【愛媛新聞11月17日】ふるさと伝言 「届かない現場の声 福島覆う政治的流れ」 木村真三(放射線衛生学者)

まとめました。
政治 飯舘 ICRP 環境省
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しまなみ @shimanamis
【愛媛新聞11月17日】ふるさと伝言「届かない現場の声 福島覆う政治的流れ」木村真三① 「いいたてのトルコキキョウは色が違うんですよね。なんか色がさえてるっていうんですか…市場でも特別なんです。山深い、特有の寒暖の差が効いてるんです。<続く
しまなみ @shimanamis
木村真三② 続き>でも、今は避難先で栽培してるから、色がぼやけるっていうか、あせてるっていうか…。ああ、普通のトルコキキョウだなあって。でもね、もし飯館で育てても、放射能が入ってるって売れないんです」
しまなみ @shimanamis
木村真三③ 全域が避難区域となっている飯館村の伊藤さんの話です。以前は「日本で最も美しい村」とも言われ、人々は農業を中心とする「までい(心をこめて、つつましく)」な暮らしを送っていました。放射線量が高く、除染が困難な森林に包まれた村。
しまなみ @shimanamis
木村真三④ 伊藤さんは自ら自宅周辺の植物やキノコなどを採取しては測定し、県や村、国が推し進める帰還に向けた取り組みが本当にあるべき姿なのかどうか、村民として警鐘を鳴らし続けてきました。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑤ 伊藤さんの住む地区は除染廃棄物の仮置き場に選ばれ、設置工事が始まっています。先日、自宅周辺で取れた天然のマツタケやシイタケを私が貸している測定器で測ると、1キロあたり数千ベクレル。この村に帰ることができるのか?
しまなみ @shimanamis
木村真三⑥ 帰ったとしても風評被害を払拭することが本当にできるのか?何度も国や県、村の説明会や懇談会で訴えて来ましたが、発言の機会は限られ、納得する回答は得られませんでした。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑦ こうした事例は珍しくありません。例えば昨年、全員一致で帰還困難区域への指定を村に求めた飯舘村蕨平地区は、一部が原発作業員の被ばく線量限度の上限にあたる年間50ミリシーベルトを上回ります。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑧ しかし結局、帰還困難区域には指定されず、除染によって線量が下がった場合に帰還を目指す「居住制限区域」となりました。飯舘村の復興計画「いいたてまでいな復興計画」の策定は、村民ではなく大手コンサルティング会社が取りまとめています。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑨ 一方、環境省は「除染後帰還、帰還すれば補償はなし、森林除染は不可能」という方針を強硬に進めています。被災者への補償額が膨張するうえ、除染も費用対策効果が思うように得られないことが垣間見えます。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑩ 言い換えれば、それだけの人々の生活を奪った原発事故に対し、問題を正面から真剣に取り扱ってこなかったことの証でしょう。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑪ 今年7月6日、日本の放射線に関する法律に大きな影響を当たる国際放射線防護委員会(ICRP)が、飯舘村民との対話集会「ダイアログセミナー」を開きました。代表発言者は村民4人を含む十数人、参加者は100人程度でしたが、<続く
しまなみ @shimanamis
木村真三⑫ 続き>よく見ると参加者のほとんどが行政関係者、放射線関連の専門家、マスコミでした。不信に思った飯舘村の発言者が「参加者の中で本当に飯舘村民の方は何人いらっしゃいますか」と挙手を求めたところ、手を挙げたのは、わずか1人。これが現実です。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑬ しかし、ICRPはホームページ上にあたかも村民と十分に対話をしたかのような報告を掲載しています。
しまなみ @shimanamis
木村真三⑭ 畳み掛けるような政治的な流れの中で、本当に救いを求める人の声は誰が聞いているのでしょうか。私が福島にいる理由は、こうした流れを少しでも遮ることが必要だと思うからです。(きむら・しんぞう、鬼北町生まれ)

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