自殺者を減らすには:「知る・認める・感謝する」「かかりつけ医の教育」「ゲートキーパー」「自死家族の悲痛な体験に学ぶ」

2014.10.21@出羽庄内国際村。 澤登和夫(さわとん)氏の講演【あなたが大切な人にできる5つのこと】、精神科医の講話【うつ病の早期発見・早期治療の必要性】、そして、妻を自殺で失ったSさんの悲痛な体験談。
17
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

鶴岡市こころ元気アップセミナー@国際村。鶴岡市の自殺率は全国平均、県内平均よりも高く、45人に1人は自ら命を絶っているという。 NPO「ぼらんたす」が開設した【やまがた♡こころげんきサイト】にも注目していきたい。 yamagata-cocoro.com #山形県

2014-10-21 18:35:15
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

基調講演【あなたが大切な人にできる5つのこと】講師:澤登和夫氏。自己感謝スキルトレーナー、株式会社ありがトン代表。 ow.ly/i/7ieVj

2014-10-21 18:41:08
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

澤登氏の講演、「ありがトン」ポーズの練習でスタート。「すなお」の法則とは・・・「すごい!」「なるほど!」「おもしろい!」と、首の動作やジェスチャーも含めて、共感・関心を伝えることが大事。

2014-10-21 18:46:36
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

「カフェありがトン」を毎月2回、ファミレスの個室で開催している、現代版井戸端会議。居場所、味方、存在価値を感じることのできる場所を目指して。

2014-10-21 18:48:56
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

あらゆる活動に共通するのは《目の前の人の「生きる力」をふくらませる》こと。風船をふくらませるのも、最初が一番大変。

2014-10-21 18:50:43
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

自殺未遂の後、病院で黙ってそばに付き添ってくれた母親から「ひとりじゃない」という無言のメッセージを感じた。

2014-10-21 18:58:13
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

一進一退しながらうつ病の治療。病院の帰り、電車で老婆に席を譲ったところ、20分間、満面の笑みで「ありがとう」と繰り返してくれた。「存在価値ゼロだと思っていた自分にも、ありがとうと言ってくれる人がいる」感動が、その後の人生を変えた。

2014-10-21 19:00:04
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

マンションの屋上から飛び降りた時に思っていたことは2つ。1秒1秒パンチを浴びせかけられているような苦しみから解放されたい。人生をリセットしたい。

2014-10-21 19:02:26
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

「うつ」だけを見るのではなく、その人の人生全体を見ることが大事。

2014-10-21 19:04:59
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

自殺未遂に至った頃、「孤立感」と「無力感」が極限までいった。離婚による孤独。会社復帰した際、仕事量を10分の1にしてくれた上司の好意も無力感を促進しただけ。

2014-10-21 19:08:38
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

円の一部が欠けていたら。欠けているほうについつい目がいくのは、人間の習性。「どうしよう、なんとかしなくっちゃ(焦り、責任感)」や「見ない見ない(防御)」。

2014-10-21 19:10:38
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

誰でも持っている4つの「たい」:愛されたい、認められたい、ほめられたい、役に立ちたい。大きくなりすぎると、苦しい。100点を取ったら褒められる → どうしても100点でなければ! 上司の影響などなど。

2014-10-21 19:13:13
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

澤登氏を救った2つのこと。電車で席を譲って老婆にお礼を言われたこと。大腸全摘出した直後は1日30回トイレに行っていたのに、ある時、10回で済むように劇的な変化 → 人間の持つ自然治癒力に感動。こんな自分でも、こんな力を秘めている!

2014-10-21 19:15:44
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

ゲートキーパーとは:悩んでいる人に「気づき」「声をかけ」「話を聴き」「必要な支援につなげる」人のこと。そして、その人の可能性を信じて「見守る」こと。「聴」という漢字は「耳+目+心」

2014-10-21 19:17:51
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

うつの人は律儀で頑張り屋。周囲に気をつかって笑顔を作るので、気づかれないことも多い。精神的に苦しい人を見抜くには:いつもより、目の動き・身だしなみ・アルコール量・遅刻・失敗や言い訳などが変わっていないか?

2014-10-21 19:19:37
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

うつが疑われる人への声かけは? 「大丈夫?」では否定されて終わり。具体的・身体的な問いかけがベスト。「この頃、何時に寝てる?」「朝食はちゃんと食べられてる?」「この頃、肩こってない?」etc.

2014-10-21 19:21:04
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

大切な人にできること(1)「一緒に」いる、考える、がんばる、成長する(成長させてもらう)、目標設定する

2014-10-21 19:21:51
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

「がんばってね」はNGワード? 声をかけないよりはマシ。但し、「がんばってるね!」と「る」を足すだけで、認めてあげるニュアンスが出せる!!!

2014-10-21 19:23:14
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

大切な人にできること(2)「小さな約束」をする。「明日電話するので、出てね!」。約束することは、存在を認めている証。約束を守った積み重ねが「信頼」につながる。被災地支援に行った際に言われた「また来るね、と言ってくれた人が、また来た試しがない」にドキッ。

2014-10-21 19:25:45
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

大切な人にできること(3)「わからないから、教えて」と言う。安易に「わかるよ」と言うのはNG。悩みは比較できないし、本人しかわからない。うつの人同士でも。それよりも「わかろうとする気持ち」が伝わることが、寄り添うことになる。

2014-10-21 19:27:07
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

大切な人にできること(4)「ありがとう」を伝える。相談の電話をくれた人にも「苦しい中で、電話してくれてありがとう!」と最初に伝える。「あなたの笑顔のおかげでホッとしたよ!」「よく、今日まで生きてきてくれたね」etc..

2014-10-21 19:28:15
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

人間の4つの「たい」に「生きたい」を加えよう!

2014-10-21 19:29:00
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

大切な人にできること(5)「自分自身が元気でいる」こと。元気でいるだけで、その人の力になっている。支えることで悩むのは、向き合っている証拠。「あなたがどこにいっても、私はここにいます」。24時間、カウンセリングをしてあげることが出来ない代わりに、毎日ブログを書いている。

2014-10-21 19:30:46
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

大切な人のことを「知る」「認める」「感謝する」。そして、大切な自分のことを「知る」「認める」「感謝する」。

2014-10-21 19:31:50
田中宏@鶴岡市議、音楽家 @tanaka_hiroshi

《自己感謝スキル》を! うつになる前から「認められ」「感謝され」ていない人は、休養だけでは不充分。自分で自分のありのままを「知る」「認める」「感謝する」ことで、自分を自分の最強のパートナーにして、のびのびと自分の人生を生きることができる。

2014-10-21 19:33:55