80年代のニューアカデミズムブームの頃、坂本龍一が「知識・教養」の大切さを説いていた。が、今の坂本はどうか。柄谷行人はどうか。思想が、価値判断が"教養"を駆逐してはいないか。では教養とはなんなのか。教養というものについて自問し、考え直す姿勢、それが教養なのではないか。なんつって。
2016-01-20 00:42:22教養というものにベタにコミットして難しい話ばかりするか、教養がとてもあるのに「教養なんて意味ないっすよ」みたいにあえてバカのふりをするか、教養なんてなくていいんだ!みたいなメタ無教養か、教養のあるなしと同時に教養というものに対するスタンスが問われている気がする。
2016-01-20 00:50:08息子がスターウォーズとマーベル映画に異様に詳しくなっている。娘は児童向けライトノベルを暇さえあれば読んでいる。俺が次代に伝えられた"教養"はこんなもんだ。
2016-01-20 00:46:22ツイッターランドの人たちは教養はおとなになってからじゃもう遅いという話と、文化資本は生まれた瞬間に決まってしまうという話が好きすぎるでしょ。
2016-01-20 00:47:27知識の普遍性ってことを意識すると例えば小説ならば流行りのライトノベルよりは古典が教養になることが分かる。高尚だからとかなんだか難解だからではなく賞味期限の問題。『狼と香辛料』も『文学少女』も既に忘れられているけれど三島由紀夫やブロンテ姉妹は永遠です。そして国境も超える。
2016-01-20 00:49:12一般的には教養って "広く認められた知識" くらいの意味だと思ってる。ジュリアン・ソレルの聖書暗記とか、くそくだらんマナーとかを想像する。 個人的には、"いかに生きるか考えるための基礎力" とか。善悪について考えたりニヒリズムに陥ったり、そんな過程を通して得られるもの。
2016-01-20 01:12:08賞味期限の問題なのは間違いない。物書き系は基本的に如何に読者を深く洗脳するかが重要なのだから、それが一世代だけに留まらず、多くの世代を筆者の世界観によって「洗脳」できている所謂古典は物書き系では偉大。 twitter.com/Kelangdbn/stat…
2016-01-20 02:27:41永遠では無く100年は持つ、と云ったところでしょうか… 著名な文学作品も時代を経て文体が古くなり過ぎると古語に近くなり、読まれなくなります。 谷崎純一郎はまだ読めますが、島崎藤村ぐらいになると厳しいのです。 twitter.com/Kelangdbn/stat…
2016-01-20 02:52:35俺は父親の本棚にある本を中学くらいのときにむさぼり読んだんだけど、子供がもう少し大きくなったら今俺の本棚にある本を読んでくれたらいいなとか思う。日本と世界の古典文学の一部は並んでいる。でも山田風太郎と開高健をいちばん読んで欲しい。
2016-01-20 00:53:53こんばんは。10代の女です。 えぼしさんがオススメ、というか好きな本ありますか? 教養うんぬん関係なく。 — 10代の女ですか。では山田詠美の『僕は勉強ができない』を読んでください。 l.ask.fm/igoto/45DKECN7…
2016-01-20 00:55:20最終的には「自分には教養がある。」って言いたいんだけど回りくどくすることによって矢面に立つのを避けつつ上品さを演出
2016-01-20 00:56:56