キャプテンアメリカは本当に“戦意高揚プロパガンダ”として生まれたのか。

今(局所的に)話題になっているキャプテンアメリカに関して、その誕生の経緯や当時の時代背景等に関するtweetと解説をまとめました。
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ツイートまとめ 戦意高揚プロパガンダのキャプテンアメリカをアメリカの正義を疑うキャラにしたハリウッドは偉いと語る原作未読の@C4Db.. 僕はウインターソルジャー大好きです。でも象さんのほうがもーっと好きです。 73334 pv 666 85 users 27
ネオP@10th両日 @okaki_neo
カービィとサイモンがキャプテンアメリカを作った時、殆どアメリカ合衆国のプロパガンダに近いキャラだったわけで、それを時代錯誤に苦しむ過去の英雄っていう属性を付け加えてアイアンマンとのイデオロギーの対立も付与させたスタンリー及びその後のライターたちマジ英断
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
@okaki_neo 初期はそこまでプロパガンダしてないのがまた意外でな。参戦前にヒトラー殴ってる表紙で出したから、当時の意見の割れてるアメリカの一部の空気は反映してたと考えるべき。サイモンとカービーはアメリカナチ党から脅迫されたし
ネオP@10th両日 @okaki_neo
@Captain_Y あー、なるほど…… やっぱ時代背景込みで考察するの大事ですねえ
ネオP@10th両日 @okaki_neo
てかそうか、キャップが生まれたのってアメリカが参戦する直前だったのか? 二次大戦が激化しそうな予兆を感じ取って国民がピリピリしてた頃に産み出したキャラってことなんかな
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
よく考えたら、参戦前夜のアメリカで、ユダヤ人であるサイモンとカービーが、キャプテンアメリカを作ってヒトラーを殴らせるメッセージを出したのも、単純なプロパガンダ切り捨てるのどうよって気がしてきた
鷲谷花 @HWAshitani
ん~、1930-40年代のコミックス出版業はユダヤ系移民が中心だったということではないですか。そこから生まれた「枢軸国と戦うヒーロー」を、あっさり「こんな戦意高揚プロパンガンダキャラ」と片付けてよいのかしら / “戦意高揚プロパガ…” htn.to/RY7Avj
鷲谷花 @HWAshitani
マーベルの親会社タイムリー・コミックスを創業(このへんの会社沿革込み入っているんで不正確かも)、甥のスタン・リーを業界に誘ったマーティン・グッドマンは、リトアニアのポグロムを逃れて渡米したユダヤ系移民の子だったはずで、冷戦期のマーベルの対東側スタンスもそこらへんが関ってないかな
鷲谷花 @HWAshitani
ユダヤ系移民社会と両大戦間コミックス産業の形成のつながりについては『Marvel Comics: The Untold Story』の最初のほうで読んだ。やっぱり常時参照できるように手元に置いとくべきか。 amzn.to/1T8OfTj
鷲谷花 @HWAshitani
WWⅡ期の「米国の戦時国策プロパガンダ」には、ハリウッド映画にしても、ヨーロッパからの亡命者という重要な外来プレイヤーが関わり、真珠湾攻撃直前まで続いた参戦派中立派反戦派のしのぎ合い、親ソ、反共諸々入り乱れ、「単純な戦意高揚」を探す方が難しくなかったっけ。いずこも同じかも
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
ジャックカービーの伝記"Kirby,King of Comics"より。すでに漫画家として働いていたサイモンとカービーは葉巻の煙で充満した部屋で、煙の漫画でも書くかと考えた。だが、当時のアメリカの空気に満ちていたのは戦争への恐怖だった pic.twitter.com/CxNXBzpEbi
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キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
ジョー・サイモン「スーパーヒーロー漫画を書いている以上、常に強烈な悪役が必要だった。そして当時はヒトラーより強烈なヴィランを思いつくのは難しかった」 pic.twitter.com/HsJu4KdGO8
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キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
サイモンとカービーのどちらが先にキャプテンアメリカのデザインを思いついたかには意見の相違がある(また星条旗デザインのヒーローは、今はアーチー社のザ・シールドが既にいた) pic.twitter.com/KGr5r2IjnE
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キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
いずれにせよ、サイモンはこのアイデアをグッドマン(後のマーブル創業者。この頃はその前身タイムリー社のボス)に持ち込んだ。「既に路上では子供たちがヒトラー役相手に戦争ごっこをやっている。漫画にはぴったりだろう?」と pic.twitter.com/eCSEjNAlWP
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キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
キャップは瞬く間に人気を得た。タイムリー社は大きく成長したが脅迫状も届くようになった。ある日三人のアメリカナチス党員が社のロビーに現れキャプテンアメリカの作者を呼び出した。カービーは腕まくりして駆けつけたが、彼らは既に去っていた pic.twitter.com/Vs8CYPwvZJ
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キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
キャプテンアメリカを生んだ世相の話、たけうちさんのブログ読んだ方が全然マシじゃないか!!みんな読め!! ●俺メモ:キャプテン・アメリカの誕生した頃のアメリカとは。 - アコログ ironjoe.blog7.fc2.com/blog-entry-433…
リンク ironjoe.blog7.fc2.com アコログ ●俺メモ:キャプテン・アメリカの誕生した頃のアメリカとは。 アメリカン・コミックス中心のブログ。
一部抜粋

