●「じわじわ」被ばくの発がん影響を動物実験で明らかに -モデルマウスを用いて低線量率被ばくに起因する発がんリスクを直接的に評価- qst.go.jp/information/it… pic.twitter.com/LQtiCyZf9m
2016-12-16 08:47:51【発表のポイント】
・少量ずつ長期間被ばく(低線量率被ばく)した際の発がんリスクについて、直接的な評価に初めて成功した。
・被ばくに起因するがんと自然に生じたがんを遺伝子解析で区別できる特殊なマウスを用いて被ばく後のがんの発生率を調査した。
・被ばくの総量が同じでも、時間当たりの被ばく量が少ないほど、被ばくに起因するがんのリスクは低下することがわかった。
・時間当たりの被ばく量がある程度以下になると、まったく被ばくしていない場合と同等になる。
●動物実験による低線量率放射線の影響研究 nirs.qst.go.jp/rd/ref/index.h… マウスに低線量率放射線を長期照射し、寿命短縮と、造血系および固形がんの発生を解析します(図1)。 pic.twitter.com/rAMKUy45O3
2016-12-17 18:32:40この研究によって、小児期における低線量率放射線照射による寿命短縮と、各臓器に誘発されるがんを指標とした線量率効果係数(dose-rate effectiveness factor: DREF)を求めます。
2016-12-17 18:32:57また、特に放射線による乳がんの発がんリスクが比較的高い動物モデルであるSDラット、および小児に多い脳腫瘍のモデルマウスに低線量率放射線を連続照射し、小児期と成人期の線量率効果の相違を明らかにする実験も進めています。
2016-12-17 18:33:07(放医研)「じわじわ」被ばくの発がん影響は低い-モデルマウスを用いて低線量率被ばくに起因する発がんリスクを直接的に評価- qst.go.jp/information/it… pic.twitter.com/SgRRR1SbxC
2016-12-14 13:31:14マウスの小脳は生後3週間ほどはまだ発達過程にあるわけで、その間に「短期」「長期」だなんてやっても、そもそもの条件が全く異なるんでね… qst.go.jp/information/it… pic.twitter.com/QyJy3Zxsyl
2016-12-15 12:54:10qst.go.jp/information/it… 「じわじわ被ばくの発がん影響を動物実験で明らかに」 (低線量被ばくをじわじわ被ばく…。そして4日間。もっと長期ならどうなっていくのだろうか…⁈)
2016-12-14 23:06:04放医研のプレスリリース → qst.go.jp/information/it… 読んでみたけどまあ「低線量率被ばくの場合は、発がんリスクが低下は言いすぎかな ただ低線量被曝について反原発の方たちの言うリスクは少ないということを示唆したという意味でおもしろい
2016-12-14 12:34:07この研究、低線量率と被曝時年齢の影響の区別が付いてるか?とか言うよりもむしろ、この自然発生による発癌(髄芽腫?)と放射線被曝による発癌の分け方が正しいのかどうかが大いに疑問。 qst.go.jp/information/it…
2016-12-15 00:02:47あの研究の結論に素直に飛びつく人はよほどアホなのか、それとも初めから「低線量率被曝は影響が少ない」と結論をもってすべてを眺めてるのか。真面目に批判的な目をもって読めばあの結論がおかしいのはすぐに分かるはず。
2016-12-17 03:23:44あの研究の「総線量は同じでも低線量率は高線量率より影響が少ない」と言う結論が本当かどうかは考えてみればすぐ検証できるわね。高線量率の実験を生後1日目とかの前の方じゃなく、低線量率試験の最後に相当する日(4日目の終わり?)に持って来れば良いはず。
2016-12-17 03:53:38もし影響が大きいのが高線量率のせいならその期間のいちばん最後で集中的に浴びせてもやはり最も大きな影響が出るはず。つまり遺伝子が欠損するタイプの発癌が起きるはず。果たしてそうなるか?
2016-12-17 03:55:50意地悪くみれば、あの研究デザインはその辺(生後まもなく放射線被曝したのかそれとも少し経ってたからの被曝なのかと線量率の関係)をわざわざ誤解させるように恣意的に設計してるのでは無いかとすら思える。欲しい結論が先にあって、それに結果が合うようにね。
2016-12-17 04:04:29最もきちんと線量率が効いてるのか、それとも生後何日目に被曝するのかが効いてるのかを調べようと思ったら、低線量率の4日間?のうちの最初に高線量率を浴びせる群、真ん中に浴びせる群、最終日に浴びせる群の3つを用意すれば完璧だわ。それと「低線量率」群を比較すれば何が効いてるのかが分かる。
2016-12-17 04:16:06私の予想を言わせて貰えば効くのは線量率では無く「生後何日目に被ばくしたか」だと思う。すなわち生後1日目に集中的に被曝した群への影響が最も大きくて最も小さいのが最終日に浴びた群。真ん中に浴びた群の結果は低線量率①群とほぼ同じ。被曝による発癌と自然発癌の比率は変わっても、総量はね。
2016-12-17 04:33:44そもそも低線量率①群と非被曝群は発癌の総量があまり変わらない。片方はハッキリ被曝してるのに。低線量率②群に至っては却って発癌が減ってる。そのくらいのバラつき(誤差)がある事にも注意しなければ。
2016-12-17 04:36:44@parasite2006 まあ修復機能を考えるとLNT仮説は無理がありそうですね。(もちろん放射線防護としては有用な仮説ですが)
2016-12-14 19:57:19@parasite2006 @hayano ただし、これでも1mGy/hr が『低線量』です。また、この実験系は Patched の欠損マウスでガンが発生しやすいものを使っていますが、それがどこまで人間に敷衍できるかは、ある程度、としか言いようがありません。
2016-12-14 20:45:17@parasite2006 @hayano 結局、マウスは2年ほどの寿命だから、2年でガンにならないと『閾値』があるように見えますが、ヒトは80年程度ですから、でるかもしれない、とか。そもそも発生のしやすさが種間で致命的に違うかも(ヒトの方がガン化しにくい)とか。
2016-12-14 20:47:35@parasite2006 @hayano 結局、人間への効果を評価するのであれば、人の放射線のガンへの影響となると、広島長崎の寿命調査が一番線量と期間的に大規模なので、大体の評価であれば、寿命調査で良いのだと思います。
2016-12-14 20:49:35