飛鳥時代の仏像の特徴等

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仏像紹介BOT @butsuzobot

【仏像と現代】隆盛と衰退を経験した日本の仏教は、社会不安が広がる現代において再び注目され始めている。また、若い女性を中心に古都巡りが流行し、単にビジュアルとしての仏像に魅了される人々も増えてきた。ただ、願わくは一度立ち止まって、古代から連綿と続く仏像の歴史にも思いを馳せて欲しい。

2015-04-18 17:10:15
仏像紹介BOT @butsuzobot

【仏教私伝】私撰歴史書『扶桑略記』によると、日本で最初に仏教を崇拝していたのは、渡来人である司馬達等とされている。司馬は522年(継体天皇16年)に日本に渡来し、大和国坂田原の私邸にて、本尊を安置し帰依礼拝したという。また、司馬は飛鳥大仏の制作者・鞍作止利の祖父としても知られる。

2015-04-18 17:39:36
仏像紹介BOT @butsuzobot

【仏教公伝】日本に仏教が伝来したのは、欽明天皇期に百済の聖明王から仏具の献上を受けたのが始まりとされる。当時の朝鮮半島の情勢を考慮し、救援を依頼したかった百済と先進文化の需要を望む朝廷の思惑が合致したのであろう。また、伝来時期に関しては様々な説があるが、定説を見るに至っていない。

2015-04-18 18:10:07
仏像紹介BOT @butsuzobot

【飛鳥時代の仏像の特徴】①最初の仏教文化が開花した時代。(中心は飛鳥・斑鳩)②高句麗経由で伝播した北魏様式(厳しい表情)が止利一派によって発展。③百済経由で伝播した南朝様式(柔和な表情)が国内に流入。④共に共通点はアルカイックスマイル。⑤西アジア・インド・ギリシア文化の影響。

2015-04-18 18:39:34
仏像紹介BOT @butsuzobot

飛鳥寺 飛鳥大仏:蘇我馬子が建立した飛鳥寺の本尊で、鞍作鳥制作の現存最古の仏像。後世の補修も多く、当時のまま伝わるのは、顔の一部と左耳、右手の中央の指3本のみである。北魏様式。 pic.twitter.com/Fk9rgWU0Yg

2015-04-18 19:10:00
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