ジャーサラダを「サラダのまま」安全に保存する方法はある? ~「水」の役割~
@_taka51 @Butayama3 それに次ぐのが凍結保存かな。液体窒素とか、-80℃フリーザーとか。ウイルスの場合はこっち。
2015-04-24 19:44:13@y_tambe @_taka51 菌やウイルスの死って、結構大変なのね。 火って偉大ねえ…。
2015-04-24 19:44:52@y_tambe @Butayama3 そういえばオートクレーブの滅菌処理って高温高圧処理で乾燥させるわけじゃないですね。乾燥による株の保管方法もあると知りませんでした。
2015-04-24 19:50:07オートクレーブは、研究に使う滅菌器具で、圧力鍋みたいのね。
高圧・高温と蒸気で滅菌するんですって。
@_taka51 @Butayama3 オートクレーブは、高温高圧「蒸気」滅菌、なので。通常の加熱(乾熱)では180℃1時間とか160℃2〜3時間とかですが、水分が残っていると加水分解反応が起こることで、生物を構成する生体分子が効率よく分解される。なので121℃15分2気圧でOK
2015-04-24 19:53:12では、なぜ「水分が少ないと菌が【増えない】」のか。
微生物学ご専門のわいたんべさんと腰痛先生の解説です。
@Butayama3 塩や糖を加えることで食品の自由水を奪って、水分活性を低下させるのです。微生物の増殖には水が必要なのですが、そのように食品中で使える水を自由水といいます。この自由水の量を水分活性という数値であらわします。
2015-04-24 19:51:43微生物ごとに、どのくらいの水分活性で増殖可能かがあって。乾燥に弱い(水分活性が低いと増えない)順から、 一般細菌(水分活性0.94以上)>酵母(0.88以上)>糸状菌(=カビ。0.8以上)
2015-04-24 19:59:09自由水って今までにも出てきたよね。
@yoh2 「繁殖には水が必要」というのを是非とももうちょい詳しくお願いできたら…(・∀・)
2015-04-24 20:00:57水分活性の話は今までにも出てきたけど、なんで水分が必要なのか聞いてなかったような。
2015-04-24 20:02:42@Butayama3 酵素反応の場として生物にはかならず水が必要なのです。カビなんかはわりと水分活性が低くても増殖できるカツオブシのカビ(アスペルギルス・グラウカスだっけ?)みたいのもますが、水分活性が低くなればなるほど微生物は増殖しにくくなります。とかそういう…
2015-04-24 20:09:47@Butayama3 栄養素もだいたい水に溶かした状態で運んだり利用したりするので、どうしても水が必要なのです。
2015-04-24 20:15:05@Butayama3 塩とか砂糖を入れて浸透圧を高めるってのは、水があるけど使えない状況(擬似乾燥)を作るってことね
2015-04-24 20:26:58そうだ。生きていることは酵素反応そのものなのでした・・!
水があるから酵素反応が起こる。だから生物は生きていけるのね。
あれ、そうすると、水がないのにどうして菌は「生きて」いられるんでしょう。
@y_tambe @yoh2 人間は死ぬじゃないですか。水なくなると。なんで菌は生きてられるの?やることがあんまりないから?
2015-04-24 20:22:30