労働・対価・宗教 そして発達障害
プロローグ:フランスのADHDへの対応
- フランスにおけるADHD対策についての記事をAT教団兵 @atkyoudan 氏が紹介し、そこへ大司教こと @Im_Weltkriege 猊下がコメントします。
フランスにはADHDが少ない説の解説記事、要約するとフランスではあらゆるレイヤーでの精神医療への取り組みが著しく遅れていたことが原因だけどようやく対策始まったのでADHDこれから増えますよ!!とのことでそうか……頑張れよ……となった franceplusplus.com/2015/04/adhd/
2015-08-05 13:58:08フランスはADHDが少ないという記事を読んでたら理由として食品添加物云々とか躾が良いから云々というワードが飛び出してきて本当にフランスに産まれなくて良かったと心から思いました
2015-08-05 13:47:36要するに自閉症は家庭環境のせいと言ってるわけでこれが本当ならフランスの精神医学が数十年遅れてるだけですね(ADHDが0.5%とか少なすぎるし記事の信頼性の方が怪しい)
2015-08-05 13:49:45本編
- 先のツイートに続いて、大司教猊下が発達障碍者の就労に話題を及ぼします(次のツイートの「我々」とは発達障碍者のことを指すと考えられます)。さらにそこから、労働と対価性について論じ、宗教との関係に至ります。
能力なり位置取りなりで上手く立ち回れたとして、それが労働三法を積極的に支持する理由になどならない。他所様をブラック企業だ奴隷の鎖自慢だと揶揄する連中も所詮は勤労者であり、勤労者はしばしば潜在的敵対階層である。
2015-08-05 14:08:47渇しても盗泉の水は飲まず。勤労者の汚名を着てはならないし、着せてもならない。勤労者のポケットから奪おうが、不労者のポケットから奪おうが、使用者のポケットから奪おうが、すべては強盗にすぎない。
2015-08-05 14:17:14ここでいう労働とは賃労働、つまり対価性の問題である。対価性が判定基準になる領域を思い出そう。お布施である。営利事業かお布施かの境目はまさに対価性であった。
2015-08-05 14:22:32労働禁止規定とは宗教の領域なのだ。歴史的にも、労働の禁止とは教義であり戒律であった。つまり、労働は悪であるとは、対価性の否定に他ならない。
2015-08-05 14:24:39勤労者主義は人間精神に対する冒涜である。本来減らすべき労苦に規範的価値を与えた倒錯的人種、唾棄されるべき野蛮、歴史に彼方に葬られるべき必要悪、それが勤労者なのだ。
2015-08-05 14:29:43対価性を否定したからといって、価値や価値測定手段(貨幣等)を否定することにはならない。価値測定手段を失うべきではない。等価交換理論、労働価値説に陥ってはならないのみである。
2015-08-05 14:33:50生産を上回る分配は難しい。存在しない資源は配分できない。対価の問題は常に重大であり無視できない。しかし、他者を巻き込み踏みにじってでも私が成し遂げなければならないのは、賃労働=対価性労働至上主義との決戦であった。
2015-08-05 14:40:35中心課題は人間ではない。対価性である。人間という夾雑物を混ぜるから、たかが人間を神聖視するから、やれ商品化だの人間は目的だのといった誤った信念体系に陥る。違う、対価性からの解放以外の地平に千年王国はない。
2015-08-05 14:43:58