精神科入院体験記@拡散希望

精神科入院体験記@固定ツイートRT希望 @SEIJIN_TAIKEN

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このアカウントは、プロフィール欄の通り、東京都足立区島根の「医療法人社団 成仁 成仁病院」に入院した患者の体験を綴るものです。成仁病院 seijin.org は、「在宅医療から急性期入院治療まで総合サポートする精神科病院」で、創設されて約7年の病院です。

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なお、筆者は従来から典型的な「うつ病」を患っており、職場のパワハラを理由に入院する数ヶ月前に仕事を辞めていました。次の職を探すべく、態度ばかりが大きいハローワークの職員の方々にも耐えながら活動をしていました。しかし、次第にストレスを抱え込むようになり、病状が悪くなっていきました。

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なお、このアカウントは、関係者が読めば、誰が書いたか特定するのは容易だと思います。筆者はそれでも構わない、というより、「精神科病院に入院する」ということを、特に医療関係者の皆様に、患者側の視点から再度考えていただきたい、という狙いもあります。

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よって、嫌がらせの電話などが自宅に来た場合など、容赦なく追記で書き込みます。

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さて、筆者の地元から相当に距離は離れていましたが、筆者が自宅の壁やふすまを破壊したり、自傷行為に走ったり、うめき声を上げるだけでほぼ動けない状態になったりしたので、かかりつけのクリニックの先生の紹介状を持ち、両親に付き添われながら、ヘタヘタになりつつ辿り着きました。

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第一印象（この印象は入院するうちに変化します）は「綺麗な病院だなあ」でした。壁面には、かの「ヒポクラテスの誓い」ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92… が記載されており、堂々とした建物でした。

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診察室に呼ばれ、かかりつけのクリニックの先生が書いてくださった紹介状を読みながら、担当医による精神療法が行われました。筆者は、パワハラに加え人事異動で「やりたいこと」「できること」を徹底的に奪われて辞めたので、相当に弱っている状態でした。

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しかし、診察室では、「人事異動『程度（くらい）』で仕事を辞めちゃうんだ〜。ふ〜ん」といったやり取りが行われました。

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本来であれば、この時点で（ということは後々に申し出ることになるわけですが）医師の変更を申し出るべきだったのですが、状況が状況だけにそんな考えも浮かばず、さらには、通常の病室は空きがない…。

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担当した医師の判断により、命には変えられないため、4階にある個室病棟（自己負担額が1日17,500円）に案内されました。ちなみに、病院都合なのに自己負担額はきっちり取られたのですよねえ…。

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タブレットを駆使したイラスト入りの説明文を読み、それに対して紙の同意書にサインをしていったのですが、筆者は最後まで読むことなく、病室に通されました。同意書は両親が代筆したようですが、何が書かれていたのか、最後まで読ませて欲しかったのが本音です。

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4階は清潔で、青色を基調とした落ち着いた雰囲気でした。カーペットが敷かれ、個室も含め、いかにもホテルのような構造です。食事も薬も個室まで持ってきてくれるし、ユニットバスも完備。おまけに運動器具まであって至れり尽くせり。

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ここでしばらくの間、3階が空くまで静養し、やがて一般的な病棟である3階に移っていきました。

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そして…。通常の病院でいうところの一般病棟にあたる3階はというと、まず驚いたのが衛生面の悪さです。お手洗いにはコバエが飛び交い、下手な駅のトイレより臭いという有り様です。「病院なのにこんな衛生管理で本当によいのか?!」と、筆者は唖然としました。

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病棟のカラーはオレンジで、床はビニール張り。うん。お金の分だけ設備と投資が全然違います。

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その後、4人部屋に通された筆者は、同室の患者さんと情報交換をしているうちに、 ・エアコンのフィルター交換がなされていない ・間接照明の内側は埃まみれ ・換気ダクトも汚れまみれ ・お手洗いの換気もなされているのか不明

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・監視カメラが付けられているが、それが作動していることを確認できるLEDランプが切ってある（つまり点灯させておらず、まるで秘密裏に観察しているかのような印象） などなど、「外で見える部分は綺麗にして」「都合の悪い部分は手を抜くか隠しておくか」という体制だとわかりました。

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その証拠としては、「公益財団法人 日本医療機能評価機構 jcqhc.or.jp 」の認定査察が入ったとき、看護師／医師が総出で勤勉に職務に励んでおり、内部事情を誤魔化すかのように、せっせと働いていました。

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ちなみに、最新の評価基準はこのURLから見ることができます（pdf方式 jcqhc.or.jp/pdf/news/2014/… ）

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また、これは相性があるので主観が入らざるを得ないのですが、看護師／医師ともに、質的な差があることをまざまざと思い知らされました。

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例えば、衣類を整理するために、看護師の方に「透明なビニル袋をください」とお願いすると、 ・枚数通り持ってきてくれる方 ・「1袋だけ特別」と持ってきてくれる方 ・「患者さんには差し上げていない」と持ってきてくれない方 と、応対がバラバラで、統一見解がないことがわかりました。

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さらに、「○○の薬を後から処方されたのですが」と問い合わせると、 ・処方を確認した上で持ってきてくれる方 ・「処方されていない」と断る方 と、タブレットを駆使した電子カルテを使用しているにも関わらず、情報共有ができておらず、「報連相」ができていないということも露呈しました。

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その他、毎日病室の担当となる看護師の方々の応対などを総合すると、25%の看護師さんは優秀で、25%の看護師さんは及第点、50%の看護師さんは研修を今一度受けられた方がよい、というのが筆者の印象です。

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筆者は担当の看護師さんとの相性がよかったこと、他の患者さんに対する応対などを観察した結果、25%の優秀な看護師さんが担当になっていたと思います。