@storywriter @junko_fujita 承前)そもそも伝えようとも思ってない人が多数であるということを留保しておかないと、HCDの調査手法は成り立たないのではないか?というのが私の考えです。
2013-12-21 09:54:47@storywriter @junko_fujita はい。洩れが起こるのは承知していて、発話者にはそれを補おうとする意志があり、受話者にはそれをつぶさに追って背景を掴もうとしていること、それが朧げであることは承知しているつもりです。
2013-12-21 09:57:24@chachaki @junko_fujita 実際は、人は言えないことや、うまく言葉にできないこと、取り繕おうとしていること、そもそも伝えたくないこと、伝えることを諦めていることなど、多くあります。
2013-12-21 10:04:03@storywriter @junko_fujita 分かりました。ということは「発話者の意志」は前提ではないですよね。その点が(少なくとも)私にとってはとても重要なので、できれば暗黙であれ明示的であれ前提として欲しくないのです。
2013-12-21 10:06:05@storywriter @junko_fujita すごく短絡的に言うと、私は色々あって友人に恋愛やら生活やらLGBTやら様々な場面で「言いたくても言えないことがある」「一般的にこう思われてるけど全然違う」といったことを聞いて育ってきたので、【洩れ】を対象に議論をしている(続
2013-12-21 10:10:05@chachaki @junko_fujita はい。ちゃちゃきさんの気にされている意味での前提ではないです。例えばインタビュー調査の現場で、協力者が、なんでもしゃべりたがっているという前提を持つことは、もちろんありません。
2013-12-21 10:10:25@storywriter @junko_fujita 分かりました。ただ、【意志】は明らかにGoal Orientedというか、目標・目的に対する向かう精神を意味する言葉なので、「意思」とか「他者との関わり」とかに読み替えた方がよいように思います。
2013-12-21 10:13:57@chachaki @junko_fujita あ、確かに「意志」より「意思」のほうが合ってます。ありがとうございます。
2013-12-21 10:17:25@chachaki @junko_fujita 先ほどの僕の前提も説明するとより納得いただけるかと思います。生物としての本能に近いところで、人間は「伝えたい」という感情をもってしまう性質がある、ということです。もちろん、実際の個々人の状況になると、そうシンプルにはなりません。
2013-12-21 10:23:45@storywriter @junko_fujita 羽山さんの考えを否定するつもりはないという前提で。私は「人間は「伝えたい」という感情をもってしまう性質がある」とは思ってないです。あくまで受け入れられるだろう内容についてのみ伝えているだけで、それを性質だとは思ってないです。
2013-12-21 10:29:36@chachaki @junko_fujita 我ながら何かうまく言えてない感じ。ええと、例えばインタビュー調査するとき「この人は言えないこと言いたくないこともちろんあるけど、本質的には、何かを伝えたい」という、相手への信頼をもって臨むんです。
2013-12-21 10:33:35@storywriter @junko_fujita それであれば分かります。受話者が相手への信頼をもつために自分に言い聞かせる言葉ということですね。発話者のことを「〜という性質がある」と決めつけていないのであれば私としてはよいのですが、明らかにそう読めることは問題だと感じます。
2013-12-21 10:38:12@chachaki @junko_fujita なるほどー。言われて不安になったのですが、僕の知識は、どこかで学んだのは確かなのですが、誰のどういう研究かは、パッと出てこないです。
2013-12-21 10:40:18@chachaki @junko_fujita あー、その意味では「性質がある」なのです。僕の意見というより、先のポストのとおり、どこかでそう学んだ記憶があるからです。エビデンスが示せるとよいのですが、申し訳ないです。
2013-12-21 10:43:28@storywriter @junko_fujita 羽山さんの言説を否定するつもりはないので、原典がなくても構わないですよ。私としては(原典がではなく)羽山さん自身が発話者の性質をある種決めつけているのか決めつけてないのかが分かればよいです。←これも誤解が生まれるとは思いますが
2013-12-21 10:53:02@chachaki @junko_fujita なるほど。その意味では、先のインタビュー調査の心持ちそのままです。相手を信じている。
2013-12-21 10:56:33@storywriter @junko_fujita ですよね。HCDに携わる者としての態度の話で、発話者に一般化される性質ではないはずなので。(で、私の個人的な意見としては、誤読される危険性はかなり高いので、原典を引用するにしても自説にしても注意した方がよいと考えます。)
2013-12-21 10:59:03@chachaki @junko_fujita ああ! 先の文面だけを見ると、言葉通りに理解されてしまいやすい表現になっていた、ということですね。すみません、わかりました。
2013-12-21 11:04:40@storywriter @chachaki 一応議論が収斂されたように思いますので今からリプを…w 面白い議論でした、ありがとうございます。帰宅したらとぅぎゃりますw
2013-12-21 11:53:27@storywriter @chachaki ちゃちゃきさんの指摘の通り、そもそも私にはエスノメソドロジーや会話分析とHCDをつなげようという意図はありませんので、インタビューの発話の洩れと私の書いた「洩れ」というのはべつのものです。
2013-12-21 12:18:48@storywriter @chachaki なので、偏りを許してしまうことの違和感とか意味がわかりませんでした。私はHCDに何でもつなげるのは傲慢だと思っていて、手法を学びたいのではなく人のありようを知りたいだけなので、そんな感じで読んでいただけると幸いです。
2013-12-21 12:19:12@storywriter @chachaki あと、デリディアンの前で本質とか本能とか書くとまためんどくさいことになるのでご留意ください(笑)
2013-12-21 12:19:33