「ダブルメガネたんの孫子の兵法!第四回」まとめ
- bangakutan
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@kotentann @keieigakutan え、お、おう……∑(・ω・ノ)ノ 冬は湯づけ、夏は水漬にて、物をめすべきなり……とか?(ºωº)
2015-07-14 23:51:03具体例3 NOSYのVTR開発
【事例3,SONYのVTR開発】 1972年、『SONY』VTRの開発において、メカ技術とエレクトロニクス技術のエンジニアを49名集めました。チームを率いた河野文男氏が技術者の連携のためにとった行動は、怪訝になってしまうほど簡単ですが効果的なものでした。@kotentann
2015-07-14 23:12:41まず彼がとったのは「部屋に仕切りをつくらず、デスクを二列に並べる。そしてメンバー同士が顔を合わせられるように、デスクの上に本立てを作らせない」といったものでした。河野氏はお互いの顔が見えなくては、コミュニケーションが損なわれると考えていたのです。 @kotentann
2015-07-14 23:13:44また彼は同じ分野のエンジニアで一塊にせず、電気系や機械系が混在するようにし、彼らがフェイスツーフェイスのコミュニケーションを失わないように細心の注意を払いました。従業員たちは、思いついたことはすぐに人に話すことができ、その意図や真剣さを容易に共有できました。 @kotentann
2015-07-14 23:14:52・・・こんな感じに事例を話されると、私たちがこの企画の打ち合わせをした時を思い出しますね。確かに直接顔を合わせて話したほうが、Skypeなどを使った時よりもアイデアがポンポン出てましたもんね! @keieigakutan
2015-07-14 23:18:55顔を合わせたコミュニケーションでは会話を円滑に運べるだけでなく、相手の表情や声色から感情や意図など言葉以上のものを読み取れますからね。ネットを介した会議や論議がなかなかまとまらなかったり、衝突が起きやすいのはこの点が読み取れないためですがそれはさておき・・・。@kotentann
2015-07-14 23:19:49組織内の連携ということで、事例では「情報の交換・共有が育まれる工夫」を紹介しました。事例ではどれも従業員たちがスムーズに情報を共有し、結果としてそれが職務の効率化、または新しいアイデアを生み出すきっかけを作り出しているのがお分かりでしょうか? @kotentann
2015-07-14 23:20:49そこでは「情報と感情が流れ、それぞれ刺激し合う舞台づくり」がなされています。こうした舞台を経営学者の伊丹敬之氏は『場』と表現しています。 この『場』が生み出されると、共通理解、情報蓄積、心的共振が発生することで効率的また革新的な組織行動が行われやすくなります。@kotentann
2015-07-14 23:22:02場・・・? 物理学ですか、物理学の内容ですね? 取り敢えず、マクスウェル方程式Maxwell's eqationsの中の、モノポールな磁荷が存在しないことを表す式、置いておきますね。 Bが磁「場」ですよ♪ @keieigakutan pic.twitter.com/CIVe59k0j4
2015-07-14 23:24:56すみませんすみませんその分野は門外漢でつっこみづらいです(真顔) 経営学!経営学をやりますよ!経営学をッ!! @kotentann
2015-07-14 23:27:07物理は、物理学たん(@physics__tan)、やる気のない物理学たん(@no_motivation_p)、音響物理学たん(@soundofphysics)などの方々と会話をお願いします・・・。素晴らしい方々ですし。 はい、じゃあまとめにはいりますね!@kotentann
2015-07-14 23:28:50さて経営学における『場』を構成する中核となるものを簡潔にまとめましょう。 伊丹敬之氏の『場の論理とマネジメント』によると、あえてまとめるならば『場』は以下の3つでなるとされています。 ①ヨコの相互作用の論理 ②情報と感情の相互影響の論理 ③自己組織化の論理 @kotentann
2015-07-14 23:30:44①はすなわち「上下関係、つまり“タテの命令の論理”だけでなく、地位関係なく同じ目線で対話ができるなどの“ヨコの相互作用”の枠組み」を表し、これが『場』の論理のスタートとなります。 ②は、「情報と感情それぞれの流れが、セットであり互いに影響をもちあうこと」です。@kotentann
2015-07-14 23:33:15③は、『場』においては強制でも誘導だけでもなく、自己組織化が起こっているとされていることを表します。つまり戦略や方向性が従業員に浸透し、ある程度の自由と企業への意欲があれば、従業員たちは自律的に具体的、もしくは細かい内容を詰めてくれるのです。 @kotentann
2015-07-14 23:35:36さて、組織の連携という内容から『場』という内容を簡単に説明したところで終わりにしましょうか。 あぁ、長くなってしまいました・・・。これ以上この場では語れきれませんし、興味がありましたら後ほど紹介する参考文献を読んでみてください。 @kotentann
2015-07-14 23:39:30経営学たん、ありがとうございました!今回も亦た、経営学にも孫子は応用できましたね。 さて、いろいろ途中で事故(?)もありましたが、「ダブルメガネたんの孫子の兵法!」全四回はこれで終了です。皆様、ご視聴ありがとうございました! @keieigakutan
2015-07-14 23:40:55古典たん、長い間、ありがとうございました!5月初旬から企画立案が始まったこの連ツイも、とうとう終わりですね・・・。 5月ですよ5月! なっがいですねー。 @kotentann
2015-07-14 23:42:15~「学術たんの本棚」と、宣伝と、参考文献~
ええ、本当にお疲れ様です・・・! しかし、光陰矢の如し、とも言いますし、あっという間に過ぎた楽しい時間でもありました。 そうそう、この企画を通じて、実は経営学を少しやりたくなってしまいました。 経営学たん、何かおすすめの本はありませんか? @keieigakutan
2015-07-14 23:44:08でしたら、「学術たんの本棚 @BooksOfTans 」というアカウントで、いくつか本を紹介していますから、そちらをご覧ください。 私以外にも、文学系から情報系まで、いろいろな学術たんが本を紹介してくれていますよ! @kotentann
2015-07-14 23:45:52ありがとうございます!「学術たんの本棚」、是非見てみますね♪ さて、経営学たんから少し宣伝があると聞いたのですが・・・。 @keieigakutan
2015-07-14 23:47:31はい! この場を借りて発表させていただきます。学術たんがなんとLINEスタンプとなりました!マーケティングたんが以前発表しましたが、あらためて! store.line.me/stickershop/pr… @kotentann pic.twitter.com/MJhOTrf59B
2015-07-14 23:51:36