LNTモデルは20mSvまで統計的に有意なのか?浜岡先生とみゃー男さんの議論

「放射線と甲状腺がんに関する国際ワークショップ」2日目に出席した浜岡先生のLNTモデルは20mSvまで有意と言う説明とそれに対するみゃー男さんからの疑義
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h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

被爆者のうち2万人を対象にした成人健康調査 http://t.co/AUmpbxvPDH では医療被曝含めた測定をしています。医療被曝量をさきほどの分析に取り入れれば、当然、その影響評価は可能です。 @Ikaushi  

2014-02-23 16:16:48
ネコ砂シャシャ(ネコウニョ) @Ikaushi

影響研究所のデーターは原爆ですね。医療被ばくを含めたmSvオーダーまでの正確な被ばく線量がわかっているのですかね。正確だとしても20mSvを語れる分散には見えませんがRT@ytkhamaoka

2014-02-23 16:24:18
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

サンプル数も少なくなる&指摘のような不確実性もあるので、現段階の分析では20mSvということなのでしょう。 @Ikaushi

2014-02-23 16:41:58
ネコ砂シャシャ(ネコウニョ) @Ikaushi

なるほど、PET-CT 1回分と言う事ですね。RT@ytkhamaoka

2014-02-23 16:44:35

dreswlさんの指摘

h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

原爆被爆者の結節と被曝線量に線形の関係があることを示したもの。 http://t.co/0rfAkhr8wZ 長瀧氏も参加。Imaizumi氏は3県調査の委員。

2014-02-23 09:19:50
dreswl @dre_swl

@ytkhamaoka mean and median thyroid radiation dose of 0.449 Sv and 0.087 Sv・・ 福島と比べるとかなりの高線量ですね。。

2014-02-23 22:56:28
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

@dre_swl 被曝者の成人健康調査サンプルなので、線量分布はLSSとほぼ同様になってます。

2014-02-24 07:56:07

Tonkyoさんとの対話

地下楽師@Ph.D @tonkyo_Vc

@ytkhamaoka すみません、先生のブログですが、回帰モデルを考える前に、まず3年分のデータの甲状腺癌発生頻度を比較して、それらが「同一の母集団に由来する」という帰無仮説が棄却されるか否かを確認せずに解析を行うのは適切ではないのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

2014-02-24 22:15:59
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

母集団は当時の18才以下の福島県内居住者で共通。そこから時間と共にサンプリングしてくるという方法。性別のように変化しない変数と検査時年齢のように変化する変数は当然分析に組み込む必要有り。それを踏まえた分析中 https://t.co/hEEIlxVHe9  @tonkyo_Vc

2014-02-25 05:30:16
地下楽師@Ph.D @tonkyo_Vc

@ytkhamaoka ありがとうございます。私がデータをざっくり見た限り、11年、12年とも各地域のデータで癌罹患者の発生頻度について独立性の検定を行った限り、有意でなかったので、そこをスキップして直に線量に応答するモデルを仮定する、ということに違和感を感じました。

2014-02-25 09:51:04
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

私の分析でも癌は有意にはなっていません。なお、実験データならば説明変数×応答変数のクロス集計でもokですが、線量は連続量、被験者の年齢層、ヨウ素剤配布の有無など多様な要因が影響し得るので、回帰の枠組みで行った方が楽です。年度の差違もダミー変数で検定可能です @tonkyo_Vc

2014-02-25 10:07:56
地下楽師@Ph.D @tonkyo_Vc

@ytkhamaoka ご助言、ご意見どうもありがとうございます。私の方でももう少し検討をしてみようと思います。

2014-02-25 10:13:31

その後の浜岡先生のTweet

h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

放影研がしているような線量を限定して推定という方法には→サンプル数が減少→係数=0という仮説が棄却されにくくなる。という問題があるので、全サンプルを使って傾きが線量範囲によって異なる等のモデルを推定したのが→ http://t.co/QuJkgYkYhN

2014-02-25 05:44:54
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

地域別分析についてMELODI WSで報告したときの概要 内田さんにまとめていただいたもの http://t.co/8A3zkUGrRi  同WSでポスター報告した 「さらばポアソン回帰」 のポスター http://t.co/VoBOx6E4z3 

2014-02-25 05:52:36
まとめ 欧州低線量 MELODI WS1 detailed full programme yutaka hamaoka ‏@ytkhamaoka さんのツイートをメインにまとめました。 3110 pv 62
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

さらばポアソン回帰 に関してTWしたように、LSSやMayakなどで用いられているポアソン回帰モデルには集計による情報損失という問題有り。個人レベルデータは個人レベルで分析すべき。この分野の「専門家」は、Prestonの開発したEpicureのAMFITルーチンに依存しすぎ。

2014-02-25 06:04:36
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

さらに原発従業者という新しいデータに、クロス集計表の傾向検定とか、手法が古すぎ。 http://t.co/6WpcCEdpGH まあ、モデルに頼らず、まずはデータの様子をみようという意義はなきにしもあらずだが。それにしては線量の集計が粗雑。

2014-02-25 06:14:27
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

経済学やマーケティングでは個人レベルのデータの入手が容易化→個人レベルでの選択、死亡などに注目した分析手法が発展(Maddala 1983とかAmemiya 1985など「古典」)。放射線疫学分野でも個人レベルデータ+Cox回帰等が増加→低線量での影響評価の進展を期待する。

2014-02-25 06:15:50
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

甲状腺WSの最終まとめ  http://t.co/NikNPIoOGK 移動中でみられなかったが、危惧していたとおり低線量WGの再現。100mSv以下では影響が認められないとか、LSSの分析(高齢者)では2年で発症した例もある、などShoreさんに情報提供&求むご意見メール

2014-02-25 06:35:24

Rintaro Nishigakiさんの多変量解析に関するコメント