日本、ドイツ、イギリスの博士論文提出の条件

主に西洋史の日本、ドイツ、イギリスの博士論文提出の条件についてのやtりとりをまとめました。
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masuda minoru @mimimasumasu

自分の分野に限ったことかもしれないけどLSEは比較的若い(40代後半くらいまで)のスタッフの充実度が高いかもしれない。もっと年を取るとオックスブリッジに移動する人も多いと思う。あとKCLとかUCLとかロンドン大学の他のカレッジの施設も上手く利用すれば有益です。

2010-03-23 01:21:27
@knagayama

なるほど RT @mimimasumasu: @knagayama 「僕は…ミック・ジャガーと同じ大学に行きたかったこと…でLSEにしました。」

2010-03-23 01:27:01
@knagayama

@mimimasumasu ふざけました。ごめんなさい。たしかに公文書館や他の倫敦大学カレッジを利用できるのは大きなメリットですね!

2010-03-23 01:28:00
ITO Toshikazu @toshiitoh

個人的には、主要学会誌に1本でも載ったら、それで研究能力は証明されたのだから、学位を与えたら良いんではないかと思うが、どうも逆の方向に行っているような。

2010-03-23 01:37:58
赤江雄一 @tricycler

@nasastar ありがとうございます。『史林』と『ヒストリア』については思い当たる節が。『歴史評論』『現代思想』についてはなるほどー、と。でも、どちらも基本的に依頼原稿なんですよね。

2010-03-23 08:19:24
赤江雄一 @tricycler

@toshiitoh はすごく重要な事実を指摘されていると思う。「欧米では大部な博士論文を学会として評価する仕組みがある」の「学会」は「学界」のことだと思うが、その仕組みの基本はピアレヴューだろうと思う。

2010-03-23 09:07:20
赤江雄一 @tricycler

イギリスでは、学外の当該分野の専門家を主査として、大学(具体的には学科)が招聘することで、博士論文をその全体として評価する仕組み。

2010-03-23 09:14:59
赤江雄一 @tricycler

日本の多くの場合、博論の部分部分については、査読雑誌掲載によってピアレヴューが効いている状態になるが、博論全体については(指導教官が主査である場合がおおいので)制度としては(ここ強調:個別には様々な努力がされているとは思う)そうしたピアレヴューが効かない。

2010-03-23 09:24:29
nasastar @nasastar

@tricycler 『歴史評論』は編集委員の企画物も多いですが、投稿論文の掲載もありますよ。

2010-03-23 09:31:00
Keiko Grace Kobori @keikogk

イギリスも大分変りつつありますね。2000年頃はそんな空気は余り感じられなかったのですが。。RT @tricycler イギリスの大学では官僚化の進行がつらい カリキュラム、期末試験問題、採点などすべてが二重三重のピアレヴューに晒される

2010-03-23 15:48:31
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

tricyclerさんとtoshiitohさんの話は自分にとって大きな気付きを与えてくれた。博論は何らかの形で学界でチェックされる必要がある、というのは本当にそう思う。

2010-03-23 15:53:07
Keiko Grace Kobori @keikogk

@knagayama でもLSEもよい所ですし、ロンドン大の他の大学も利用できるので、自分の意識さえしっかりしていれば、よい所だと思いますよ~。鶏口牛後ですから、是非充実した留学生活をなさって下さいー。

2010-03-23 18:33:48
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

@hari_nezumi ちょっとそのブログ(http://bit.ly/c5mwKr)に触発されてつぶやくと、・・・

2010-03-24 00:15:48
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

自分が今唯一出席している授業が指導教授のゼミ(Kolloquiumと呼びます)なのだけど

2010-03-24 00:17:01
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

そこではスタッフや学生、外の研究者が自分の研究について発表して議論するという場。

2010-03-24 00:17:54
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

それだけでもすでに「ワークショップ的」なのだけど、ここで一番積極的に発表するのが党の教授自身だったりする。書きかけの論文についてだったり、学会報告の予行練習だったり。

2010-03-24 00:19:19
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

すでに年もいっていて学界の権威になっているにもかかわらず、自分の研究内容をスタッフらとシェアして、場合によっては周りから教えを請う姿を見ると、こういう謙虚さは最終的に自分に返ってくるし大切だなと思う。

2010-03-24 00:22:36
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

教授が一方的に教え、それを学生がふんふんと聞くだけの授業は多いけど(少なくとも東大はまだそうじゃないかな~)、教授の姿勢次第で大学の授業内容および充実度はがらっと変えることができるなと。

2010-03-24 00:25:41
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

それを考えると、僕もはりねずみさんから学ぶことは多い気がする。

2010-03-24 00:26:36
Adam Takahashi @adamtakahashi

欧米の偉い学者は、学生に教えを請うことを全く厭わない(気がする)。@t_ohnuki 学界の権威になっているにもかかわらず、自分の研究内容をスタッフらとシェアして、場合によっては周りから教えを請う姿を見ると、こういう謙虚さは最終的に自分に返ってくるし大切だなと思う。 

2010-03-24 00:29:00
@hari_nezumi

良いですねえ。RT @t_ohnuki: すでに年もいっていて学界の権威になっているにもかかわらず、自分の研究内容をスタッフらとシェアして、場合によっては周りから教えを請う姿を見ると、こういう謙虚さは最終的に自分に返ってくるし大切だなと思う。

2010-03-24 00:32:28
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

@adamtakahashi だね!もちろん個人差はあるのだけど、学問的対象を前にしたら教授も学生も関係ない、というスタンスの人は多いと思います。

2010-03-24 00:33:21
赤江雄一 @tricycler

今日アメリカでの博士号拾得者に聞いたところ、その人の大学の場合は、審査委員会の主査は、指導教官が務め、指導教官は博論を擁護する役回り。学外の専門家が審査委員会に必ず入るかどうかは聞き忘れた。

2010-03-25 17:04:39
赤江雄一 @tricycler

なお、イギリスでも、学内から選ばれた(指導教官ではない)審査者 internal examiner は、学外の専門家の審査者 external examiner に対して擁護側の役割を期待されることがよくあるようです。

2010-03-25 17:07:30
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