たまるまでに、1週間くらいかかってるんじゃないか
- 早川 あのね、ボクは十何年前にこれ計算したことがあって。Atで。
Atの噴火って10時間だか20時間だかと思った - 井村 それぐらい?
- 早川 うん。だからこれはほんとに1時間ぐらいだと思う。
これだって、1回でドッときてオワリだよ。
- 井村 ボクはまあこの下だから、別に何時間かかろうが関係ないから
まあふつうの??レートと比べるとボリュームが大きい
特別なことが起こっていると思えばいいんですけども
普通の数立方キロメートル出ているような火砕流のフィッシャーズレート(?)を考えて、そのままで割り算すると1週間近くなるという、、 - 早川 勿論そう。勿論そうなんだけど、やっぱりカルデラが出来ちゃう時ていうのは、こういうアナタ悠長に出てる場合じゃなくて、全部 天井まで破けるんじゃないの
- 井村 まあ、その辺は・・
- 早川 てゆか、そういうのは10年か20年間ボクは勉強してないから知らないけど、最近勉強してる?
- 井村 してない
- 早川 小山さん勉強してる?
- 小山 してない
- 早川 実はもうそういうのとはちょっと遠ざかっちゃってるね。問題だね。
- 井村 問題だね。最先端からね。まあ皆さんいいけどね。ボクはまだちょっと若いからね。まあいいや。見てる人はみてるから。
えと、遠くにいっても結構あります。
これは某原子力発電所から3キロの地点です。ここだけでも5メートル以上あります。