・キャプテン・アメリカが初登場した『キャプテン・アメリカ・コミックス』誌が創刊されたのは1941年初頭。同号のカバーデートは1941/3なので、まあ、実際の発行月は1941年1月くらいじゃないかと思われる(※コミック誌の奥付などに書かれているカバーデートは、実際の発行月と開きがあることが多い)。

・で、この時点でのアメリカは、第2次世界大戦に参戦してない。同年12月7日の、日本軍による真珠湾奇襲を受けて、アメリカは第2次世界大戦に参戦し、有志のミステリーメンによる義勇大隊オールスター・スコードロンが結成されることとなる(<待て、最後の一文待て)。

・ここで推論:こう、キャプテン・アメリカというヒーローが、第2次世界大戦の頃に誕生したという点から、「アメリカに戦争をしかけてきた枢軸国に対し、アメリカの国旗の化身キャプテン・アメリカという、アメリカの正義を体現したヒーローを作り、マンガの中で活躍させてナショナリズムを訴えようとした」的な経緯で誕生したのだと思っている日本人は、案外に多いのではないかと、個人的に思っている。――ネットの書き込みとかを見た印象に過ぎず、確証などはないのだが。

・しかし、実際には、キャプテン・アメリカは、アメリカの参戦前に誕生したヒーローであり、アメリカの世論が「参戦はしないだろう」という空気の中で刊行されたものである。ここは、キャプテン・アメリカというキャラクターを語る上で、大事なことだと思う。

・1つの視点:とてもぶっちゃけたことをいえば、『キャプテン・アメリカ』を創造したのは、ユダヤ系のアメリカ人だ。

・1930年代を通じて、ナチスドイツはユダヤ人を迫害してきた。それに対し、義憤を燃やしたユダヤ系のアメリカ人は、欧州で行われている戦争にアメリカも参加し、ナチスドイツを正してくれることを願った。

・そして、コミック作家のユダヤ系アメリカ人が、アメリカ的なコスチュームに身を包んだヒーローが、ナチスドイツと戦うというアイデアを思いついた。そんなわけで彼は、「ヒトラーを殴るキャプテン・アメリカ」という、かの有名な表紙イラストを「そうあって欲しい」との願いを込めて描いた。

