『もういい加減、北海道で植樹イベントはやめようよ!』という話
@r_kikyoya ひとの目に触れやすい都市緑化とは違って、林学の分野ですものね。土地ごとの特性など専門性が強い部分は当然多いはずですが、ノウハウが担当者レベルでも共有されるといいと思います。
2013-11-03 00:28:10@r_kikyoya 前のつぶやきと重なりますが、主催者側も緑化がしたいのかイベントがしたいのか、目的に応じた動きをしてくれればいいのにな…と思います。善意の方々の力を借りるのなら尚更です。
2013-11-03 00:30:39@poplacia 激しく同意します!植樹のイベントで人を集めて、木を植える体験をしてもらいたいだけなら、それが本当の森になるような嘘をつかなければ良いのです。本気で緑化したいなら、重機で表土を剥がすような更新補助手段を用いるべきで、その辺を一般の方々にきちんと説明すべきです。
2013-11-03 00:39:59@r_kikyoya 森ガール http://t.co/0SimS1w6Xo について考えたときも指摘されましたが、それが必要なことでも伐採に対する抵抗ってあるのかな、と感じました。洪水防止に川のヤナギを伐るのにも苦情があるらしいですし。でもそこを説明してこそですよね。
2013-11-03 00:42:52@poplacia 僕は必要であっても伐採に抵抗があります、それは生物を食べる際に受ける感覚と似ています、もちろん必要な事はわかっているので気持ちの問題であり納得はしていますが。 アサイさんが言われるように説明してこそですね @r_kikyoya
2013-11-03 00:47:05@YoshitsuneK @poplacia 最も効率的に樹木の天然更新を起こす方法は、更新を妨げる草本類や笹を重機で除去する事と、間伐遅れで下層植生が無い針葉樹人工林を強度に間伐する事です。一見環境破壊にしか見えませんが、有効な手段である事をきちんと説明すべきだと思います。
2013-11-03 00:59:04「えりも緑化事業」について
@poplacia まあそれで日高管内では唯一のハゲ山。脱却に一大プロジェクトっすからねえ。だいぶ山できたけどものたりねえっすわ。
2013-11-02 23:56:37@tantanQtan 今のクロマツが林野庁による緑化の結果なんですね、存じ上げませんでした。元の海岸部の木本植生はどうも想像できませんが、クロマツ純林じゃなさそうです。
2013-11-03 00:35:37@poplacia 近くの地域と写真からみるに多分ミズナラ、ハルニレですが、私専門じゃないのでこのくらいです。まあちょっとした例外も当然あるので、だいたいの北海道ではまあそうなんだけどここだけが別世界だわ~とオモタ。
2013-11-03 00:46:44@tantanQtan おお、比較的一般的な樹種ですね、ありがとうございます。やっぱり厳しい環境だと尚更、必要なのは人手よりも時間だったりすると思うので、不可逆的だなあととかそんなことを考えたりしました。別世界にもなりますね。
2013-11-03 01:04:39植林による環境再生の数少ない成功例として「えりも緑化事業」がある。確かにあの事業は尊いと思う。だだ今の技術であれば、風上に設置した防風柵の後ろに前駆樹種の種子を植生土嚢や吹き付け工で定着させ、風下側ではストーンマルチで表土の動きを止めてしまえば、遙かに効率的な緑化が可能なはず。
2013-11-03 01:20:33風衝地での緑化で、季節風の風上側に母樹が育つまで待てないなら、ストーンマルチを行ったエリアに、種子入り粘土団子を蒔くという手だって有る。ストーンマルチというと大げさだが、要は石を並べるだけだ。単に砂利を敷いただけでも実現出来るから、人の手で木を植えるより遙かにお手軽だぞ。
2013-11-03 01:32:53@umigoki お手軽といっても、人海戦術よりも人手の投入量が少ないというだけで、重機やダンプを動かせば経費はかかりますし、何より適切な緑化計画のための頭脳労働にかかる労力は遙かに必要な訳です。今時の緑化で、精神主義に基づいた人海戦術はアホらしいというのが私の意見です。
2013-11-03 01:44:26私はえりもしか知らないんですが、えりもの緑化は種の上に海藻かぶせる特殊工法というのがなんとなくマニアックで面白いです。あと現在は土嚢よりもマットを使ってる。表土剥いだだけで広葉樹なんて数万本/ha単.. http://t.co/M4KhBAAMlQ
2013-11-06 13:40:21@tantanQtan 植生マット工法の情報をありがとうございます。少し調べてみましたら、最近では在来植生の種子定着を促す植生マットもあるそうで、勉強をさぼっていると技術の進歩に置いていかれそうです。襟裳の海藻を被せる手法もある意味植生マットといえますし、面白い技術ですよね。
2013-11-06 14:48:25@r_kikyoya 海藻のシールドがそのまま堆肥によく変わったなあと思いますが、大したもんだと思います。吹付も海藻を使うことでミネラル分が補給されるのが認知されているみたいで条件がそろったんでしょうね。
2013-11-06 15:09:27ニセアカシアについて
北海道で裸地をつくって放置しておくと、ニセアカシアが純林をつくるくらい優占しちゃうことがある。近くに街路樹で使われるとか、川なら上流に母樹があると、条件はさまざまなのだけれど。
2013-11-02 23:41:03