驚異のビジュアル!イギリスの「スターゲイジーパイ」は美味しいのか? Google翻訳に任せっきりで作ってみた

日本では何かと有名な例のパイ、イギリスではあまり知られていない説もある
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ホワイトソースを煮込む

まずは、パイの中に入れるソースを作っていきます。

鍋にバターを弱火で溶かし、玉ねぎ、ねぎ、ベーコンを加え、弱火で柔らかくなるまで火を通します。


野菜やベーコンを炒めます。後の工程で使うので、並行して茹で卵も用意しました。

小麦粉をかき混ぜてルーを作り、1分間調理します。

しんなりしてきてから小麦粉を加える

粉末の魚介スープを水に溶かしておきます。シーフードの香りが食欲をそそります!

白ワインと魚のストックを加え、よくかき混ぜてしこりを取り除き、沸騰させてから弱火にし、ソースが濃くなるまで5〜10分間調理します。

生クリームを加えて沸騰させ、濃厚なソースになるまでかき混ぜます。

サフラン、塩、コショウを加え、パセリを入れてかき混ぜ、刻んだ固ゆで卵を入れます。

さらに少し火を通せばソースの完成。

グラタンの中身を作るのとほぼ同じ工程ですね!魚介やワインの香りがとてもおいしそう。普段ならここで成功を確信するところですが、今回はそうはいきません。

次は、いよいよ魚をあしらっていきます。

なぜか心が痛む盛り付け

ソースができたので、パイを焼く準備をします。

パイシートを使う料理は初めてなので、少し手間取りました。

深いパイ皿の縁を水で湿らせ、ペストリーストリップを縁に押し付けます。

ペストリーはパイ生地のことです。

先ほど作ったソースを少し入れて…

ししゃもを皿の縁に寝かせます。すごい見た目…!

このあたりから心がざわざわし始めます。

さらにソースを重ね

魚の頭に合わせて切れ目を入れたパイシートをかぶせます。少し、ししゃもを立たせました。

大真面目に作っているのですが、心理的には「魚さんにこんなことしちゃダメだよ…」と謎の罪悪感が。今までの常識が少しずつ覆されていくようでした。

横から見ると、躍動感たっぷり。確かに魚が星を見上げているように見える?

あとは表面に溶き卵をぬれば、焼く前の準備は完了です!

溶き卵でペストリーを磨き、ペストリーが金色でカリカリになるまで40〜45分間焼きます。

オーブンを200C/180Cファン/ガス6に予熱します。

海外と日本ではオーブンの出力が違うこともあるかもしれないので、様子を見ながら焼いたほうが良さそうですね。諸々調整の上、いざオーブンへ!

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