若島正先生(@propara)の洋書千一夜part5
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@kkosaka6 かつて遠近両用を使っていましたが、眼科医に言われてやめました。眼鏡は2本持てとのこと。そうは言ってもめんどくさいので、わたしはだいぶ前から読書用の眼鏡しかかけていません。つまり、半径1メートルの世界しか見えない。それ以上遠くは見なくてもいいかと。
2015-05-02 16:09:12将棋部のOB会に出席して帰宅。というわけで、Twitterの話題に乗り遅れました。そのままこの詰の編集作業に戻ります。
2015-05-02 23:55:12OB会に出かけるつもりが、どこかで頭が混線して、森一門祝賀会の方向に行こうとしていた。出かける前から酔っぱらっていたのかもしれない。
2015-05-02 23:57:43しかし、何もしていないのに次から次へとお札が消えていくのがGW。不思議だ。かくてはならじと、バランスを取るためにThomas Ligottiのレア本をウン万円で注文。
2015-05-03 00:02:17【洋書千一夜0202】Thomas Ligotti, Songs of a Dead Dreamer (1986)。わたしが持っているのはこのCarroll & Graffから出た1990年の版。いやあ、これ素晴らしいわ。 pic.twitter.com/O3bqbQw5Hw
2015-05-03 02:11:22昨日からぶっ通しで編集作業をしていた『この詰2015』が、ようやく初校のゲラをすべて出すところまで来た。全体でだいたい200ページにおさまりそう。これでやっと一息、おそらく全国大会には間に合うでしょう。ということで、通常の仕事に戻ります。
2015-05-04 18:13:28『この詰』2015年度版の表紙デザイン製作を看寿賞作家のOさんにご快諾いただく。というわけで、みなさまに可愛がっていただいた、表紙の通称「豆んず」くんはこれをもちまして引退することとなりました。 pic.twitter.com/JUoqoCGjpo
2015-05-05 13:51:12森一門祝賀会から帰宅なう。だいぶ前からそう思っているのだが、山崎さんはいつA級にあがるのだろうというのが自分的には将棋界最大の問題であることを再確認した夜でした。
2015-05-06 02:21:01ジャネット・ウィンターソンが書いたルース・レンデルの追悼記事、素晴らしすぎる。泣けます。theguardian.com/books/2015/may…
2015-05-10 12:48:52世の中で最高に好きな食べ物その1。菜っ葉のお漬け物。これさえあればご飯を何杯でも食べられる。子供の頃におぼえた味。というわけで、久しぶりに大安の壬生菜を買ってきました。
2015-05-10 12:55:00世の中で最高に好きな食べ物その2。45年前に香港で食べた朝粥。これだけは死ぬまでにもう一度口にしたいと念じているが、そのためだけにわざわざ香港に出かけていくのはどうもなあ…。
2015-05-10 12:57:50うちの嫁さんがちあきなおみをかけている。というわけで、さっそくちあきなおみのカヴァーによる加藤登紀子の「愛のくらし」を家庭内カラオケ。「このまま続けるといつ終わるかわからない」と言われて、残念ながら1曲歌っただけで終了。はい、仕事に戻ります。
2015-05-10 14:19:06Thomas LigottiのMy Work Is Not Yet Done (2002) を読んでいる。相変わらず素晴らしいが、これってナボコフの『目』を変奏したものではないかという気がしてきた。こういう使い方もあったのか。 pic.twitter.com/lCs64ScLs6
2015-05-13 23:45:56『この詰』用の原稿(「夢想の研究」みたいな内容をもっと理屈寄りにしたものです。理屈キライな人、ごめんね)を書くために、いろいろと考えているうち、作例がおそらく存在しないネタをいくつか思いつく。まあだけど、誰かが作ってくれればいいので、原稿に書いてしまおう。
2015-05-14 13:10:28どんなことを考えているかというと、たとえば「後手は持駒の中から合駒を打てる(逆に言えば、持駒にない駒は合駒に打てない)」という、当たり前のことから、どれほど多くの特殊手筋が派生するか、という問題です。実は、この一つを取ってみても、いろんな可能性が見えてくる。
2015-05-14 13:22:12尊敬する野崎昭弘さんが書いていたことなのだけど、抽象的に考えた方がすっきりしてわかりやすい。これはまったく個人の好みによるもので、最近のわたしは数学に熱中していた高校生の頃に思考/志向/嗜好が戻ってしまったような気がします。
2015-05-14 13:30:55先日、上田さんとしゃべっていて、びっくり仰天したこと。上田さんが無双・図巧を研究するようになったのは、わたしのせいだというのだ。上田さんによれば、昔々、わたしが図巧の線駒の話をしゃべっていて、それで「若島さんは無双・図巧をぜんぶ研究したのか」と思ったんだそうな。
2015-05-15 02:05:47もちろんそんなことはなくて、わたしはその頃まったくその方面に疎かったのだが、とにかくその誤解が元で、上田さんも無双・図巧をしらみつぶしに研究してみたのだそうな。最近わたしも無双・図巧を研究するようになって、ようやく話が追いついてきた。歴史は誤解から生まれる、ということでしょうか。
2015-05-15 02:09:25上田さんの発見によれば、ラインの中間に駒をはさむ、というテーマを看寿はさまざまに実験しているとのこと。つまり、ラインで王様にいちばん近いところ、遠いところ、中間、といったふうにはさむ位置を変えているのだそうな。こういう表現レベルの研究も従来手薄だった部分。
2015-05-15 02:15:35それにしても、Caillaudの作品集を作りたい(というか、それが出るまでは生きていたい)。知性と感性の完璧な融合! こうでありたいと思う理想。きっと詰将棋作家にはいちばん理解しやすいプロブレム作家だと思うんだけどな。
2015-05-15 02:37:46今年度から、日本ナボコフ協会の会長を務めることになりました。会長と言っても、従来どおり学会誌の編集実務も担当するので、村の小学校で用務員さんが校長も兼任するようなものです。どうぞ宜しく。
2015-05-17 00:41:10