- ElementaryGard
- 1659
- 0
- 1
- 1
受験英語の大クラシック『英文標準問題精講』を再読。やたら英国人論が出てくる。とりわけ英文学論。
2014-12-17 13:49:40assignmentpoint.com/arts/social-sc… ここの冒頭数行が載ってる。英語圏において聖書とともにどの家庭にも欠かせないのがシェイクスピアの全集である、と。つまりこれが英国の英国たる本質であり魂なのであると。
2014-12-17 13:51:34英語こそが世界言語であり、その王者がシェイクスピアなのである、と帝国主義丸だしなことを述べています。こんなのが入試によく出ていた時代があるのです。
2014-12-17 13:53:56>No household in the English-speaking world is properly furnished unless it contains copies of the Holy Bible
2014-12-17 13:57:42> and of The Works of William Shakespeare. It is not always thought that these books should be read in maturer years,
2014-12-17 13:57:55> but they must be present as symbols of Religion and Culture”
2014-12-17 13:58:04literture(文学)が学問とされた最初はイギリス。19世紀の後半からです。大学で教えたり研究したりするような高邁なものとは思われていなかったのです小説は。それがやがて大英帝国の魂、本質であるとしてアカデミズム化されていった。
2014-12-17 14:00:12いわゆる English Literature(英文学)。この呼び名で学校で学ばれるようになったのは本国ではなくインドなどの植民地から。それが本国に輸入された。
2014-12-17 14:01:47夏目漱石がロンドンで英文学に挑み、とうとう心を病んでしまったのは20世紀の初頭。ナショナリズムの高い壁をとうとう超えられなかった。
2014-12-17 14:03:55