しきじききょーきょー

大学に提出した長すぎるレポートを読んでくれた人との話です。
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難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion しかし一方で、外世は我々を、飽く迄我々が見ているところの表象は虚構だと言う事も自ずから知らせます(というか享受者が知ってます)。そして、そうだからこそ、メタファライズも出来、批評の可能性があり、また現実と非現実の区別、も可能にさせてるのだと思います。

2014-07-25 00:10:51
Kanorin_EX @ant_onion

@L_O_Nihilum ええ。それは手塚治虫の時代から既に…。一時は高橋留美子がそれをいちばん明確に表していた気がしますが。

2014-07-25 00:11:01
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion 外世論をはっきり言ってる作品てのは少ない気がします。これはあくまで、読み取る以前の段階、「世界」としての段階で唯物的にとらえる限りでは、作品内の世界も実存者、実在者的な発想で考えることが出来るぞ、という話になるので、厳密にはメタ発言等が一切許されませんし。

2014-07-25 00:12:32
Kanorin_EX @ant_onion

@L_O_Nihilum 巻き込みつつ広がっていくイメージで…

2014-07-25 00:13:38
Kanorin_EX @ant_onion

@L_O_Nihilum ええ。虚構世界の虚構性は享受社は常に認識している、というかそうだからこそそれを求めるのですし。

2014-07-25 00:14:23
Kanorin_EX @ant_onion

@L_O_Nihilum 逆に高橋留美子の場合犬夜叉あたりからそういうメタな構造を表に出しすぎちゃってかつての力を失った気がするのですよね。

2014-07-25 00:16:05
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion そうです。そして、この金剛的な部分だけを引っ張り出して、批評的にメタファーとしてだけ使ってくから、批評ってアレなんですよw

2014-07-25 00:16:55
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion やはり、世界の持つ狂気って凄いんですよね。簡単にそれを言葉の力と同値にできないところがある。(そう言ったら、また一方で日本ほど技や術を詠唱から使うような世界を描いた作品も少なくないわけですが…) 犬夜叉は世界観としては至高だったのに…。

2014-07-25 00:18:19
Kanorin_EX @ant_onion

@L_O_Nihilum なるほど…。でも包含していく部分って自明化してしまうからかえって気にとまらなくなる…?

2014-07-25 00:18:22
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion 気に留らなくなって貰えば批評は逃げられる…てさっきの話と共通ですねw (金剛という話を持ってきて、主体の崩壊という思想を男根主義的に脱構築するとかどうよ…w?) でもホントの意味での金剛的価値はまさにその「何も気にしなくなる」とこでしょうね。

2014-07-25 00:20:22
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion アニメずっと見てました。世界観の壮大さがとても気に入ってたんですが。(あと、個々のキャラの魅力もね!)

2014-07-25 00:20:57
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion ですから、批評的欲望自身に金剛の、つまり不動明王の火剣がささって、それが消えると言う意味で、です。煩悩が消え去った後にはただ世界しか残らんのです。世界はそうなってる事の総てだ!そこに帰る。それを知ってた人は、上った梯子は投げ捨てる。

2014-07-25 00:23:55
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion そこは特筆すべきとこあって、らんまやうる星やつらのような現実に近い日常的世界観は詳細に描けるのに、ファンタジーとなると途端にパワーを失った、と言う事が出来る。そこに、その作者の見ている世界、といったものの性質が取り出せますよね?作者は死んでないのです。

2014-07-25 00:25:07
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion 私の思想は最終的にそこと似たところに落ち着くのだと思います。そして、たぶんだけど、批評の意味、価値ってのは、甲斐を喚起して、その「世界」へといざなうもの、って形になるんじゃないかなと…。価値喚起ではなく、甲斐喚起ですよ!

2014-07-25 00:26:36
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion (そういや、めぞんはパチスロでも名機だったって言われてたよーなw) ほむほむ。そのこころゎ?

2014-07-25 00:27:15
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion その意味では凄く宗教的ですね。というか、「キャラ愛」に代表される作品愛の持つパワーってその意味で凄く宗教的だと思います。大きな物語の凋落?いや、違う。終わらない物語だ。その物語が生きる力を支えているのだと思うのです。

2014-07-25 00:28:52
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion 日々見てても変わらないはずの「館=家」の内部に、異界性を取り込んでいるという側面ですね。それも、ドラマ性=ストーリー性=本質的規定に属するメタファライズ性ではなく、その異界自体の性質に、個々の面白みがあると言う所でしょうか。

2014-07-25 00:33:17
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion そしてまた、そのように「宗教的」な権威化されてないところにもまた、日本的な数多性がありますよね。よくいうライブ的な盛り上がりでもなく、かといって教義のように厳格でもない、けれど必ず「いる」という(妄想もあるけど)確信による生活。静謐で美しいと思います。

2014-07-25 00:35:28
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion 一見外に開かれている異界、だから「一刻」の館なのですね。気づいたら異国(≒異”刻”)。それに対して、幻想郷は、一見閉じているように見えて、実は何でも取り込んでいる異界と言う形で、ちょうど一刻館と逆の性格がありますね。

2014-07-25 00:37:01
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion アイマスの真ちゃんが大好きで、彼女を召喚する魔法陣を作ったと言う人もいるほどです。勿論実際に不可能だし、ホントに実際に可能だと信じ込んでたら現実と幻想区別してないのでパフォーマンスですが、でも本気でやってるんですよ。これって凄いですよねw

2014-07-25 00:38:06
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion ひととき、という「瞬間」の幻想と、幻想郷における「結界」という「継続」する幻想。どちらも、取り込みつつ拡大するという点も共通してるんですよねぇ。このへん。

2014-07-25 00:41:52
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion ああ、あなたで二人目だ。わたしのまえで、外世を視ようとした人だと明言したひとは。ぼくはほんとうに外世に駆られた哲学者だ。令呪でも刻まれたみたいに胸が痛いわ。

2014-07-25 00:44:05
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

@ant_onion 言い出したくても言いだせないもにょってた世界を、視ようとした人にとっては僕の思想は相当味方なはずです。それはあったんだよ、と言ってるわけですからね。

2014-07-25 00:52:23
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