
【江戸っ子味めぐり・見どころの作品】月岡芳年「風俗三十二相 むまさう 嘉永年間女郎之風俗」。海老の天ぷらを食べる遊女。「むまさう」は「うまそう」の意。江戸時代、天ぷらは屋台などで気軽に食べられる料理として江戸っ子に人気でした。 pic.twitter.com/dcO96ZQIgl
2013-03-05 14:47:13

現在開催中の「幕末・明治の美女たち」展から見どころの1点をご紹介。図は芳年の美人画の代表作「風俗三十二相 遊歩がしたさう 明治年間妻君之風俗」。帽子、洋傘、ドレスなど当時の最新の流行に身を包んだ明治の女性のセンスに目を見張ります。 pic.twitter.com/jQ2RLOny
2013-02-02 14:02:12
江戸の美男子たち
こちらもご参考ください。
http://togetter.com/li/831925

【江戸の美男子・前期みどころ】月岡芳年「勇の寿 四代目市村家橘」。町火消に扮した役者を描くシリーズ。右腕には児雷也の彫物が緻密に描かれます。背景の赤と纏の銀がとても鮮やか。芳年の大胆なデザイン感覚が発揮された作品です。 pic.twitter.com/qcrgJy0L7H
2013-07-21 13:29:17

【江戸の美男子・後期みどころ】月岡芳年「勇の寿 三代目沢村田之助」。町火消に扮した役者を描くシリーズ。彫物の精緻な描写や纏の大胆なデザインが秀逸です。三代目沢村田之助は幕末から明治に大人気だった女形。脱疽で手足をなくし、夭逝しました。 pic.twitter.com/lO7xoDD7bo
2013-08-22 16:14:29
珍しい作品

【月岡芳年展・珍しい作品】『錦絵修身談』のうち「コロンブスの勇」。アメリカ大陸に到達しようとするコロンブスの船に原住民が驚いています。明治17年(1884)の出版ですが、この頃すでに芳年はコロンブスのことを知っていたのです。 pic.twitter.com/99q47Z0Y
2012-11-07 12:19:55

【月岡芳年展・珍しい作品】『錦絵修身談』。国内外の美談を集めた冊子の口絵。アメリカ人の少年が、線路が焼け落ちていることを、身を挺して汽車に知らせようとしています。浮世絵とは思えない、西洋画風の雰囲気に仕立てられています。 pic.twitter.com/Lm6DQo5x
2012-10-16 10:48:37

【月岡芳年展・見どころの作品】「歌川国芳肖像」。師匠である国芳の十三回忌で制作された肖像画。優しさが目元ににじみ出た表情をしています。猫好きな国芳が寂しくないよう、足元に可愛らしい白猫を添えているところに、亡き師匠への愛情を感じます。 pic.twitter.com/zD3X4Qb3
2012-10-16 10:31:30
芳年に関する参考文献・情報

【芳年情報】月岡芳年の画集はたくさん出ていますが、最新の研究成果を反映しているのが、岩切友里子氏『芳年』平凡社、2014年。お値段は15,000円と少々お高めですが、錦絵作品目録もついており、芳年研究のためには必携の本です。yoshitoshi.heibonsha.co.jp
2015-02-19 11:04:00
【芳年情報②】もう少しお手軽な値段で芳年の全貌をという方には、岩切友里子監修『別冊太陽 月岡芳年』(平凡社、2012年)が2592円(税込)でおすすめ。
2015-02-19 11:09:42
【芳年情報③】代表的なシリーズを詳しく知りたいという方には、二玄社の謎解き浮世絵叢書がおすすめです。「風俗三十二相」「和漢百物語」「魁題百撰相」について、全点カラー図版紹介の上、一点ずつの詳細な解説がついています。nigensha.co.jp/shodo/bk_info.…
2015-02-19 11:12:33
【芳年情報④】また「月百姿」については、岩切友里子氏『芳年月百姿』(東京堂書店、2010年)が、全点カラー図版掲載の上、詳細な解説がついていておすすめですが、現在品切れのようです。tokyodoshuppan.com/book/b80341.ht…
2015-02-19 11:16:35
【芳年情報⑤】晩年の妖怪画「新形三十六怪撰」は、悳俊彦氏『芳年妖怪百景』(国書刊行会、2001年)に全点カラー図版が掲載。この本には、芳年の他の妖怪画も盛りだくさんです。kokusho.co.jp/np/isbn/978433…
2015-02-19 11:20:12
6月9日は月岡芳年の命日。芳年は明治25年、1892年に亡くなりました。亡くなった直後に門人の年景が描いた、芳年の肖像画(死絵)をご紹介します。芳年の辞世の句は「夜をつめて照まさりしか夏の月」。 pic.twitter.com/3eOeM87p3f
2015-06-07 16:58:34

@tigayam2 ありがとうございます。辞世の句、ご指摘のとおり、「夜をつめて」ではなく「夜をこめて」の方が正しいと思われます。
2015-06-09 06:04:53
本日(6/9)は月岡芳年の命日。先日紹介した辞世の句は「夜をこめて照りまさりしか夏の月」と読むのが正しいというご指摘を受けました。夜明け前に照り輝いている夏の月。それにちなんで「月百姿」から夏の月を紹介します(現在展示していません)。 pic.twitter.com/yQXRBgYUW4
2015-06-09 11:45:31