人には生き方を選ぶ権利があり、教師には水伝道徳授業を行う権利がある

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伊勢田哲治 @tiseda

@HayakawaYukio 広い意味で方法論によって科学と疑似科学を線引きしようというのは確かに重要な問題意識になってきました。しかし早川さんは「査読」みたいな社会的システムを方法論に入れないのでしたよね(ここに誤解があればすみません)。

2010-12-11 08:59:32
伊勢田哲治 @tiseda

@HayakawaYukio その狭い意味での方法論で線引きしようという関心を持っていたのはポパーくらいで、そのあとのクーンやラカトシュといった人たちは、社会的・制度的な面も含めた広い方法論での切り分けを考えていました。

2010-12-11 09:03:32
伊勢田哲治 @tiseda

@HayakawaYukio わたしが言うとしたら「狭い意味の方法論での切り分けが非現実的だというコンセンサスが成立した」くらいでしょうか。「断念」という表現は科学哲学界というあまり一枚岩でない業界を一枚岩にとらえすぎているきらいがあります。

2010-12-11 09:24:13
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「周回遅れ」「それはすでに何回も議論した」「そのことについて考えてないわけではない」 これらの発言はどれも、答えの本質を短く端的に言い表す能力の欠如、あるいはその意思がないことの表明だと思っていたが、動機がもうひとつあることに気づいた。それは、新規参入を望まない、だ。

2011-01-18 06:33:59
早川由紀夫 @HayakawaYukio

パイは限られている。そこに新たにひとが参入してきて自分の取り分が減るのは困るという意識。あるいは、そのひとがせっかくのおいしいパイを台無しにしてしまうのではないかの恐れを直感的に感じるのだろう。だから、肝心の情報は出さない。隠匿する。

2011-01-18 06:52:01
早川由紀夫 @HayakawaYukio

批判と指図。「ニセ科学批判」という語をネットでよくみる。私は、この言葉をできるだけ使わないようにしている。批判を非難とか糾弾に言い換えて使ったことがあるが、まだ十分うまく表現できていない。私が言いたいことはこれだ。あなたたちがやっていることは批判の域を超えている。それは指図だ。

2011-01-18 09:22:03
早川由紀夫 @HayakawaYukio

ひとは誰もが、自分の生き方を選ぶ権利をもっている。他者からみてそれがどんなに愚かな選択であろうが、その選択を他者は尊重しなければならない。自分がよしとする生き方を他者に指図するのは、してはならないことである。

2011-01-18 09:25:54
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「水からの伝言」を道徳授業でやるのは、教師の自由だ。ホメオパシーに傾倒するのは自然主義者の自由だ。その自由を、指図によって奪おうと企図することは悪だ。

2011-01-18 09:27:32
早川由紀夫 @HayakawaYukio

指図ではなく、懇切丁寧な説明・親身の相談でなければならない。そして、科学の普及が社会基盤をつくる。「ニセ科学批判者」がこういう地道な作業をしているようにはみえない。「周回遅れ」だの「考えてないわけではない」「どこそこを読め」などと言って、説明の労をとろうとしない。

2011-01-18 09:34:30
早川由紀夫 @HayakawaYukio

ニセ科学なるものがある。信じないようにしましょうなどといくら言っても無駄だ。そんなキャンペーンはむしろないほうがよい。必要とされているのは、科学とは何か、科学はどんなにおもしろいか、科学はどんなにすばらしいかを多くの人にわかって体験してもらうための地道な努力だ。

2011-01-18 09:38:44
早川由紀夫 @HayakawaYukio

個別のニセ科学がいかに間違っているかを説明するページより、科学がどんなにおもしろいか自慢するページのほうが、長い目で見たら、ずっとよい社会的効果をもたらすだろう。

2011-01-18 09:41:14
鍵主 哲 @kagiT

義務教育の現場にそのような形の自由が存在していいとは思わない。 RT @HayakawaYukio: 「水からの伝言」を道徳授業でやるのは、教師の自由だ。…

2011-01-18 09:51:12
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kagit それはどのような考え方ですか。理由を説明してくださるありがたい。

2011-01-18 09:53:12
早川由紀夫 @HayakawaYukio

私の意見は、昨年8月に書いた「水伝道徳がダメなのは自明か」http://ht.ly/3FrZW をお読みください。@kagit

2011-01-18 09:56:05
押井徳馬 @osito_kuma

証拠に基づく事実ではなく盲信を教えているが。無知な人の洗脳、搾取、健康リスクにもつながる。 RT @HayakawaYukio: 「水からの伝言」を道徳授業でやるのは、教師の自由だ。ホメオパシーに傾倒するのは自然主義者の自由だ。その自由を、指図によって奪おうと企図することは悪だ。

2011-01-18 09:58:49
鍵主 哲 @kagiT

@HayakawaYukio 義務教育の話として。親は教師個人に子供を託しているわけではない。公立なら国家、行政、私立なら学校に対してです。教師個人に教育方針の自由が認められるべきではない。

2011-01-18 10:05:38
鍵主 哲 @kagiT

@HayakawaYukio 教師にそこまでの自由が認められるなら、親と児童も教師を選択する自由が認められるべきだけど・・・そうなるともう何もかも歯止めが効かなくなりますね。

2011-01-18 10:08:41
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kagit もちろん年度始めに教師は年間授業計画を提出して上司の許可を得ます。しかし、じっさいどんな授業をするかの詳細は、授業を担当する教師の裁量権が認められています。したがって、ご指摘はあたりません。

2011-01-18 10:10:26
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kagit 文部科学省もどこの教育委員会も、水伝道徳授業禁止令を出していません。

2011-01-18 10:11:15
早川由紀夫 @HayakawaYukio

いまのツイートをブログにまとめました。「批判と指図」 http://ht.ly/3Fss9

2011-01-18 10:17:12
鍵主 哲 @kagiT

@HayakawaYukio 水伝の事に限りませんが、例えば水伝も担当上司が認めているということでしょうか。

2011-01-18 10:19:47
左巻健男(サマキタケオ) @samakikaku

拙著『水はなんにも知らないよ』(d21携書)を紹介下さりサンクス。ただ1章全体で「水伝」はニセ科学としていますのでニセ科学だからいけないということです。普通の読者はそう読んでくれると思います。RT @HayakawaYukio

2011-01-18 10:19:53
早川由紀夫 @HayakawaYukio

@kagit さいきんは水伝をほとんど聞かなくなりました。水伝授業をにがにがしく思うと言った上司(つまりは管理職)をひとり知っていますが、全体の意見バランスはわかりません。認めてるか認めないかの問題まで上がらないままブームは終息したように私はみています。

2011-01-18 10:25:47
鍵主 哲 @kagiT

わかるのですが、明らかにおとぎ話のものと、現実と受け止められる事を混同するのはいかがでしょうか。ところで水伝を使う方々はこれを自分たちで再現した経験があるのでしょうか? RT @HayakawaYukio: 私の意見は、 http://ht.ly/3FrZW

2011-01-18 10:26:18
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