「革新政党」で連想するのは「維新の会」?政治用語のイメージは変わり始めたか
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gryphonjapan
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社会学者/環境政策と環境運動の社会学、地域資源管理の社会的技術、環境エネルギー政策/練馬区→新座市→板橋区→盛岡市→松本市/赤谷プロジェクト/西武沿線育ちのライオンズファン

BOSEが2台で和尚がステレオ

同志社大学グローバル地域文化教授。共著に『知りたくなる韓国 yuhikaku.co.jp/books/detail/9… 』『戦後日韓関係史 yuhikaku.co.jp/books/detail/9… 』など。

社会調査のテキストに「学歴が高い人々は革新政党支持率が高い」という仮説が出ていて、革新政党ってどんな政党か挙げてみてと学生に聞いたら、「維新の党」と答えが返ってきた。
2014-05-12 20:03:33
間違っていない気もする "@tsunehide53: 社会調査のテキストに「学歴が高い人々は革新政党支持率が高い」という仮説が出ていて、革新政党ってどんな政党か挙げてみてと学生に聞いたら、「維新の党」と答えが返ってきた。"
2014-05-13 01:18:57
遠藤昌久、ウィリー・ジョウ「若者にとっての『保守』と『革新』:世代で異なる政党間対立」(『アステイオン』80)面白い。40歳代以下は維新を最も革新と認識。共産が最も革新という認識は50歳代以上だけで、「政治学者やメディア・論壇が捉える保革イデオロギー理解はすでに崩壊しつつある。」
2014-05-16 22:31:39
ほぼ1週間前に https://t.co/luShvuarDb をちょっとした笑い話として消費したばかりなのに…常識化していたのか。 @YukiAsaba
2014-05-18 06:30:53
東京の田舎住まい。

政治学者。国会議員白書 https://t.co/exapotMbcm 更新中。 ブログ:https://t.co/12lMsPw1E5 著書:『世論の曲解』(https://t.co/ldSOELUIMi)、『平成史【完全版】』(共著、https://t.co/QsCxNFuBNc)。 連絡先:sugawara_アットhttps://t.co/TL9jLWINQA。

東京大学教授・信州大学教授(知的財産法、行政法、技術安全保障)。IACT理事長。2013年弁護士登録。元JASRAC外部理事。大阪人。ワンコ党。観る将。つぶやくのは、たいてい下調べ抜きの思いつき。「いいね」はメモ、RTはフォロワーさんのご参考用で、賛同とは限りません。対話の無理そうな方と敵意を煽る方は、御遠慮します。

何度か言っているけど、革新と言えば小泉のイメージの人がいまや多い。学生に保守・革新の話をしても、まず誰もピンと来ない。戦後史好きの学生が、そういうものがあった的に理解している感じのもの。
2014-05-17 00:49:55
右と左は言葉として十分残っているのだけど、右がネットウヨクや排外主義のイメージなので、これを保守と説明すると全然違うものになってしまう。
2014-05-17 00:52:28
切に区別してほしいですわ。保守派としては。 @sugawarataku: 右と左は言葉として十分残っているのだけど、右がネットウヨクや排外主義のイメージなので、これを保守と説明すると全然違うものになってしまう。
2014-05-17 01:12:58
@alicewonder113 @sugawarataku 農村保守。社会党への対抗戦略として、極端な民族主義や、官僚主義に依存した法解釈など、自民党の右派と何が違う、と思うところばかり。高校生のとき、民青にジャージとわらじを履いて和太鼓叩けって強要されたことを思い出します。
2014-05-17 01:16:04
@sugawarataku @alicewonder113 そもそも「革新」が左翼的・進歩的文脈で使われる様になったのって戦後になってからで、戦前は体制内の急進的な改革志向→更には右翼的体制変革の物言いで使われた用語ですからね。
2014-05-17 09:22:51"保守""革新"は、ともに根拠薄弱な日本的政治用語だが、程度差を問えば、明らかに"革新"という言葉のほうがひどい。翻訳不可能な言葉であり、外国の日本政治研究者も、この言葉には苦労させられており、「進歩的」「社会主義的」などの苦心の訳がなされている。
この"革新"という言葉・シンボルが奇妙奇天烈なのは、生い立ちを見るとよくわかる。なんと"革新"とは、戦前には主に右翼の一派を指していたのであり、当時の現状維持派に対する現状打破勢力を「革新」と呼んだのである。自由経済派に対して統制経済を主張したグループのことであり、既成政党に対して新官僚(内務省が中心)、民間右翼のことを指していた。戦後「保守反動」の権化のように言われた岸信介は、若い頃は「革新官僚」と言われていたが、これは別に彼が転向したためではなく、それが当時の用語法だったのである。
その"革新"が、戦後は「左」の意味で使われるようになったが、その経緯を朝日新聞の熊倉正弥はこう書いている。「戦後しばらくして、主として社共両党を対象に革新の語が使われはじめたが、それは新聞が最初であった。それまでは進歩勢力などと呼ばれていたのだが、中立の立場でする報道には『進歩』は『よい』という価値判断を含むから不適当だとし、単純な現状打破という意味として『革新』にかえたと記憶する。この言葉は社会一般に受入れられた。それは進歩勢力の語とともに使われていた社会主義、民主革命なども感じがどぎついとする空気があったためのようだ」(『朝日新聞』1968年2月29日)

お互いを大切にできる社会をつくる。未来に大切な環境を残す。みんなが幸せに生きる。そのためには暮らしと政治をつくり直す必要があります。その鍵は持続可能なコミュニティづくりにあります。

これほど酷い自民に論戦を挑めない民主。 結局、政権後退を目的にしたため、党を右翼にのっとられたのだろう。 もう一度仕切り直して、リベラルの再結集が急務だ。
2014-05-20 14:23:19
リベラル結集って、社会主義のイメージダウンを何とかしようと社会党が使い始め、その後一人歩きしていますが、この言葉使いをする限り、変な右翼が入り込んで乗っ取るということは繰り返されるでしょう。その際「ネオリベラル」も結集するのか、整理が必要です。
2014-05-20 15:22:18
普通は、向こうが保守連合、中道右派連合とくるなら、こちらは中道左派連合ということなのだろうと思うのですが。日本は戦後「革新」という右翼用語を左翼のアイデンティティにして以来、他の先進国には見られない変わった政治評価軸を持っているからなぁ。
2014-05-20 15:23:48
@kurokawashigeru と言うのか、社会党が政権獲得したのって「中道」「リベラル」のみならず保守や右派の傍流みたいなとことの連立でしか経験したことがなくて、仮に欧州的な中道右派(保守)Vs.中道左派だと政権獲得がし難かった「現実」もあるんですよね。
2014-05-21 10:55:33