・その原稿を受け取ったのは、ユダヤ系アメリカ人の経営する出版社だった。彼らはキャプテン・アメリカ単独のコミック誌を創刊するという、破格の待遇で扱った。

・そうして彼らはドイツに対して中立の立場をとり、欧州の戦争に参加しないアメリカに突きつけたのだ。「こうあって欲しい」という彼らの願いを。

・つまりキャプテン・アメリカは、「アメリカの正義を体現した存在」として作られたのではない。「アメリカに体現して欲しい正義を仮託した存在」として作られたのだ。

 ……とかなんとか。

キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
へりおんさんのエド・ブルベイカーへのインタビューより「右翼の人はキャプテン・アメリカに極右であってほしいと思っていて、左翼の人は極左であってほしいと思っているようだけれど、彼はどちらでもないよ」 amecomibomb.com/2013/09/amecom…
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
ちなみにガチのアメリカの右翼系ブログでハンドルをキャプテンアメリカにしてる奴が「マーブルはすっかりキャップをリベラルにしてしまった」って嘆いてたんですが、いつの漫画読んでいたんでしょうか
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1
エドが「あってほしいようだね」という言い方をするように、右翼の人からはキャップは左翼すぎに見え、左翼の人からは右翼すぎに見えるという現象ですね
董卓(不燃ごみ) @inumash
駄目な人の暴論がきっかけでまともな人がいろいろな解説をはじめてくれる、といういつもの光景が>RT
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コメント

