市民講座にはまってしまった〜宇宙と素粒子について〜
現在の物理法則と宇宙が最終的に人間を作り、その人間が宇宙自身の自己認識を思弁する。人間原理こそが究極の原理なのかもしれない。 twitter.com/y_mizuno/statu…
2015-06-28 11:48:58面白すぎる。質問「物理学のスコープを聞きたい。究極の理論と現実が分かったとして、なぜそういうものがあるのか。誰がそういうものを作ったのか?私が文科系だからそう思うのかもしれない」「日常、物理屋はそこまで考えてないというのが正直なところ。現象をきちっと記述して。無原理という原理…」
2015-06-28 11:42:24私見ではそれは原理になってないと思います。なぜならそこから何の別命題も演繹できないからです。単なるこじつけにしか見えない自分は? @realwavebaba 現在の物理法則と宇宙が最終的に人間を作り、その人間が宇宙自身の自己認識を思弁する。人間原理こそが究極の原理なのかもしれない
2015-06-28 12:10:19ここでの人間原理は、炭素のエネルギー準位の予測のような意味での発見につながるわけではないですが、人間を含め知性が宇宙に存在しなければ宇宙はただの器でしかないが、人間が作られることにより宇宙自身が自己認識をしているのではないかという哲学的命題です。 @y_mizuno
2015-06-28 15:24:26理解できないわけではないですが、でもその命題は、そうかもしれないし、そうでないかもしれない。少なくとも科学ではないし、シナリオでさえないわけです。原理ではなく仮説ですか? @realwavebaba 人間が作られることにより宇宙自身が自己認識をしているのではないかという哲学的命題
2015-06-28 23:34:32科学でないので哲学だとも言えますが、科学は自己認識どころか生命の定義さえできていない。宇宙は生命体なのか、自己認識ができるのかという命題も科学が最終的には答えを出すことを期待したいですね。 @y_mizuno 科学ではない
2015-06-29 00:41:31うゎ!そ、そうですね^^ そういえば、宇宙生命?のことは、ダイソンだけでなくて、最近はレイ・カーツワイルも『ポストヒューマン誕生』で言っていて驚きます。@realwavebaba 宇宙は生命体なのか、自己認識ができるのかという命題も科学が最終的には答えを出すことを期待したいですね
2015-06-29 00:50:35@realwavebaba @y_mizuno 「人間原理」に対して池上了さんは「アメーバ原理」と呼ぶそうです。理由は「神から縁を切るという人間原理は、神から見れば子ども騙しの言葉の綾に過ぎないのではないだろうか」:『宇宙論と神』
2015-06-28 12:29:37池内了さん、気を吐いておられますね。結構なことです。人間なんて大したことはないと思う反面、それを認識できることは、なかなか奇跡的なこと。@yskwkj 「人間原理」に対して池上了さんは「アメーバ原理」と呼ぶそうです。「神から見れば子ども騙し」@realwavebaba
2015-06-28 23:43:50元来、全能の造物主を少しでも理解するために科学研究が始まったのだという歴史からすると、キリスト教徒を含む一神教の信者は、「神の存在が証明された」となるのではないでしょうか? twitter.com/y_mizuno/statu…
2015-06-28 15:09:00@power_of_math でもそれは、ちょうどニュートンが悩んだように、「思っていたような神」ではなかったということになって、さらに悩ましいのでは?
2015-06-28 23:31:14講演者の政池先生と偏極研究について
こちらのお方があの政池先生なのですね!トリプレット状態を用いた動的核偏極を20年以上前に日本に輸入した、頭が上がらない偉大なお方。 "@y_mizuno: 我孫子サイエンスカフェ。住民の政池明先生「第13回 素粒子で探る宇宙の謎」 youtube.com/watch?v=xuTi05…"
2015-06-27 23:31:24@makoto0218ne56 DNPですか。なつかしいです。私は偏極はミュー粒子の偏極を使って実験してましたが、これはパイ中間子のμν崩壊の時に自然にできる偏極なので、低温での偏極で苦労したことがなくて、その偉大さが分かってませんでした。そんな感じなんですね^^ コメント深謝。
2015-06-28 00:34:13@y_mizuno CERNの偏極ターゲットなどは1K以下に冷却されており、強磁場も用います。トリプレットDNP法は磁場、温度に依存せずにバルク物質の高偏極化が可能な方法です。素粒子物理や原子核物理に関しては全くの素人ですが、何か応用できないものかと勉強しようと思っております。
2015-06-28 00:54:28@makoto0218ne56 偏極ターゲットでは、そういえばCERNではTapio Niinikoski氏らのグループが面倒を見てくれていたので、我々は苦労しなかったです。失礼しました。トリプレットDNP法は不勉強で知りませんでした。すごいことになっているみたいですね。これは…
2015-06-28 01:05:06@y_mizuno Niinikoski氏らの論文は何度か読んだことがあります。私達の研究はあのレベルまでにはまったく洗練されておりません。例えばまだ試料の大きさも1mg程度で、越えるべき課題はまだまだあります。
2015-06-28 10:08:06@y_mizuno この研究は日本の研究グループと、最初に考えたWenckebach氏(現PSI所属、Abragamが晩年の頃サクレーにもいらっしゃったはず)らのグループしか研究してないマニアックな研究でしたので、今後注目されていけば一気に進展すると期待しております。
2015-06-28 10:15:04彼らは、何と長さ1mの偏極標的を準備してくれました^^ でもそちらもすごいご研究だと思います。@makoto0218ne56 Niinikoski氏らの論文は何度か読んだ…あのレベルまでにはまったく洗練されておりません。例えばまだ試料の大きさも1mg程度で、越えるべき課題はまだ
2015-06-28 10:18:27Abragam!吉岡で核の磁性、ありましたね。@makoto0218ne56 この研究は日本の研究グループと、最初に考えたWenckebach氏(現PSI所属、Abragamが晩年の頃サクレー)らのグループしか研究してないマニアックな研究…今後注目されていけば一気に進展すると期待
2015-06-28 10:22:19@makoto0218ne56 素晴らしい進展。当方の不勉強で知りませんでした。ご教示いただき、ありがとうございました。 大阪大学・研究情報 2014年5月13日「世界初、室温でNMR信号を1万倍以上に増大」resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/20…
2015-06-28 10:38:12@y_mizuno ありがとうございます。素粒子物理、私にはハードルが高いのですが、頑張って勉強してみます。量子情報分野としても高エネルギー物理との交流が活発になってきたところですのでちょうど勉強するにはベストのタイミングなので。
2015-06-28 11:15:54@makoto0218ne56 私もそろそろ、量子情報分野を学びたいと思っておりました(遅まきながら)。高エネルギー物理分野としては、スピン相関問題は量子もつれの分野と(非常に一般化した形でも)関係しておりますよね。私も(自分も)勉強するにはベストタイミングと思っていました。
2015-06-28 23:26:46@y_mizuno 7/13-16に量子情報をメインテーマに基研研究会を開催します。こちらでは発表こそないものの高エネメインの方も招待しております。来年1月の量子情報基研研究会は高エネ色がもう少し強いかもです(?)来年度には量子情報と高エネをテーマにした滞在型も企画されています。
2015-06-28 23:39:06@makoto0218ne56 そうですか。基研研究会のご案内、拝承。すごい勢いで進んでますね、この分野でも。今回、政池先生がご縁(?)となって、偶然といいますか、コメントを頂戴しましたが、とても参考になりました。ありがとうございました。
2015-06-29 00:48:01