【お玉さんの読書マラソン】「名探偵図鑑完読作戦」第9部

お玉さんの読書マラソン企画「名探偵図鑑完読作戦」第9部です。青山剛昌『名探偵コナン』単行本の付録「世界の名探偵」で紹介された名作を読んで「名探偵」を勉強し直そう!というお取組みの続き。第9部ではまず「今後の指針」が提示され、本編ではフレンチ警部、高樹良文(老いぼれ犬)、ブロンクスのママ、法月綸太郎、シャム猫ココ、湯川学助教授(ガリレオ)、神戸大助、ラングドン教授、仙波阿古十郎(顎十郎)が登場します。
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お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

明後日くらいからフレンチ警部の感想を投下できそうだわい

2016-02-05 02:17:57
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感想用のフレンチの2度読み目、3/5完了

2016-02-05 03:16:14
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さて、名探偵図鑑完読作戦です。 長い長いとても長いどちゃくそ長かった人形佐七全作感想を終えて未だ放心状態中のお玉です。 ということで、今回はこれからの予告でも。

2016-02-07 01:33:49
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次回からはクロフツのフレンチ警部。その次は北方謙三の高樹良文。 なんかメチャクチャな流れだよねぇ。この二人は5作品ずつ取り上げる予定なのです。 その次はブロンクスのママ。もちろん『ママは何でも知っている』なのですが、長編も読んじゃいますよ(これがまたオモロいんですよ)

2016-02-07 01:34:25
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コナンくん60巻の法月綸太郎、及び、62巻の湯川さんに関しては、何を取り上げようか? を思案検討中。 法月綸太郎は長編全て再読済みだけどどれをセレクトしてもあまり楽しく語れそうにないし、湯川さんのほうは例の容疑者Xより『ガリレオの苦悩』のほうが問題度指数高くね? と思ったのね

2016-02-07 01:35:15
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あとコナンくんの76巻のリンカーン・ライムに関しては当初全巻レビューを考えていたけど……、オレの芸風であのドンデン返し仕様に触れないで語ることって可能なのかしら? ライムとサックスの関係性だと月並みなので、シリーズアプローチのための何らかの切り口、見つけないとなぁ

2016-02-07 01:36:49
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87巻の江神さんは全作レビューだよな、うんうん。84巻のリズベット=『レクイエム』も三冊全部読んじゃう予定♫ 79巻の刀城言耶は前にやったから「首無」と「水魑」でええよね?? あと65巻のラングドンの野郎と61巻のクソ猫の回は、おそらく血の雨が降るよ。

2016-02-07 01:38:04
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

こちらも前々から言ってますが、あともう一人、短編全作レビューをやる予定ですぞい。 コチラも人形佐七同様、作者側と読者側の命の取り合いになりそうなのね。また体力と精神力が消耗しそうな日々だわだわ

2016-02-07 01:38:53
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コナンくんの89巻っていつ頃発売なのかしら? そろそろ矢吹駆あたりが来てくれても、ええんやで(チラッ)

2016-02-07 01:39:25
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というわけで、今後の指針の提示だけで本日は終了。 ではでは〜〜 pic.twitter.com/fu8xrRXm0M

2016-02-07 01:40:30
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さぁ、クロフツ残り一冊を読み返そう

2016-02-07 01:42:18
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さて、名探偵図鑑完読作戦であります。コナンくんの57巻で紹介されているのは「フレンチ警部」 F・W・クロフツが生み出した足の探偵。いろんなところにうろついちゃうよ。 「反対論を処理すれば、賛成論はおのずから成立する」 pic.twitter.com/bM81AMDCxW

2016-02-08 01:43:56
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先に結論ですが、クロフツ、この名探偵図鑑完読作戦で触れた池波正太郎(鬼平)、レックス・スタウト(ネロ・ウルフ & アーチー・グッドウィン)と並んで、今後積極的に追いかけていこうと決めた推しメン昇格の作家さんなんですよね。 家帰って早く続きが読みたい♫ そんな欲求久しぶりでしたわ♫

2016-02-08 01:44:41
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

私、超絶不勉強でついこの間まで『樽』くらいしか読んでいなかったのですね。(あと子ども向けでマギル卿を読んでいるはず……) その『樽』にしても、若い時分、ギラギラと尖っていた頃合いに読んだときは、あまり楽しく読めなかったんスよネ……。

2016-02-08 01:45:33
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

抑揚をおさえた淡々とした展開が、超絶速読爆音小僧だった自分にとってまだろっこしくてダメだったわけだったんですよ。 そして幾数十年。すっかり枯れ果て野望も野心も遠き日の夢となった年老いた自分がクロフツの著作に触れたとき、……ヤダ、何? フレンチ、ちょー面白いんですけど⤴︎⤴︎♫

2016-02-08 01:46:07
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青山先生のオススメは倒叙ミステリの歴史を追う中で必ずブツかるであろう(そして、フレンチ警部がビックリするくらい活躍しない)『クロイドン発12時30分』 そちらを含めての五冊のクロフツ体験は、まさに法悦境。大作家の書く物語の展開速度に合わせ全身全霊で挑む読書の多幸感よ(←???)

2016-02-08 01:46:28
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

というわけで、作品の発表順で感想を投下していくネ♫ 本日はフレンチ警部三番目の登場作品、1927年刊行の『スターベル事件』だよ ( ´ ▽ ` )ノ

2016-02-08 01:47:12
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『スターヴェルの惨劇』では無く『スターベル事件』 だって、オラ、ハヤカワポケット業書なんだもの。 昭和29年刊行。江戸川乱歩の解説がステキ♫ 定価140円(現在の貨幣価値だと1400円??) pic.twitter.com/R0QOhv91I0

2016-02-08 01:47:28
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お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

読んでる最中にボロボロ崩れていく恐怖と戦いながら面白く読んだよ。 140ページ弱。 一回目は一気読み。 いろいろ拾いながらの再読も一気読み

2016-02-08 01:48:56
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

この『スターベル事件』がスゴイのは最後の10ページがM・D・ポーストのアブナー伯父がしれっと挿入されてるんですよΣ(゚д゚lll) 解説でも全く言及されてないので初見時は「何じゃコリャぁ〜〜」 しかもこの明記なので作品名が分からん pic.twitter.com/vXIf8Whku4

2016-02-08 01:49:16
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お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

アブナー伯父の少し読者を置いてけぼり気味なドライブ感も最高なんだけど、『スターベル事件』での淡々としたストーリーラインの凪の中でさざ波をうつかのような微かな起伏があまりに心地よかったので、おおお、違和感タップリなんだよね。

2016-02-08 01:50:25
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さぁ『スターベル事件』。乱歩の解説曰く「クロフツとしては珍しく、その最も得意とするアリバイ問題を取り扱っていないが、この作に於てはクロフツ物の短所とも云われてきた過度の克明さが少く、彼の持つ良さー犯罪計画の面白味、知らぬ間に設けた罠の中に陥入れらてゆく面白さ(続く)

2016-02-08 01:51:04
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

(続き)ーが充分生かされてクロフツの佳作の一つであろう。」とある。 しつこいくらいのクロフツの過度の克明さに楽しみを見出しつつあった自分なので、地味で淡々とした内容なのではあるけれど、それでも他に読んだクロフツと比較し『スターベル事件』は展開が早いんだよね。

2016-02-08 01:51:15
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