アオイ模型:コミック1 M48a @aoi_mokei 2015年6月10日
この話題罵声しか飛び交ってないので、落ち着いて情報を再整理してくれるのほんとうに有り難い
犬神教授 @you_inugami 2015年6月10日
日米、どちらのウィキペディアを見ても、ちゃんと『Captain America Comics』誌の創刊は「1941年3月」となっているんですよね。つまり、企画や執筆は、もっと以前からということになります。一方、アメリカのWW2参戦の時期をどう見るかは、意見の分かれるところでもありますが、事実上の転換点である「武器貸与法」の成立が同年3月なので、やっぱり『キャプテン・アメリカ』登場の方が早そうです。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年6月10日
アメコミ原作の映画は日本でもヒットしてるんだけど、本は売れてないのか…。
脳内がエロで埋まっている白痴のネトウヨ @dokuman3 2015年6月10日
ヒトラー殴ってるキャプテンアメリカが変な盾持ってる!(アメコミ全然詳しくないマンの感想)
nekosencho @Neko_Sencho 2015年6月10日
ヒトラーが悪役というと、アメコミじゃないけどチャップリンの独裁者(映画 1940年公開)が有名だよね。こっちは戦闘はしてなかったと思うけど
しかわん @shikawan 2015年6月10日
こういう考察が読みたかった。映画と地上波放送されたアニメぐらいしか知らなかったけど、どの作品でもユダヤ人的なエピソードがないので意外な誕生秘話でした。
富田3S @isihikawa56 2015年6月10日
「すでに漫画家として働いていたサイモンとカービーは葉巻の煙で充満した部屋で、煙の漫画でも書くかと考えた。」かっこええ。
岡一輝 @okaikki 2015年6月10日
まあ当時としては「プロパガンダとかユダヤ系作者とか関係なく、ヒトラー以上のネタは思いつかねえよ」というのは分かるなあ。日本だってテポドン騒ぎからしばらくは、思想とか政治とか関係なく、みんな北の将軍様ネタにしてたもんねえ。
岡一輝 @okaikki 2015年6月10日
最初はただのネタだったのが、だんだん政治色や思想色を帯びてきて、色々と面倒臭いコトになってゆく、というのも、ホントよくある話だ。
岡一輝 @okaikki 2015年6月10日
プロパガンダが露骨なキャプテン・イスラエル http://www.captisrael.com/ は先祖返りってワケではなく、むしろパロとしては鬼っ子って感じだね。
hylom @hylom 2015年6月10日
なんかこういう話が出るとアメコミはアメリカ万歳的な思想にまみれた勧善懲悪ヒーロー物ばかりに見えるかもしれないけど決してそういうわけではないので気楽にデッドプールとか読んでみると良いと思うよ!
チェスト鉄火巻 @saru_23 2015年6月10日
キャプテンアメリカはアメリカの正義の体現ではなく、こうあってほしいアメリカの象徴、という言葉の意味は重い だからこそキャップは理想と現実の狭間で苦しみ続けるキャラであり、古びないのだと思う
(新)ぼくキャプ村ーN @sinbokukyapun 2015年6月10日
そういや、日中戦争中で対米戦前の時期に、日本軍にテロ攻撃をするスーパーマンを描くフライシャーのアニメもあったなあ
hide @samayoumono 2015年6月10日
町山智浩『キャプテン・アメリカはなぜ死んだのか 超大国の悪夢と夢』と関連あるかしら。読んだことはないですけど。
ぼんじゅ〜る・Fカップ @France_syoin 2015年6月10日
ここでバトルジャパンの空気感についてだなw
夢浦忍 @Y_SINOBU 2015年6月10日
ちなみに通販限定ですが、1941年に刊行された創刊号をボーナス収録したキャプテンアメリカ翻訳本が現在予約受付中です   http://www.fujisan.co.jp/product/1281696471/b/1270838/
mmmmmtttt37 @mmmmmtttt37 2015年6月10日
ヒトラー・ナチスの悪役ぶりってホントすごいな。最近もKung Furyってムービーに出てたし。
Simon_Sin @Simon_Sin 2015年6月11日
マッカーシーの尻馬にのって赤狩りに精を出していたらしいじゃないキャプテン・アメリカって
犬神教授 @you_inugami 2015年6月11日
samayoumono 町山氏の「キャプテン・アメリカ――」はただのコラム集でして、キャップの記事らしきものは3ページしかありません……。まあ、無関係です……。
玉藻さん@地球 @Roseate_Rosy 2015年6月11日
とりあえず超人血清はいいのでガンマー線をですね
犬山しんのすけ @shinnosuke_inu 2015年6月11日
『ディスクウォーズアベンジャーズ』のしか知ら無いけど、もっと知りたくなる U・∀・U
Markland @markland3614 2015年6月11日
Simon_Sin それ、キャップのコスプレをした別人でして、しかも後に悪落ちしてまして、最後に復活したキャップにぶん殴られてます。
Markland @markland3614 2015年6月11日
Roseate_Rosy ガンマ線で覚醒した超人は、凄まじいパワーと引き換えにことごとくダメ人間になります。オリジナルのハルクしかり、リーダーやアボミネーション、ああサムソンさんもか...
トギエモン @milyutta 2015年6月11日
