大阪圭吉の短編、米国『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』2016年5月号に英訳掲載!

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3月30日、編集長のジャネット・ハッチングズ氏が関連するブログ記事をアップ

Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

米国『EQMM』が68年振りに「世界のミステリ特集号」を刊行(2016年5月号)。それに関連して現編集長のジャネット・ハッチングズ氏がブログ記事「ONE WORLD」をアップしている。大阪圭吉にも言及あり。 somethingisgoingtohappen.net/2016/03/30/one…

2016-04-01 22:57:36
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

クイーンは68年前の号で「世界の政治的な融和にはまだまだ時間が掛かりそうだが、探偵小説においては、すでに世界は一つなのだ」というようなことを書いたそうだ。その言葉と、オバマ大統領が最近アルゼンチンでのスピーチで引用したボルヘスの言葉、そして今も起こるテロなどの世相を絡めた記事。

2016-04-01 22:59:56
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

大阪圭吉については、1930年代後半には検閲により探偵小説が書けなくなってしまったこと、戦死したこと、それでも作品は忘れ去られることはなく、初の英訳「The Cold Night’s Clearing」(寒の夜晴れ)がEQMM2016年5月号に掲載されたこと、などが書かれている。

2016-04-01 23:05:02

関連Togetter

まとめ 島田荘司先生の『EQMM』プロジェクトと綾辻行人先生の英訳版『十角館の殺人』 両方とも、アメリカでミステリの評論・研究およびフランスミステリの翻訳、編集・出版活動をしている不可能犯罪物のマニア、ジョン・パグマイヤー(John Pugmire)氏が深くかかわっています。 5935 pv 25
  • 大阪圭吉の短編が米国『EQMM』に英訳掲載されたのは島田荘司先生のEQMMプロジェクトの一環。島田先生は大阪圭吉の短編では「三狂人」を推していたが、最終的には「寒の夜晴れ」が選ばれた。