妖怪ウォッチ18禁【目に見えるは熱き灯】

元から妖怪好き・モンスター好きだったので少し前までノータッチ状態だった妖怪ウォッチの沼にどっぷりハマりました。異種姦ネタがかなり少ないように感じたので自給自足です。異種姦・及びオリジナルキャラと設定にご注意ください。/ピクシブ投稿の際改訂を予定しております。改訂→http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4773224
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みなみ @minarudhia

何が私の中に影響を及ぼしたのかわからない、考えられない。ペニスのトゲも気にならなくなるほど、感じている快楽の度合いは高まっていた。突き上げられるその都度に彼のペニスを思わず締め付けてしまっていた。「ああっ、あああっ、そこ、そこっ、熱ぅああんっ!」

2015-01-10 02:54:24
みなみ @minarudhia

「ここかっ!ここだなっ!!」「そ、そこ、そ…っあ!」「ぐぅ!!」突き上げたと思えば……もう彼の腰が震えていた。色々と、ショックだった。「…んぅ、まだまだッ!!」(ズンッ)「は、あっ!?」萎えたのかと思ったらそうじゃない。早漏かとからかおうとしたけど撤回。

2015-01-10 02:59:56
みなみ @minarudhia

それどころか、最初の一回目が前座だったのかと思うほど激しい動きになった。「んあっはっ、やっ、ああっ、あああっ」「ぐうぅ、う”う”う”、ふっ、ううっ!」耳にはっきり聞こえる水音は嫌らしく。でもそれ以上に嫌らしいくらいの声をあげて、私はメラメライオンとの長いセックスに付き合わされた。

2015-01-10 03:06:06
みなみ @minarudhia

カタカタカタカタカタカタ…トゥルルルルル…。(はい、こちら○○株式会社の…)「…ねえ、秋奈?」キーボードをタイプする私に早苗が声をかけた。「どうしたの、浮かない顔だけど」「うん、実はね…」……あの後。私と彼のセックスは軽く100回以上も続いた。…信じられないかもしれない。

2015-01-10 03:11:04
みなみ @minarudhia

一日中で100回も。ただ、それが終わった後の私はほとんど記憶がない。ご飯を作らなければと目覚めから起きた時、彼は…メラメライオンはいなくなっていた。窓が開いていたので恐らく帰ったのだろう。自分がいるという工事現場に。それからしばらく時間は過ぎたが彼にはしばらく会っていない。

2015-01-10 03:14:15
みなみ @minarudhia

寂しいがいつもの事だ。妖怪というものはどうも、人間の近くにそうそう来ないらしいし…。「今日凍結休みがだいぶ出てる影響で仕事の量が追いつかないの」「それって風邪で三人も休んだっていう」「そう、それ」早苗の話によると、三人同僚が尽く体調を崩し、凍結したという。

2015-01-10 03:19:31
みなみ @minarudhia

普通なら風邪くらいでも出社の御達示がくる所だが、病院に診療を通した後本格的に拗らせてしまったのだそうだ。困ったなあ。それより問題がある。「三人分の仕事量、かなり多くなるわね」「さっき部長から聞いた話だと残業しても深夜は確定だって。でも私、今日外せない予定があるの。秋奈は?」

2015-01-10 03:23:47
みなみ @minarudhia

「私は引き受けるわ。他に引き受けるっていう人はいる?」「ええと…」早苗が手元の名簿を軽くめくりながら答える。「二人よ、相田さんと長谷川さん」同僚の中でもよく残業を引き受ける面子だ。「わかった」「大丈夫?帰りとか…」「タクシーがあるわ」あんなことがあったから警備が強化されたけどね。

2015-01-10 03:30:57
みなみ @minarudhia

…数時間後。「お疲れ様です」「お疲れ様でした」帰る社員がまばらになる中、私は同僚二名と一緒に残業にとりかかっていた。EXCELを起動し、名簿や企画書を急ピッチで仕上げなくてはいけない。今の時刻が夜22時。かなりの長丁場になりそうだ。途中で、長谷川さんが一度席を外し買い物してくれた

2015-01-10 03:35:33
みなみ @minarudhia

「坂口さん、何にします?」40歳の男性である長谷川さんがヨロズマートで買い込んできたものを私に見せる。他のコンビニと代わり映えのない弁当の他、おにぎりや妖緑茶がある。とりあえずコンビニ弁当を頂いた後に私達は再びとりかかった。…ただ、そのうちに私達は段々と気が重くなってきた。

2015-01-10 03:39:41
みなみ @minarudhia

さすがに長時間もパソコンの前で張り付きっぱなしなのだ。すでに一時を回っている。眠気もあって、ついに相田さんが呟いた。「誰かもう一人くらい手伝い欲しいところだよ…」私も同感だが度々あることだけに頷き難かった。のろのろ時間が過ぎる中で、私はスーツの裾を引っ張られるのを感じた。