この話題、にわかの私がコメントしていいのかな?と思っていたけど、こうしてまとめてもらえるとコメントしやすくて助かります。 「ファースト・アベンジャー」が公開されたとき、好きな作家さんがキャプテンアメリカはさまざまな歴史的背景を持ってるけど、それをクリアするためにいろんな手が打たれているみたいなことが書いておられました。で、映画を見て観たのですが、今では一番好きなマーヴェルヒーローです。
もするさ§( •̀ᴗ•́) @CLONE_P0806 2015年6月11日
まぁ、紙とインクが統制されている以上はその取り合いに勝つにはそうするしかなかったと言う事情もあるよね。きっと。
富田3S @isihikawa56 2015年6月11日
markland3614 1950年代に「復活」し、共産主義者を敵にして描かれた4代目キャップにはもうちょっと重要な存在だと思います。後付で別人とされてもなかったことにはされず、何より彼は確かにキャプテンアメリカだったのですから。何度も復活し偏った危険な思想を持ってスティーブ・ロジャースの前に立ち塞がる姿は、一歩間違えればスティーブもこうなるというネガのキャプテンアメリカのような存在ですし。
腐ってもエビ @kusattemoevill 2015年6月11日
日本とアメリカでヒーロー文化、創作文化に差があるのもこういう認識の原因なのかなあとも思う。
matsu @matsu009 2015年6月11日
aoi_mokei この件に限らずですが、正しい事や事実を述べていてもそれが罵倒まじりだと、「言いたい事は判ったけど、そんな言い方されたら近づきたくない or 判りたくない。」となってしまいかねないので、冷静なまとめはありがたいですね。
寄星蟲 @kisei64 2015年6月11日
ザ・シールドの胸の部分、キャプテンアメリカの映画で最初に持ってた盾の元なのかな?
夢浦忍 @Y_SINOBU 2015年6月11日
kisei64 キャプテンアメリカ創刊号では三角形の盾でしたが、ザ・シールドの出版元から抗議が来たので、第2号から丸いシールドになったそうです
寄星蟲 @kisei64 2015年6月11日
Y_SINOBU なるほど。盾の形にも色々と歴史があるんですね
アル @htGOIW 2015年6月11日
9.11跡地のフリーダムタワーのコンペ勝ち取って、「私だってニューヨーカーだ」とかなんとか言ったダニエル・リベスキンドだってユダヤ人だし、ユダヤ人とアメリカのナショナリズムの関係って単純じゃないよね
星五76体の地方妖怪 PGERA @PGERA_RX 2015年6月11日
赤狩り時代のキャップ対キャップという話はグレンラガンなどでお馴染みの中嶋かずき氏がお気に入りの話と言ってますね。キャップは現在は超神血清が切れて一気に老化し、今は二代目としてファルコンがキャップになったはず。ちなみにおじいちゃんになったスティーブはデッドプールと一緒に戦ってたりしてます。
海法 紀光 @nk12 2015年6月11日
1941年のキャプテン・アメリカは、2月の発売と同時に売り切れて、百万部を越えて刷られたそうで(Men of Tomorrow Gerald Jonesより)、もちろんカービーの作品のすごさもあったでしょうが、そういう世相でもあったと思います。
海法 紀光 @nk12 2015年6月11日
なので戦争中の戦意高揚プロパガンダというのは単純に事実と異なりますが、特定の政治思想を偏って推進するという意味では、ユダヤ系作者・出版社の反ナチの意図があったにせよ、単純に商業的に反ナチの世相を利用したにせよ、プロパガンダ作品の要素は強いかといえるのではと。
藁科 英司 @hamanako 2015年6月11日
官製・政策迎合はプロパガンダの必要条件ではない。むしろ、このまとめで採用された視点での作者に強い動機があったという説は興味深い。良く売れたようなので、経済的動機だったという方がプロパガンダ否定論として成り立つと思う
Simon_Sin @Simon_Sin 2015年6月11日
markland3614 その設定は1970年以降にできたものですよね?50年代にノリノリでキャプテンアメリカに赤狩りをさせたけど70年代になると「アレは良くなかった。汚点だ」と「実は別人」とするのは歴史修正主義なんじゃネーノ?
星五76体の地方妖怪 PGERA @PGERA_RX 2015年6月11日
忘れちゃイカンが当時は赤狩りやらでエライぶっ叩かれた時期もある。弾圧を受けないために逃げ道としてやってた時期だし。
董卓(不燃ごみ) @inumash 2015年6月11日
Simon_Sin 「実は別人」でなかったことにするのではなく「もうひとりのキャプテン・アメリカ」としてきっちり続編に登場させ、最終的に初代キャップ(スティーブ・ロジャース)自身の手でケリをつけさせてるんだから歴史修正主義ではないでしょ。というかろくに原作読まずに聞きかじりで語るのがいかに愚かかって冒頭のまとめで実証されてるはずなのに何故それを繰り返すのか。
ut_ken @ut_ken 2015年6月11日
Simon_Sin http://dot.asahi.com/column/denjinn/2012092700353.html これ読んでからどうぞ。あなたまた、上手いこと言ってやったというつもりで、トンチンカンなことを言ってるだけというのを繰り返してますね。
hiroharu.minami @hiroharu_minami 2015年6月11日
サツバツの気に満ちたキャプテン・アメリカ関連のまとめが続いたけど、これは「原作を読んでみたい」と思わせる良いまとめだった。
Simon_Sin @Simon_Sin 2015年6月12日
