【リアル天地明察】2033年以降、旧暦が決められなくなる？どんな影響があるの？

Yukinori Kawae/河江肖剰 @yukinegy

古代エジプトも太陽暦（民衆暦）と太陰暦を使い分けていました。さらにその民主暦は、閏年のシステムを導入していないために、季節は毎年、少しずつずれていきました。

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古代エジプト人は、このずれを計算しており1460年（365x4）で元に戻ると考え、暦と季節が一致する「真の正月（ギリシア時代にはアポカスタシスと呼ばれた）」を記録しています。

Yukinori Kawae/河江肖剰 @yukinegy

現存する最古の記録は中王国第12王朝のセンウセレト三世のもので、発見された遺跡の名前を取って「アル＝ラフーン・パピルス」と呼ばれています。ここから考えると、おそらくクフ王の治世の最初の頃には、暦と季節は65日前後、最後は70日前後、既にずれていたのだと考えられます。

Yukinori Kawae/河江肖剰 @yukinegy

重要なのは、こういった「人工的な時間」という概念は、人類史における画期的な発明であったということです。太陽が10回沈むと1週間で、それが3回続くと1ヶ月であり、12ヶ月を1年として統治の年数を数え、王は土地だけでけでなく、時間をも支配しているということになります。

Yukinori Kawae/河江肖剰 @yukinegy

そう考えると「クフ王の治世＊＊年」という、所謂古代の落書きも、実際には、単なる落書きを超え、王権への服従の証と言えるのかもしれません。

Yukinori Kawae/河江肖剰 @yukinegy

さらに面白いのは、現代においては、そういった人工の時間は個人が所有するものになったということです。例えば「30分くらい時間ある」などという言葉や、個人がはめる腕時計など、「個人の時間の所有化」を端的に表しているように思えます。

Dr. RawheaD @RawheaD

これはアステカのカレンダー石です　RT @Jinichi_Kuramae: バレンタインデーは過ぎてしまいましたが、来年のためにこのようなチョコレートはいかが。前に日本の銅鏡チョコがありましたが、こちらは中米マヤ文明の暦チョコ。 pic.twitter.com/PmsYNyeZBV

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Dr. RawheaD @RawheaD

マヤにはアステカのカレンダーストーンに相当するものはないんだけど、長期歴はよく、ステラ（石碑）に刻まれていて、こういう形で文字がならんでるので、板チョコにするには良いかもしれん。マネタイズの予感…… pic.twitter.com/OAbfCHDl4f

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Dr. RawheaD @RawheaD

もちろん。一番上のは「この下には長期歴が書かれてますよ」という導入のグリフ。その下５つが長期歴の５桁の数字。続いて260日周期のツォルキン歴の日、そして太陽暦ハアブの日、などなど　RT @ideal_real: 絵文字のそれぞれのパーツに意味はあるのですか？

Dr. RawheaD @RawheaD

フルで書き出すと、その日の月齢だとか、情報満載です。こんな感じで　@ideal_real pic.twitter.com/BtzNol8nCs

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Dr. RawheaD @RawheaD

ちなみにマヤ文字は基本的に縦二列に書かれて １　２ ３　４ ５　６ ７　８ という順番で読みます。