2015-01-10 03:43:43
みなみ @minarudhia

「何ですか?…てっ…!」振り向き、私は思わず声を出しかけた。「アキナ、ここにいたんだな」…信じられないことに、メラメライオンがすぐ側にいた。でもなぜここに?「なぜここにいるの?」声をひそめる私にメラメライオンはこう答えた。「…この前、お前のこと、尾けた」

2015-01-10 03:47:25
みなみ @minarudhia

「…いつ?」「一昨日」何か言いたそうな顔をした彼に、私はなるべく他から見て怪しまれないよう姿勢を低くした。「アキナは身体はもう大丈夫か?」「私は平気。…でも、今ちょっと疲れたの」「なぜダ?」「…これ」私は机の上のパソコンに目配せした。「仕事があって片付けないといけないの」

2015-01-10 03:52:39
みなみ @minarudhia

「やる気がないのか?」「当たり前でしょう、何時間やってると思ってるの?朝からこういうこと長々としてるの」「早く終わらせればなんとかなる」まさかまた気合いでとか言う気じゃ…。さすがに私はきつく返そうと振り向きかけた。…そこでメラメライオンが言い出した。「オレ、アキナ達に取り付く」

2015-01-10 04:03:26
みなみ @minarudhia

………取り付く?聞き返そうとした瞬間、メラメライオンがいきなり視界に飛び込んできて…すうっと私にぶつかってすり抜けた。「な」途端に身体にみるみる活力に似たようなものが溢れ出す。「…よぉぉおおおし!!」「!?」「さ、坂口さん?」椅子を跳ね退ける勢いで立ち上がる私を二人が見た。

2015-01-10 04:06:33
みなみ @minarudhia

構わず私は叫んでいた。「ここでやめちゃダメだ!何事もチャレンジだチャレンジ!!さー、しまってこううう!!」「ちょっと坂口さん、急にどうしたんです?さっきまで…」「そうだ、ここで諦めるな!諦めんなああ!!」「長谷川さんまで!?」狼狽した相田さんの横にいた長谷川さんも私と同じことに。

2015-01-10 04:10:19
みなみ @minarudhia

メラメライオンが長谷川さんにも飛びついて、やはり同じようなことが起こったのだ。そして相田さんにもメラメライオンは飛びついた。「うおおおおお!!!そうだ!気合いだ!!気合いがあればなんでもできる!!」「この仕事、」「終わらせて帰るぞ!!」

2015-01-10 04:14:54
みなみ @minarudhia

おー!!と私達は高々と拳を突き上げた後、デスクに戻る。…こんなにやる気というか、気力が溢れ出して、しかも作業も倍の速さで滞りなく進むなんて今まであっただろうか。先程彼が言った“取り付く”とはこういうことだろうか。私達は時たまファイルなどをテニスのように構えたりしつつ作業し続けた。

2015-01-10 04:18:15
みなみ @minarudhia

バタン。「さくらニュータウンまでお願いします」深夜3時。こんな時間にタクシーを拾えるなんて随分ついてる。ともかく今日は疲れた。三人で仕事を終えたのが2時半。先程までの暑苦しいほどのやる気が嘘だったように私達はぐでんぐでんになっていた。今日はゆっくり眠りたい。

2015-01-10 04:22:38
みなみ @minarudhia

「お客さん、こんな夜更けまで仕事を?」「そうなんですよ、同僚が休んだ分の仕事片付けなくちゃいけませんでしたので」「それはそれは…」運転手と話す私は、ちらっと横を見遣った。待ちくたびれたのか仕事が終わった時すでに眠っていたメラメライオンを。

2015-01-10 04:25:46
みなみ @minarudhia

帰った後、すぐにメラメライオンをベッドに寝かせ私はシャワーを浴びに行った。…そういえば、あの日もシャワーだったっけ。大抵は湯舟にちゃんと入るけど急ぎはどうしてもシャワーになる。身体を拭いてベッドに向かうと、彼は目を覚ましていた。「あ、起きた?」「ここ…」「私の家よ」

2015-01-10 04:30:23
みなみ @minarudhia

メラメライオンは顔をぶるると震わせると、ベッドの上に腰掛けて私を見た。「アキナ…オレはお前に謝らないといけない」「…」「オレ、どうかしていた。妖怪なのに人間のお前にあんなに熱くなるなんて、訳がわからなかった。俺達妖怪は人間に取り付いたりして影響するのダ、多分そのせい」

2015-01-10 04:35:24
みなみ @minarudhia

メラメライオンは自分の手を私に伸ばした。「オレが取り付いた人間は皆やる気を出して熱くなる。それがオレの妖怪としての力。さっきアキナ達にも取り付いたからわかるだロ」「わかった。…あの時出した火は…?」「オレ達妖怪だって戦いになる時がある」なるほど。

2015-01-10 04:40:59
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