inumash @ut_kenさんの教えてくれたリンクで読んだけど、50年代の反共プロパガンダに加担してたのを(60年代にいったん「なかったこと」にして)70年代に「あれはもう一人のキャプテンアメリカがやったことだ」とヒーローのブランドを傷つけずに過去のやらかしをストーリーに吸収したのはすごく上手いよね。
Simon_Sin @Simon_Sin 2015年6月12日
「狂信的にならないようにしよう」と教訓めくあたり実にうまい。「その時はよかれと思ってたけどじつは間違ってた」じゃなくて「もう一人のキャップがやった」ことにするのもヒーローに罪を背負わせないための手管としてすごく狡猾でよい。でも真摯ではないよね。現在の風潮にあわせて過去のストーリーを後付けで改変してるんだから。
海法 紀光 @nk12 2015年6月12日
多分、誤解があると思うんですが、「キャプテン・アメリカ」は、ずっと続いてたわけじゃないんですよ。40年代のverは戦後、打ち切りになり、50年代に復活したのも打ち切りになり。60年代に始まったのは、キャラの名前と基本設定とかは受け継いでますが、事実上、新作なんです。50年代と60年代では制作スタッフも変わってれば、社名すら変わってます。
海法 紀光 @nk12 2015年6月12日
つまるところ、浦沢直樹の『PLUTO』とか、アニメの「サイボーグ009」の一期、二期、三期みたいな時間をおいたリメイクです。60年代のキャップは「時代に取り残された二次大戦の勇者」というコンセプトでリメイクされたわけです。それが真摯でない、とは私は思いません。
海法 紀光 @nk12 2015年6月12日
そもそも40~50年代頃のアメコミは、色々なスタッフによって、毎号読み切り形式で描かれていることもあり、設定やキャラの一貫性とか、ストーリーの連続性とかは、かなりいいかげんで、前のほうの設定と矛盾することはしょっちゅうだったということも書き添えておきます。
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1 2015年6月12日
1950年代キャップとオリジナルキャップの対決の話についてほとんどの人が原典に触れず喋ってるんで、いま153-156号読んできたけど、この話のキモは、オリジナルのキャプテンアメリカが「一歩間違えていれば自分もこの様な狂人になっていたのかも知れない」という感慨を抱く事であって、「オリジナル無罪!」アピールじゃないよね
董卓(不燃ごみ) @inumash 2015年6月12日
Simon_Sin “真摯ではない”というのは(実際に読んでもいない)貴方の主観的な感想としてそれはそれでいいけれど、少なくとも赤狩り等をしていた事実をきっちりストーリーに取り込んでいる以上“歴史修正主義”と呼ばれるようなものではない。“現在の風潮にあわせて過去のストーリーを後付けで改変する”なんてキャップやアメコミに限らずあらゆるキャラクターで行われてることなんだし。
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1 2015年6月12日
この1972年の153-156号を始めとするエングルハート期のキャプテンアメリカに多大な影響を受けたエド・ブルベイカーが、2012年vol.5の19号の自分の担当最終話で、「50年代キャップについて、純粋な動機ではじめたものの、超人兵士血清の不良、何よりキャプテンアメリカである事の重圧によって発狂した犠牲者」として同情を込めて描いてる事も留意しないと片手落ちになる
キャプY『ダークナイト:マスター・レイス』 @Captain_Y1 2015年6月12日
中島かずき氏のコラムでも、自分で本篇にあたってないと認めている訳で、それを読んだ上で何か言うのは自由ですが、原典にあたらず批評してる時点で裏付けは無いですよね
トギエモン @milyutta 2015年6月12日
中島かずきさんのコラムおもしろいですね。 ut_kenさん、紹介ありがとうございます。
狼吼 @wolf_howling 2015年6月12日
でもさー、時系列で「参戦してない」時って言っても開戦まで世相が全く何もない訳じゃない。現代ですら交戦してない半島北の将軍をバカにする映画作って脅迫されたりがアメリカ娯楽だし
狼吼 @wolf_howling 2015年6月12日
DCのスーパーマンも別にそういう出自じゃないにせよ戦時中は日本の戦艦沈めてたわけだし
へぼやま @heboya 2015年6月14日
Simon_Sin「赤狩りしてたのはただのキャップマニアのコスプレ男」というのは確かに後付け設定だけど、アメコミでは同一キャラ同一シリーズでもどんどんライターが変わるので、いわばリレー小説みたいに「前の奴の書いた設定や展開を、巧く回収して後始末つけないとなー」というのは良くあること。
へぼやま @heboya 2015年6月14日
それはそれとして、マーヴルユニバースにおいて「歴史修正マン」と言えば、やはりセントリーさん以上の人は居ないのではないか?
匿名希望 @HamutarouRando 2017年6月29日
昔を知らない、興味がないという新世代にとって、この娯楽用に美化された歴史修正作品群は実に馴染むだろう。日本で百田直樹が行っていることと同じであるが、アメリカは日本の姿勢を“歴史修正主義”と他人事のように言う。そのことにツッコむ日本人が少ないのも戦後日本の奴隷根性が世代を超えますます浸透していることを象徴する。アメリカという偽善を肯定しないと日本人自身が過去に核爆弾を落とされたこと、焼夷弾で祖先が焼かれた事実を正視できないのだろう。情報戦ではいつも日本は負ける
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